劇場公開日 2024年4月5日

パスト ライブス 再会のレビュー・感想・評価

全143件中、81~100件目を表示

4.0別れられた幼馴染みの再会という泣ける物語

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

予告編だけで見ると どうな映画かな どんな結末で終わるかといろんな問題が答えられる。だが その脚本の魅力や主人公の気持ちの共感は映画館で見ないと分からないと思う。
最初は女の主人公の旦那さんはきついと思う。でも 最後でも彼の気持ちが分かる 現実にはもっと複雑になるかな
映画の色調も自分好きな様子だし 子供達別れるシーンと最後別々な道へ行く その感情の変化の表しも凄くいいと思う 。
アカデミー賞がとられるかどうかは今年後半の作品から判断しなければならないと思って 楽しみにしている😀

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Rocky.

3.5ドキュメンタリータッチ?

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

ゆっくりと情景を見せながら人物描写を丁寧に描いた秀作。会話なく佇む2人の描写には他には無いノスタルジーを感じました。男性二人が良い人過ぎて落とし所が見当たらないので何も起きない起きなかったんですね。
ノラは熱し易く冷め易い自由な生き方を貫いて幸せになってください。
男達よ、くよくよせず前を向こう〜なってね?

39

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タイガー力石

3.5賞レースで話題にならなかったら…

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

自分は確実にスルーするタイプな作品。が、アカデミー賞ノミネートまでされたら一見の価値あり、と思い鑑賞したが…正直そこまで感動しなかった。純粋なラブストーリーだし道を全く踏み外さない展開に大人を感じたくらい。丁寧な描き方でしんみり響きはしたけれど…。

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peanuts

4.5

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

現在、三十代の二人の話なので、二十代の頃にはネット環境が当然あり、本来、再会することのない二人がアーダコーダする話

長年生きていれば、あの人今何している⁉の2〜3人は誰でもいるだろう

幸か不幸か、私アラフィフsの若かりし頃はフェイスブックなどなかったので、この映画の二人みたいに現状を調べるなどほぼ不可能

今でも、過去のあの人たちが、幸せに暮らしているのを願っているのはもちろんだが、しかし眼の前でわざわざその幸せを見たいとは思わないのが本音(逆も然り)

いつも思うのだが、男のほうが過去に生き、また感情より理屈を優先して行動するのは否めない(゚∀゚)カナ⁉

ま、昨日観た「インフィニティ・プール」のミア・ゴスがこの映画に登場していたら、「お前ら、ゴチャゴチャ言ってねーで、さっさと◯っちまえよ!」の一言だろう スンマセン…オワリ!

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うんこたれぞう

3.5すれ違い、実らぬ恋もあるのです

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

予告から、大人の泣けるラブストーリーを期待して、公開初日に鑑賞してきました。公開初日の夕方時点での評価は3.7となかなかの高スコア。きっと誰もが自分の恋愛経験を重ねて、共感的に鑑賞したのだと思います。

ストーリーは、韓国で暮らし、互いに好意を抱いていた12歳の少女ナヨンと同級生の少年ヘソンは、家の都合でナヨンがカナダに移住したことで離れ離れとなり、12年後にネット上で再会するものの、それぞれの夢や人生を大切にするために再び連絡を取り合うことをやめるが、さらに12年後、思いを断ち切れないヘソンはナヨンのもとを訪れ、ついに再会を果たすというもの。

人生にタラレバはないですが、それでもそんなことを考えたくなることは誰にでもあります。まして、行動を起こさなかったことで実らなかった恋なら、なおさら後悔し続けてしまうのではないでしょうか。ヘソンがナヨンを思い続けて12年、やっと所在がわかり、オンラインで楽しく会話できたのに、それぞれの夢や生活があって会いに行けず、また距離をおくことになってしまったのはなんとも切ないです。今の自分の夢や生活を優先して相手が来ることを望んでいたのでしょうか、距離に物怖じして会いに行かなかったのでしょうか、会うことで夢をめざす気持ちが揺らぐことを恐れたのでしょうか。そんな自分たちを、互いに子どもだったと振り返る言葉が印象的です。

それでも思いを断ち切れず、やっと再会する二人ですが、今度は思いをきちんとと伝えるものの、それ以上には踏み込みません。互いに、相手の中の自分の存在を確かめられたことで、区切りをつけようとしたのでしょう。それで満足したわけではないと思いますが、これ以上踏み込んではいけないと考えたのではないでしょうか。ラストで、ヘソンを見送った後のナヨンの号泣に、一気に気持ちを持っていかれ、思わずもらい泣きしてしまいました。

