クリード 過去の逆襲のレビュー・感想・評価
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熱いファイトを大迫力で
クリードの死守と打破の狭間で揺れ動く葛藤に固唾を呑んで。IMAXで浴びる激闘の臨場感、肉体美も凄まじく。そのフュージョンに神経の髄まで。垣間見える家族愛に心温まり。心震えるサウンドまで。とにかく最高でした!
痛いっ! 重量感みなぎるパンチ炸裂に、鍛え抜かれたカラダが軋む!!
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への「参加」によって近年、世界的に知名度を上げてきた3人、、、マイケル・B・ジョーダン、ジョナサン・メジャース、テッサ・トンプソンが顔を揃えた本作。スポーツ映画史上初といわれるIMAXカメラで撮られた彼らの面構え、あるいはその肌理の美しさに、なによりまず惚れ惚れした。
そして最大の見どころは、言うまでもなく、二度三度と繰り返されるファイト・シーンだ。想像を超える凄まじいパンチの応酬が、画面いっぱいに“重量感”をみなぎらせる。と同時に、鍛え抜かれた肉体が震える一瞬を捉えた美しさもハンパなく、目が離せない。
ラストの頂上決戦で主人公クリードがボディブローを食らうシーンなど、脇腹から脊椎にかけて突き抜ける「痛み感」といったら! さながら『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』終盤におけるキャップVSアイアンマンのガチンコバトルみたいだ!!
そんな激しいシーンとは対照的に、映画前半で点描されるクリードのセレブな暮らしぶりは、もう一つの密かな見どころだ。長らく引きずってきた「辛い過去」だけでなく、現役引退をきっかけに元来の「闘争心」「本分」までも無意識に封印してしまった元チャンプの、声にならない「もがき」が滲み出ており、ナルホドと思った。自ずと守りに入った彼のスタンスが中盤以降、伏線としてじわじわ効いてくることになる。
もちろん、本作で監督デビューを飾ったマイケル・B・ジョーダンの演出にはまだまだと感じられた点も多い。たとえば、普段の会話シーンを切り返しショットによって過度に細かく刻んだり、クローズアップされた役者の顔に頼り過ぎていることなどが挙げられる。12ラウンドの試合時間経過を表すシーンでCG感が出過ぎているところもやや興ざめした。また、主人公を取り巻く人々の描き方も類型的だ。彼らは、ストーリーの展開上、“主人公の背中を押すひとこと”を発するためだけに存在するようにも見える。
それでも、この「監督デビュー戦」は、実に気合のこもった「肉体」とそれに見合う「見せ場」をがっつり用意してくれた。結果は判定勝ち。まずは手堅く1勝をあげ、将来へ向けて確実に期待を繋いだ。
※グランドシネマサンシャイン池袋でのIMAX試写会にて鑑賞。当日はマイケル・B・ジョーダンの舞台挨拶あり。ルックス&喋りの全てが、バチバチイケイケお兄ちゃん、だった! そこには紛れもなく生(ナマ)キルモンガーくんが居た!! ちなみに舞台袖で彼を見守っていた「お付きの人々」はストレイト・アウタ・コンプトンみたいだった。。。
マイケルBジョーダンさん登壇のプレミア試写会で鑑賞。
今回も熱い熱い闘いでした!ロッキーの頃から心に響く人間ドラマが好きなんですよね。アドニスが施設にいた様子はクリード1の冒頭シーンで少し映りましたが、こんな過去のストーリーがあったとは!見どころはやはり圧巻の映像美🥊。IMAXカメラでの撮影なので、一粒の汗もより鮮明で大迫力でした!エンドロール後に特別短編アニメがありますよ!(限られた劇場だけのようです)「クリード◯◯◯◯◯」には大笑い😆
ロッキー=スタローンが登場しないのは不自然だが
アメリカでは3月に既に公開済み。
ストーリー的に、ロッキーが全く登場しないのは、返って不自然のように思えるが?
制作にはスタローンも名を連ねている形なのに、一時期ドルフ・ラングレン絡みに制作サイド(権利所有者)との確執も伝えられてたから、その辺りの事情というか関係してるのか?
取り敢えず、過去のロッキーシリーズを全部バラバラにして、良いとこ採りに繋ぎ直したような話っぽい。
本気出して拳で殴り合って真剣に向き合って初めて本当に分かり(許し)合えるみたいな展開だと、「あしたのジョー」が元祖的に思えてくるのは昭和世代ゆえか?
しかし、余りにもスケールの大き過ぎな(義)兄弟喧嘩かな…..(笑)
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