劇場公開日 2024年4月5日

パスト ライブス 再会のレビュー・感想・評価

全203件中、161~180件目を表示

5.0「A24いい」

2024年4月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

今年48本目。

映画の歴史の中で最も凄い制作会社だと思っているのでA24いい。
間をたっぷり取る、その間で見つめ合う、2人の感情が深い所で結び合っているのを感じる場面。
自分の人生で思い出す人はいると思います。

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ヨッシー

4.5ビォアサンセット

2024年4月6日
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鑑賞方法:映画館

会話を楽しむ映画なのかな。ビォアサンセットを彷彿とさせる縁で結ばれた、結ばれたけれども今回は、一緒にならなかった二人の物語。縁があっても結婚することがなかった二人。またどこかで出会うかもしれない縁で結ばれている。東洋的な考えなのかもしれないですがとても、共感できました。縁。

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おきん

4.5人生の片隅に置いておきたい秀作

2024年4月6日
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ちはや

4.0クールな女、未練の男のイニョンの物語

2024年4月6日
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誰にもあるような過去の恋、そして再会。よくあるこのストーリーが魅力的に仕上がるのは逆説的だけどジョン・マガロの佇まいに依る所が大きい気がする。あんな美しい語学を学ぶ動機は聞いたことなかった。

2人とも今の自分が嫌いなわけじゃなくて、でも過去の自分達は愛おしい。過去の自分と今の自分が繋がってる感覚はどこか不思議で、それでいて心地いい。一種の非日常。曖昧なままの関係は尾を引いてしまいがちだけど、グレタ・リーは毅然としてて振る舞いがクール。ヘソンの潤む瞳とは少し対照的で、そこが凄くよくて、そして。

ラストシーンは音楽もよくて、たまらなかったな。

監督の実体験を投影しているのかなと思った。女性視点の昔の恋と今。これが男性目線だと違う物語になるかもしれない。アジア的な前世、縁の感覚は馴染み深くて、少し身近でシンパシーを感じてしまう素敵な映画だった。

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ターコイズ

3.5再開

2024年4月6日
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12年後にネットで見つけ、さらに12年後に会いに行く。

結婚してたけど、会えた。ご主人も優しく受け入れてくれた。

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完

4.0好きです、この映画。

2024年4月6日
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泣ける

悲しい

良い意味で抑揚のないストーリーのため、アカデミー賞作品賞受賞とまでは
いかないタイプの映画だと思いますが、私にとってはすごく好きな映画です。

8000層の人縁の中でのめぐり逢い。
どんな形で出会うのか別れるのかは都度違う。

来世で・・・。

死ぬ間際に思うならまだしも、
人生前半の30代男女がそれを望みながら現世を生き続けるのはつらい。

でも、成就しなかったからこその美しい記憶が、死ぬまでの50年を
輝かせてくれるのだと思います。

主役の二人はとびぬけて秀でているわけではないけれど、
どこにでもある人生を演じる上でとても現実的でラフな演技、すごく
よかったです。

普通の会社に普通の仕事、普通の給料、しかも一人っ子の長男。
条件先行の韓国社会での生きづらさをヘソンが体現してくれました。

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モリコ

3.5思わず涙が込み上げましたが、しかし?

2024年4月6日
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琥珀糖

4.5もしも

2024年4月6日
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50本目。
誰もがやった事あると思うんだよな。
昔の彼女、好きだった人の検索。
映画みたいにいく人って、稀だとは思うけど、もしそうなったとして、結局作品同様。
分かってはいるんだよと。
でも、この年になって、まだこんな気持ちになるんだなと、ちょっと嬉しかったりもする。

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ひで

3.0理解ある夫くんによって成り立つメロドラマ

2024年4月6日
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ニコ

3.5忘れられない恋

2024年4月6日
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泣ける

幼なじみのナヨンとヘソン。24年振りの再会は美しくも切ない大人のラブストーリーでした。二人の相手への様々な想いがスクリーンを通してまっすぐに伝わって来て、共感する思いで胸いっぱいになります。
そしてイニョン。人と人との縁は不思議な物。大切にしなければいけませんね。もしも…、あの時…、人生は選択の連続ですものね。
もう一人、ナヨンの夫アーサーの気持ちも又切ない。三人三様、それぞれの想いが巧みに表現されていました。
ナヨンのグレタ・リー、ヘソンのユ・テオ共に素晴らしかったです。
ニューヨークの街並みが哀愁漂よう映像で彩られ、これがまた切ない。でも美しかったです。

