「お友達になりたいデース!」ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY Geso_de_Nyoroさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0お友達になりたいデース!

2023年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

萌える

具体的には言えませんが、ラブライブ!シリーズはチョッとした特別な縁(?)のある作品で、無印から全作全て鑑賞しています。ただし本作ニジガクだけは少々扱いが異なるので、ファンには申し訳ないけど個人的にシリーズ中では末席に配する作品です。
無印・サンシャイン!! ・スーパースター!! の3作品と本作の違いは今更なので細かい話は割愛しますが、上記理由があるとは言えシリーズはシッカリ抑えておく目的で、今回もワザワザ隣県まで出張って参りました。

本作はOVA。30分で1,500円也。そして楽曲を映画館の音響で聞けることと、来場者特典がもらえることを加味して、必ず4回観なければならない義務感を持つ方はガチライバー認定でしょう。ですが自分はそのレベルには遠く及びません。それに本作の楽曲は、率直でスマートな印象の Aqours や Liella!(いずれもアニメ外のアーティスト楽曲を除く)よりギミック性が高いため、好みが分かれそうな気もします。

内容の方は、たった2週間という短期留学と言うより1人修学旅行ってのも結構引っかかりましたが、ゲストキャラとシオ子とで軸線ウエイトを分けたストーリーは何だかバラけた印象。そもそも30分尺では掘り下がるわけもなく、ソレでなくても総勢13人+1人の大所帯。ライバー各位は “推しの娘” が目立つことを期待してたかもですがシオ子以外は広く浅くでした。

ストーリーもシオ子が真剣に悩んでると言うよりチョッとした物思いがアイラと重なり、それが希望や挑戦といったポジティブな原動力となる鉄板のお話。時間をかけてキャラを満遍なく絡ませればそれなりのボリュームにはなったでしょうが、30分ではサスガにつむじ風程度のまとまり感でした。
とは言え今更13人を1人ずつ扱う事は野暮ですので、ゲストキャラに集中しても良かった気がします。ペネロペなんてお触り程度でしたし‥‥
また、アイラがステレオまんまの英国人設定、中の人が同じなので “九条カレン” 状態。その中の人 “高坂雪穂” に次いで2人目の出演です。

他には、ナゼかシリーズ3作品に気を使うシーンがあって、ファンサービスのサプライズがありました。サスガに沼津遠征はありませんが‥‥
そしてニジガクも正式な劇場版三部作が来年公開されるとのこと。サンライズはじめ関係各所かなり忙し過ぎではないかと心配になります。そのせいではないでしょうが、パンフレットにワリとヤバい誤字が‥‥w

Geso_de_Nyoro