そんな彼女を外で出迎え、優しく抱き寄せるアーサーがメチャクチャいいです。ナヨンを愛し、信じてはいるものの、ナヨンとヘソンとの間には決して自分は入れないことを自覚し、そこに嫉妬や不安を感じ、それを感情的にならずにナヨンに伝える姿が素敵です。本作中でもっとも共感できた人物です。彼の人柄に触れたことで、ヘソンは潔く身を引くことができたし、ナヨンも踏みとどまることができたのでしょう。そういう意味では、三人とも大人だったのだと思います。長い年月をかけ、さまざまな経験をして大人になったのでしょう。人生にタラレバがないように、ムダな経験もありません。ナヨンとヘソンの恋が実ることはありませんでしたが、その経験が二人を成長させてくれたことは間違いないと思います。

主演はグレタ・リーで、外国で大きな夢をめざす野心家でありながら、ヘソンへの思いを滲ませるソヨンを好演しています。共演のユ・テオ、脇を固めるジョン・マガロらも、大人の恋を感じさせる抑制した演技が素敵です。

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おじゃる

3.024歳パートが残念

2024年4月8日
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予告編から“大人のラブストーリー”の雰囲気を感じ、楽しみにしていた。

【物語】
ソウルに暮らす12歳の小学生ノラとヘソンは互いに惹(ひ)かれ合っていたが、映画監督の父親と画家の母親がカナダ移住を決心し、ノラ一家が引っ越したことで2人は突然離れ離れになる。

12年後ノラ一家はさらにアメリカ・ニューヨークへ移住していた。ある日ノラはふとヘソンを思い出し、彼をネットで検索したところ、父親の映画作品サイトへのヘソンの投稿を発見する。 ヘソンは兵役を経験し、大学生になっていたが、ずっとノラとの再会を夢見てネット上でノラを探していたのだった。

二人はオンライン上で再会を果たし、しばらくオンライン上での会話を繰り返すが、それ以上の関係を築くことなく再び連絡は途絶えてしまう。

さらに12年が経ち、その間にノラ(グレタ・リー)は別の男と結婚していた。 ヘソン(ユ・テオ)も別の女性との恋愛を経験したが、結婚へ進めずにいた。あるときヘソンはノラが結婚したと知りながらも自分の中に消えない気持ちを整理するため、ニューヨークへ向かう。

【感想】
正直言うと、ちょっと期待ハズレ。期待が大きかっただけに。
作品は12歳、24歳、36歳と3つのパートに分かれており、12歳と36歳のパートは悪くないと思うが、24歳のパートが納得行かなかった。

初恋を24歳までずっと引きずっていたヘソンと半分忘れていたノラ。その温度差は“あるある”で、構わないのだけど、24歳で再び2人の思いが燃え上がらないと、36歳のパートが成り立たないと思う。 ところが、24歳の2人の行動が消化不良。100年前なら「ソウルとニューヨークで文通していてもお金の無い二人は会いに行けませんでした」もあるだろう。が、21世紀の話だ。12年間探し続けた愛する人の居所が分って、会いに行かないヘソン。 毎日航空券予約サイトを眺めていたというノラも仕事が忙しいとしても、強い思いがあれば2泊3日の弾丸逢瀬でも行くでしょ? それをしないのはその程度の思いだったようにしか見えない。

そう思えてしまったので、36歳のパートを観ても気持ちがイマイチ盛り上がらなかった。

ヒロイン グレタ・リーは特別美女ではないけれど、魅力は感じられた。それだけに余計惜しい気がした。

観賞後に読んだところによると、脚本・監督のセリーン・ソンは韓国生まれで、両親が芸術家で12歳のときカナダに移住、ニューヨークで劇作家になるという経歴はノラそのもの。というところからすると、この作品は自伝的作品っぽい。
であれば、なおさら24歳パートは狂おしい思いを生々しく描いて欲しかった。

韓国映画のラブストーリー作品である“ビューティー・インサイド”に痛く感動し、それに迫る作品を期待してしまったのだけど、残念ながら遠く及ばなかった。

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泣き虫オヤジ

4.0袖摺り合うも多生の”イニョン”

