「ケビン・ベーコン最高」マーベル・スタジオ　スペシャル・プレゼンテーション　ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー　ホリデー・スペシャル　杉本穂高さんの映画レビュー（感想・評価）

ケビン・ベーコンが楽しそうで何より。僕はケビン・ベーコンのTikTokアカウントで彼の日常を見るのが好きなのだが、まるでTikTokの彼が、そのままガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々とにぎやかにやっているような感じがした。そんな風に、虚構と現実が面白おかしく入れ乱れていて面白かった。しかも、ケビン・ベーコンが一曲歌ってくれる。日本で彼のバンドマンとしての側面を見られる機会は少ないので、これは大変貴重な映像である。
物語としては、マンティスとドラックスが地球にやってきてケビン・ベーコンをピーターへのクリスマスプレゼントにするために誘拐するというもの。ハリウッドで観光客と記念撮影している二人が可愛い。他愛もない話なのだけど、けっこうホッコリさせてくれる、ナイスな中編で、こういうノリの作品もたまにはいいなと思った。