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たつのこ

3.0わかるけど・・・

2024年4月6日
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寝られる

ソウルに住む12歳の少女ノラと少年ヘソンは、互いに好き同士だったが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまった。12年後、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいた2人は、オンラインで再会を果たしたが再び音信不通となってしまった。そしてまた12年後、36歳の時にはノラはアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れ、2人はやっとめぐり合った。さてどうなる、という話。

うーん、わからないこともないけど、特に刺さるものも無かった。
クラスで1番と2番というほど頭の良かった2人たんだけど、移住して行ったノラはそれなりに成長してたように思ったが、韓国に残ったヘソンは子供のまま歳だけ取ったように感じた。
ノラの夫に向けて話したヘソン役のユ・テオの英語は下手くそすぎた。韓国語かと思ったほど酷かった。

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りあの

3.0欧米では、「縁」とか「前世」とかいった考え方が新鮮だったのだろうか?

2024年4月5日
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ある程度の歳を重ねてくると、「あの時、もし、あの人と別れていなかったら、今の自分はどうなっていただろう」と夢想するようなことは、少なからずあるだろう。
今でも好意を抱いている初恋の相手と、同窓会か何かで、何十年かぶりに再会することもあるかもしれない。
その点、この映画が描いているのは、誰もが体験し得るような普遍的なシチュエーションであると言えるのだが、逆に、それ以上でも、それ以下でもないのは物足りない。
2人が独身だったり、結婚していても夫婦関係が冷え切っていたなら、再会によって、新たな恋が生まれたのかもしれないが、この映画のように、夫婦仲が円満で、しかも結婚相手が「良い人」であるのなら、例え、初恋の人と相思相愛だったとしても、「ご縁がなかった」と、その気持ちに折り合いをつけるしかないだろう。
だから、この映画の結末は、当然と言えは当然すぎて、「こんな当たり前のことを描くのに、何を勿体ぶっているのか?」とも思ってしまう。
それよりも、自分の妻が、初恋の人と、自分の理解できない言葉で話し込んでいるのを隣で聞いている夫のことが、何だか妙に気の毒に思えてしまった。
男女の「縁」とか「前世」での関係とかといった東洋的な思想が、欧米の人々には新鮮だったのかもしれないが、残念ながら、自分には、心に響いてくるものが何も感じられなかった。

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tomato

3.5タイトルの意味に気付いてたら見てなかったかも…

2024年4月5日
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だいず

4.0それぞれの人生

2024年4月5日
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幼友達のヘソンとナヨン。子供の頃にナヨンの移住で離れ離れになり時を得てNYで再会する。

雨の日、夕日、NYの街並み、とにかく映像が美しくて写真集あったら欲しいくらい。観ているとその場の匂いまでしてきそうな…音楽も良かった。

お喋りが止まらない時も黙って歩いている時も、見つめ合ってる時も、奥深くで繋がっているような、どうにもならない2人の感情が溢れているようでした。

置いてけぼりの旦那さんはあからさま過ぎましたが笑
少し頼りないキャラというか…でもすべてを受け入れる感じ。

静かで、切ない2人の物語が沁みます。
大好きな『マディソン郡の橋』を久しぶりに観たくなりました。

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Yum

4.5時間を重ねていくからこそ見えてくる関係性が、暖かくも痛切な一作

2024年4月5日
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セリーヌ・ソン監督は本作が劇場公開長編作品の初監督作品であるにもかかわらず、いきなりアカデミー賞作品賞をはじめとした主要部門のノミネートを獲得するという快挙を達成しました。

時間軸をジャンプしつつ男女の関係性を描くという作劇自体はそれほど珍しいものではないし、登場人物も故郷ソウルからニューヨークに移住したノラ(グレタ・リー)とソウルに残ってノラを想い続けるヘソン(ユ・テオ)、彼らの再会を見守るアーサー(ジョン・マガロ)というほぼ3人のみという簡潔さ。彼らの姿をやや引いた視点でとらえ、このような関係に収れんするまでになにがあったのか、期待を高める導入部は非常に魅力的です。

どちらかというと抑制的な演技、演出に終始しているため、ドラマチックな大恋愛ドラマを期待すると少し意外な展開かもしれませんが、ある程度年齢を重ねた男女が、過去の自分と現在背負っているものを見つめつつ対話を重ねていく、という成熟した物語への期待には確実に応えてくれる作品です。

なんとなく(現世では)再会以上の関係に発展しそうにないことを自覚しているノラとヘソンなのに、もしかして二人には”縁(イニョン)”があるんじゃないか、そうであれば自分は身を引こう…、というアーサーのちょっと寂し気な佇まいがなんとも言えない味わいがあります。