2024年4月7日
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鑑賞方法:映画館

韓国で生まれ育った少女テヨン(後のノラ)と少年ヘソンの、24年に渡る”イニョン”を描いた作品でした。”イニョン”とは、朝鮮語で”縁”を意味する言葉だそうで、日本語の”縁”同様、仏教概念を源泉とする同義の言葉として使われていました。他国で上映するならいざ知らず、日本語でもお馴染みの”縁”という言葉があるのに、敢えて作中の字幕では”イニョン”を使っていたのはちょっと不思議ではありました。ただ、仏教的な意味合いを離れて、余りに広義に使われる”縁”という日本語を避けることで、2人の前世からの何重にも折り重なった関係性を、翻訳上でも表現したかったのかなと解釈したところです。
ついでに言うと、英語の原題である”Past Lives”の意味は”前世”であるのに対して、邦題はそれに”再会”を付け加えており、これは現世での再会だけでなく、前世で”イニョン”があった者が現世で再会すること、そして現世で”イニョン”があった者が来世で再会することをも意味しており、こちらも中々に優れた邦題だったように思います。

小学校のクラスメイトにして、共に成績優秀なテヨンとヘソンの2人は、互いに恋心を抱いていましたが、12歳の時にテヨン一家はカナダへ移住。テヨンはノラと改名し、さらに単身アメリカへ移住、作家として活躍する。一方ヘソンは兵役を経て中国に留学するが、基本韓国に留まる。そんな2人が12年後にネット上で再会を果たし、一見恋仲になったかと思いきや、遠距離恋愛にありがちなすれ違いの末に関係は断たれる。その後程なくしてノラは同じ作家のアーサーと結ばれる。
しかしさらに12年後、36歳になった2人は、ノラの住むニューヨークで再会。夫を持つ身のノラは、ヘソンとの再会の喜びを夫に隠しもせず、夫は複雑な心境に追い込まれるというお話でした。

個人的に非常に興味深かったのは、ノラとアーサーの会話。朝鮮語が分からないアーサーが、ノラに対して「君の寝言は全て朝鮮語。自分の知らない世界があるようで怖い」と告白。そんな言葉はヘソンを交えての会食で具現化し、ノラとヘソンは朝鮮語で語り合う。勿論アーサーは置いてけぼり。カメラはノラとヘソンのみを映し、アーサーは敢えて映さないところにゾクッとさせられました。仮に自分がアーサーの立場なら、気が変になるのは確実だと思ったところでした。
結局ノラはアーサーの元に留まり、ヘソンは帰国の途に就きますが、両者の”イニョン”は来世にも引き継がれるのは確実と思わされて物語は終了しました。いや~、アーサー可哀想😿

最後に本作と直接関係のない話題を一つ。私の妻は外国人なので、母国語と日本語を話せますが、ノラと違って寝言は多言語。きっと見ている夢のシチュエーションによって、日本語だったり母国語だったりを使い分けているようです。ノラの寝言に関しては、韓国で生まれ12歳でカナダに渡り、現在はアメリカに在住する本作の監督であるセリーヌ・ソンの体験を物語化しているのではと推測します。ノラにしてもセリーヌ・ソン監督にしても、在カナダ及び在米24年、我が妻も日本に来て24年なので、ちょうど同じ期間母国語と異なる言語を話す外国で暮らしている訳ですが、寝言に関しては人それぞれなんだなと、変なところに関心した作品でした。

そんな訳で、アーサーに深く同情するとともに、移住した人の寝言の話題を提供してくれた本作の評価は、★4とします。

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鶏

4.0大人による大人のための映画

2024年4月7日
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初恋の相手と24年振りに再会、しかも女性の方は幸せな結婚をしている・・
単純なドラマを想像してしまう人間には、ここで何かが起こり・・と、安い脚本を描いてしまうのだが、この作品は
本当に丁寧に2人の24年間という時の流れと心情をほぼ表情だけでみせる。
何も起こらないゆえの切なさ・・
主演女優のグレタ・リー。アップのシーンが多いのだが
近年こんなにアップに耐え得る女優がいただろうか・・

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ノベコ

4.5これぞ本当の大人の恋愛

2024年4月7日
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泣ける

幸せ

韓国と米国の合作ですが、やっぱり米国の映画の方が近いかと。というか、監督も韓国からカナダへの移民なのですね。監督の実体験が混ざってるのかも知れません。

12歳、24歳、36歳と、それぞれの年齢の恋愛もそうですが、目標を聞かれたり、過去を振り返ったり、なかなか切ない部分もあります。

特に人と人のやり取りは、セリフ以上のものが感じられて切なかった。
あんなに簡単に「好き」と言えたり、手を繋げる年齢も懐かしいですね。24年振りにあって「ハグ」されて戸惑うとか、なかなか良いです。

