劇場公開日 2023年4月7日

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「荒唐無稽な話の中に」世界の終わりから redirさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0荒唐無稽な話の中に

2023年5月31日
iPhoneアプリから投稿

リアルをみる。感じざるを得ない。
こんなふうにファンタジー風にしてしまわざるを得ない人、作風なのかなとも思う。(監督のことは名前と評判くらいしか知らない)
この作品、ストーリーはぶっちゃけどうでもいいと思う。
実際には大なり小なりこの世界はこのようになっていて、日々そのために命を削り落とし神経をすり減らし、カツカツでやってくしかない人らがたくさんいて、多くの勘違いした傍観者や同調野郎がいて、本当のことを見よう知ろう変えようとと思う人はとても少なくて、バカにされるか絶望する。世界の終わりまで行けたらいいのにね、とか思ったり。そこまで行き希望が見えたらよい。そこまで行かなくても希望が見えたらなお良い。
なんで私?!と戸惑いながらときにへたれな、ときに力強い選択肢をして前に進む(進まされる)主人公がよい。
女子どもだからバカにされる世の中。
今の終わってる世界を下世話に象徴する官房長官。
全てのパーツがほんとのことよね、て思うから、ファンタジー必要。

redir