『ファースト・カウ』(2020)でもそうだったけど、ジョン・マガロは物静かで、達観しているというよりも何かをあきらめたかのような人物を生き生きと(って表現はちょっとおかしいけど)演じることに長けていることが改めてよく分かります。一方ヘソンは、全編通じて過去を振り切って、未来志向で生きる人としてふるまっていた…だけに、彼女が結末に見せる表情には意外性がありました。その前後にヘソンに対して語りかけた言葉は前向きだけど痛切でもあり、その後の彼女の表情と相まって忘れがたい印象を残します。

ソン監督の絵作りは、ソウルやニューヨークの、何気ない街角から素晴らしい構図を切り出すという点で、それこそ前述の『ファースト・カウ』の監督である、ケリー・ライカートの映像を連想させます。ソン監督とライカート監督のつながりを示すような解説とか読んだことないんだけど、ジョン・マガロつながりもあるし、絶対何かの縁(まさにイニョン)があると思うんだけどなぁ…。

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yui

4.0イニョン

2024年4月5日
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水面に映ったNYの街並みは、もしもあの時…の淡い期待に似ている
ナヨンはなるべくノラでいようとした
ヘソンはずっと揺れ動く水面を見ていた

ストーリーはベタだけど映像が美しく映画館で見てよかった

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m m

4.5大人の恋愛「についての」映画

2024年4月5日
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24年にわたる恋愛を淡く切なく描き切った大人の恋愛映画。恋愛映画っていうか、「恋愛についての」映画かも。なんか「恋愛」そのものでもない気がするんだよね、だって二人はほぼ会ってないんだから…
韓国に残った彼が持つトラディショナルな恋愛・結婚観と、カナダ→アメリカに移民した彼女の現代的な恋愛観の比較も良かった。
しかし白眉はラストのシークエンス。表面上はなんでもない会話の、立ち位置やちょっとした仕草、視線の動きが素晴らしいし、動いていっての(たしか)ワンカットでのラストの演出と演技が最高だった…
ああじゃないラストの可能性もあったと思うけど、そのどちらをも含んで、リアルな傑作なんだと思う。
アカデミー作品賞候補も納得。

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ぱんちょ

5.0袖振り合うも多少の縁

Mさん
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M

4.5クールでかつ美しい。今、観るべきラブストーリーの筆頭です。

2024年4月5日
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さすがA24。脚本、演出、総指揮のセリーヌ・ソンという素晴らしい才能を発掘した。ちょっとソフィア・コッポラを思わせるナイーブな作風。
ナヨンとヘソンは12歳の時に離れ離れになり、12年後には一旦連絡を取り合うようになるがニューヨークとソウルでそれぞれ暮らしているため恋愛関係までには至らなかった。更に12年後、ニューヨークで二人は再会することになる。この12年ごとという時系列と、繰り返されるイニョンという概念から、よくある因果応報というか「生まれ変わったら一緒になりましょう」のような話かと思っていたが、これは変化球でした。
ナヨン=ノラもヘソンもそしてノラの夫アーサー(ジョン・マガロ。「ファーストカウ」に続き繊細な素晴らしい演技です)も不可知論的に運命に左右されることがイニョンだとは思っていない。人生には選択を迫られる岐路が時としてあるものの、その時々の自分の判断や行動もイニョンであってそして不可逆的に昔に戻ることはできない。たとえノラのニューヨークでの成功がささやかなものであり、ヘソンは韓国で平凡でかつストレスフルな会社員生活を続けるのだとしても。
その諦観、でもそれぞれの人生をそのまま生きていくことの決意、希望をこのラブストーリーはクールに映し出し、だから美しい。
カメラワークが素晴らしい作品です。ブルックリン側のブリッジパークで撮影されたシーン群も美しいけど、特に最後のシーン、ヘソンと別れたノラがゆっくり歩きアーサーに迎えられアパートの階段を二人で登っていく、そしてドアが閉まるところまでをワンカットで捉えているところ。余韻というのはこういうことなのだなと感じました。

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あんちゃん

3.0あるのかもしれないけど。

2024年4月5日
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私的にはない。(笑)

なんかね、全然ぴんとこなかった。多分ヒロインが好みじゃなかったせいかも?共感できないの。淡々としてて。
泣けない恋愛ものってはじめてかも。

予告編観てて不倫かな?と思ってたけどそれもない。

選べたはずなのに選べなかった。二人は距離を越えられなかった。一度でも会ったならまだわかる。男性だけが引きずっててなんだかな。
ニノと波留ちゃんのもピンとこなかったけど。

私の大好きなイルマーレ。キアヌの方は号泣したけど、韓国のはほぼ泣けなかった。
そういうことなんだと思う。

切り取り方。

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femme fatal