「縁」のあるふたり、くっついて欲しいような、欲しくないような。

ラストシーンも良かった。

「大人」にはとても良いストーリーだと思います。
ただ、ニューヨークへの憧れが強いというか、「The」ニューヨークの景色が気ななります。ニューヨーク好きにはたまらないですかね。

まったく同じストーリーで日本人版ができるでしょうか?見てみたいですね。

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だるまん

4.5さっちゃん

2024年4月7日
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とんでもない殺人映画じゃ無いか!
初恋の忘れられないあの切ない思いを静かに殺し、大人として成仏させあの思いを海に沈める話だ。
おじさんもおばさんも殺されたんじゃ無い?
これで死んで無かったら嘘だ。

皆んな不倫とか浮気とかした事有る?
俺は無いよ、清廉潔白ですよ、だってパートナー居ないもん。
でもね、心引きずり引き出されグッサリ刺されましたよ。
俺に現在パートナー居たらもう劇場後に死にたくなるんだろうな。

今日もアホみたいなTシャツに一人で劇場向かった俺だけど、今も忘れられないあの子や、寝る前に思い出す初恋の娘だって居ますよ。
うわー。会いたいなーー。

俺みたいな人生モテた事も無いダメ男なんかに好きって言ってくれたあの娘、今頃子供も居て幸せな人生歩んでるんだろうな。

ただ会いたいな。
あの子もこの映画見てたら狂い死にするかもね。

あの頃みたいに門限には返すよ。
ただただステキで、凶悪な映画見たんだ。ってキミに話して笑い合いたいよ。

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永田製麺

5.0大人の映画

2024年4月7日
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泣ける

悲しい

幸せ

心に染みました。
最後はあれで良かった。
息が止まりそうな瞬間。
韓国、ニューヨークの景色が良かった。
映像が魅力的で、良い時間が過ごせた気がします。
上質な大人の映画。

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toko

5.0わぁーお、ワァーオ、わぁーオ!

2024年4月7日
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最後の彼女の涙に尽きる。全てを物語っている。
気丈に振る舞っていた彼女が最後に泣き虫に戻る。だけどそれを見守る役割は旦那さんに変わっている。それが彼女の出した答えである。良質なストーリーを堪能させていただきました。オープニングの仕掛けも良かったー

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shige12

5.0恋するって不思議

2024年4月7日
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恋するって不思議。何年も会ってないし、今後も会うこともないであろう人を何年も思ってたりする。縁とか過去生とか不思議な力が働いているのかもしれない。
恋やパートナーは人生の全てではないけれど、自分にとって人生を豊かにしてくれるとても大切なもの。

映像と音楽がオシャレではまった。絵作りのセンスが洗練されててずっと見ていられる。脚本も心の柔らかいところをギュッと握られるような繊細さがある。

セリーヌ・ソン監督の美的センスにすごく共鳴するところがあって、今後もチェックしたい作家になった。

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CR7

4.0今年一番泣いた

2024年4月7日
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ずるいよね、こういう切ない設定。
カナダへの移住は両親の意思決定で、歴史に飲み込まれたとかではなく、奇跡みたいなこともない。どこにでも起こっていそうな、悪く言うと捻りのない展開。ただ、今でないとこういう流れにはならない。
2人が別れた2000年前後は父親の机にワープロがあったように、インターネットが今ほど普及する前だった。その12年後はSkypeができるようになっている。最初に別れた時に「LINEするからねー」みたいになっているとこうはならず、こういう過渡期でないと、このストーリーは生まれない。
学校で成績1位2位を争っていた2人。特に女の子の方は自分の意思で移住したわけではないがカナダ→NYで作家として成功することを夢見ている。結婚相手はNY出身の同業者。彼の方は一般的な韓国人男性と同様に兵役へ行き、中国に語学留学するものの普通のサラリーマンになっている。12年後のネットでの再会後やり取りを止めた後も、2人とも割と早く次の展開があったりして。しかし12年前に画面越しに喋ったとは言え実際に会うのは12歳の時から24年ぶり。
それに直面した時のアメリカ人の夫の心境も複雑で、相手は自分の母国語を普通に喋るが自分は相手の母国語が全くわからない。妻の寝言は韓国語にも関わらず。これって国際結婚あるあるでは?知らんけど。
バーのシーンがクライマックスで、また夫のアーサーの複雑な表情がアップになるのも良い。この3人の誰もがサイコじゃなくて良かった。
主演よりヘソン役の俳優がすごく良かった。また人の良さそうなジョン・マガロのキャスティングも絶妙。
エキストラの赤いカチューシャのおばさんが2度出てきた⁈

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ミーノ

4.5切ねぇ〜

2024年4月7日
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2024年劇場鑑賞80本目。
お互い恋心を持っていたが遠く離れ離れになった幼馴染同士が12年後男の執念でライブチャットができるまでになったが、好きになりすぎて自分の夢がおろそかになるのを怖がった女性に一回ライブチャットをやめようと提案され、そのまた12年後・・・という話。

多分こういうパターンで恋がつぶれていく二人は現実でよくありそうで、今泉力哉監督の作品でありそうだな、と思って観ていました。まぁ韓国語がわからないもう一人の登場人物の横でずっと韓国語で話しているシーンはその人の気持ちを考えるとやりきれませんでしたし、最後のシーンでもあんなことされたら傷つくだろうなぁと思って切なかったです。女の方は知らん。男二人がかわいそうな話でした。

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ガゾーサ

3.0旦那のアーサーがイイ奴すぎるだろうという感想しか浮かばなかったな。...

2024年4月7日
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旦那のアーサーがイイ奴すぎるだろうという感想しか浮かばなかったな。
ちょっと期待外れでした。

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teraox

5.0今週のおすすめ枠。会話は少ないがぜひぜひ。

2024年4月7日
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今年134本目(合計1,226本目/今月(2024年4月度)8本目)。
(前の作品 「リトル・エッラ」→この作品「パスト ライブス 再会」→次の作品「人生って、素晴らしい Viva La Vida」)

 こちらの作品は、アメリカ・韓国の合作という特殊な映画の成り立ちです。
よって、アメリカや韓国映画にありがちな展開にならず、アメリカを舞台に韓国人男性と女性との出会いを、年も利用した「ずらし描写」も入れることで会話少な目(ただし、情報量はたっぷりあり、混乱させることはない)で読み取るという、人によって理解も感想もかなり変わってくるかな、といったところです。

どうしても合作という性質上、アメリカにも韓国にもどちらにも文化依存するような内容を入れづらかったと思われる点から、展開がどうしても一つか二つかに読めてしまう(韓国文化、アメリカ文化がどうこうといた話はほぼ出ない)点はどうしても言えます。

 ただ、会話少な目のそんな中でも、20年近くたっても成り立つ愛はあるのか?また過去のことは?といったことに主軸テーマを置いた映画なので、この点については描写が丁寧です。会話が少ないのは、「それぞれで考えてね」という趣旨にしたかったのだろうと思います。

 上記の事情があるのでやや見方が複雑になるのですが(あまり話してくれないなど)、ただそうであっても、また舞台が日本でもアメリカでも、あるいは、登場人物が日本人であろうとアメリカ人であろうと、「時を超えて人を好きになること」に力点が当たっていることは明らかですので、ここでの解釈割れは起きないかな、と思います。

 会話が少なく、行間を読む知識(テクニック)も必要になりますが、観た後の充実度はとても高いという映画です。まよったら「6回みたら1回ご招待」系でも推せます。

 採点については、以下の点が気になったものの、おそらく説明があるほうが良いかなといったところです。こちらで書いておきます。

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 (減点0.2/アメリカのパソコンを使うときに、別に紙にハングルの母音子音を書きだすシーン)

 「舞台」はアメリカなので、アメリカのパソコンが使われていますが、当然その場合、通常の入力は英数字入力だけです。しかしWindows11ほか一般的なOSは、他言語対応としてキーボードで他言語もタイプできるような設定もあります(オンラインで、スカイプ等で韓国語やスペイン語、中国語などを学習する場合、その設定が求められる場合もあります)。

 ただ、その設定をやっても使用しているキーボードに、ハングルの母音子音が浮かび上がるようになるわけではないので(高性能なUSBキーボードだと可能なのかな…)、「どの位置を押せばどの母音子音が出るか」を暗記しなければならず、そのために書き出しているシーンがありますが、あれはこのことをです。
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yukispica

3.0女性らしい目線で描いたさりげなさ

2024年4月7日
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幸せ

寝られる

『Past Lives』韓国では『運命』という意味とのことで展開される物語。いつも一緒だった幼な馴染の男の子と女の子、親とともにNYに渡った女と韓国に留まりドメスティックに生きる男。心に残像感を残しながら(特に男)も女はアメリカ人男性と結婚しそれぞれの時間が過ぎていく。12年後24歳、Webを通しての再会はやっとの交錯もすれ違う、そしてまた12年後36歳、NYリアルの再会は・・・。アカデミー賞作品賞・脚本賞ノミネートの女性らしい目線で描いたさりげなさ

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masayoshi/uchida

4.5すれ違い、めぐり逢い。人生、そんなもの

2024年4月6日
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泣ける

悲しい

萌える

冒頭のシーンは諧謔に満ちている。
バーカウンター並んで向かう三人の男女。
一人の男性と女性はアジア系、
もう一人の男性はアングロサクソン風。

傍目からは、観光で訪れたアジア人夫婦と
ガイドの白人男性か、それとも・・・・、と
口さがない。

実は自分も似たような体験が。
部下だった女性が国際結婚をしてスペインに移住、
久々に帰国するので呑まないかとの誘い。

酒の席で彼女と自分は日本語、
彼女と夫はスペイン語、
彼女の夫と自分とは片言の英語での会話。

三角形のやり取りが続くなか、
彼女がトイレに立った時の間がなんともぎこちない。

自分と彼女に恋愛感情が無かったことは
幸いだったが・・・・。

幼馴染の男女が、少女がカナダに移住することで離れ離れになる。
往時十二歳の二人は、互いに淡い恋心を抱いていた。

それから十二年後、
たまたま『ノラ(グレタ・リー)』が『ヘソン(ユ・テオ)』の名前をネットで検索したことから、
不思議な縁が二人を再び結び付け、折にふれSkypeで会話をするように。

とは言え、彼女はニューヨーク、彼はソウルの時差十三時間、
一万キロ以上離れた遠距離。次第に心の隙間が広がり交流は途絶え。

更に十二年後、『ノラ』は既に現地で白人男性と結婚をしており、
それでも『ヘソン』は彼女に会うためニューヨークへ向かう。

物語りは三つの時点で語られ、その間に何があったのかは
ほとんど触れられない。
逆にそのことが見る側の想像をたくましくさせる。

今でも『ヘソン』は彼女のことが好きなのは明白。
一方の『ノラ』の態度からは彼への未練は微塵も感じられないようにも見える。

なまじ自分が男であるだけに
切ない想いの『ヘソン』についつい強く感情移入。

もっとも『ノラ』の夫も、彼なりの不安を持つ。
彼女の変心の可能性を日頃の言動から気にせずにはいられない。

韓国語での「イニョン(因縁)」や「輪廻転生」について幾たびも語られる。
前世や前々世に於いて、二人は何らかのカタチで関わって来たとの。

が、夫婦であったかもしれない可能性にはついぞふれられることはない。

三様の思惑が絡み、
幾つもの可能性を孕みながら、先の読めぬストーリーは静かに進む。

そして二人がUberを待つシーンで万感の想いが溢れ出す。
2分と区切られているのに永劫に近く感じる秀逸な場面。

劇中で挿入された〔エターナル・サンシャイン(2004年)〕とも繋がり昇華。
先の映画は失恋の痛手を癒すため、それに係わる記憶を消す手術を受けるSF映画だが、
本作では互いの思慕は忘れられることはない。

ちょっとしたボタンの掛け違いが望まぬ結果に繋がる悲愴。

時を経てから取り返そうとしても
時間は巻き戻ることはない。

過去の悲しい想いを持ちながの人生はあまりに辛いのか
それとも抱え込みながたおやかに生きるのか。

ココロの芯まで揺さぶられる{恋愛映画}の佳作。

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ジュン一

3.0映画の中の時間は早く進むが映画館の中の時間はゆっくり進む

2024年4月6日
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1組の男女の3つの時代の姿が描かれます。
(小学生時代、20代前半、30代半ば 特段何も起きずに淡々と話が進みます)
映画の中の時間は早く進みますが、映画館のなかの時間はゆっくり進みました。
(まあ、主観的なものです。)

アカデミー賞(作品賞)にノミネートされて評価が高いのですが理由は何なんでしょうか?
よくわかりませんでした。
前世とか輪廻転生とか東洋的な趣が西欧の方にウケたんでしょうかね・・・

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お抹茶