いちばん逢いたいひとのレビュー・感想・評価
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白血病がテーマというより「生きる」がテーマの感動作です
「いちばん逢いたいひと」を観ました。
ハラハラドキドキで進んでいき、最後、主演の倉野尾成美さんの顔のアップで終わるのですが、そのシーンがとても心に残り涙が溢れました。
泣けるシーンはいくつもあるのですが、最後のシーンは清々しい涙でした。
骨髄移植とか白血病とか、確かにテーマなのだと思いますが、それよりも命の大切さ、生きることの素晴らしさを映画を通して訴えかけてくる内容で、自分の人生を重ねて観てしまい、激しく心を打たれ、涙なくして観れませんでした。
本当に見て良かったと思える映画に出会えて、良かったと思います。
脚本、演出が酷すぎる
白血病の映画かと思ってたけど、犯罪者の再起の話だった…?
監督は何が撮りたかったのか。白血病の話は撮りたくなかったんだろうな。
それぐらい病気に関する描写が酷い。
・娘が白血病とわかっているのに病気に理解のない両親
・提供が確定していないのに提供者が見つかったと話す医者
・医者の話を最後まで聞かない母親
・娘が白血病で亡くなったのにドナー登録していない父親
・なぜか提供相手に会おうとするドナー(しかもこれが終盤の主軸)
最初に隣のベッドにいた子が辛辣な言葉を浴びせるところだけよかった。
あの子はどこにいったの…?
帽子とマスクで目しか見えないヨシ君に一目ぼれする11歳の楓は無理がありすぎる。
その後のコメディ描写は大学生の自主制作映画のノリなのか?
サスペンス風にしたりコメディタッチにしたりテイストが変わりすぎる。
劇伴も同じものを何度も使ってシーンと合っていないし、演出も古くて、わざとらしさと違和感の連続。免許の更新で見る講習ビデオのよう。
急に取締役会が開かれて解任される件は必要だったのか?警察が来て逮捕されるなら必要ないように思う。まして逃げる描写もいらない。結局自首するならなぜ逃げたのか?
その他
・夫が帰ってきてから自傷行為をする妻
・急に料理の才能を発揮するドナー
・陰湿すぎる田舎
・料理の腕はあるらしいのに田舎から出ていかないドナー
私は骨髄バンクに登録していますが、この映画が骨髄バンクの啓蒙につながるのか甚だ疑問。
上っ面だけの話で何も響かなかった。演者の方は頑張ってる人もいたのでそこだけは評価。
観ているこちらが恥ずかしくなるような映画だった。たまにはこういうのもあるか…
素敵な作品に出会えたことに感謝
骨髄移植の難しさ、患者さんはもちろんご家族も含めた苦労など、映画を通じて知らなかったことをたくさん学び、胸が締め付けられる思いもたくさんありました。
でも、主演の倉野尾さんをはじめ、出演者の皆さんの明るい笑顔と軽快な掛け合いや府中市の美しい町並みなどなど魅力がいっぱいで、劇場でみてよかったと心から思いました。
素敵な作品をありがとうございました。
泣く前に終わった。。。
突然教室で倒れた11歳の少女の闘病と、早くに娘を失い転がり落ちるような人生を歩む男。ふたつの物語が絡み合って…。
何より展開が早い。少女の、倒れる、入院、病室、恐怖 、胸きゅん、絶望、希望、悲しみ。。。断片的に見せられてる感じで感情移入する前に場面が変わっていった。男の方も何故犯罪を犯したのかの前フリが、男から全く感じられず後でネタばらしされてもその男が不幸かどうか全然感情移入出来なかった。
なので、要所要所ホロッとする場面はあったんだけどそこに行くまでの過程が薄いって言うか…。最後のシーンに差し掛かる前に、気持ちが盛り上がるより『ん?なんで?』が前に来ちゃって…。そしてエンドロールが流れてきました。。。
お話自体や展開は見ていて面白いと思ったし、テーマも理解できるんだけど、あそこをこーしてればとか、ここをあーしてればって思いの方が…察してください。
面白かったです。
重いテーマをあつかう映画ですが、 ・テンポよく進むストーリー ・あ...
重いテーマをあつかう映画ですが、
・テンポよく進むストーリー
・あちこちにスタッフの遊び心があってクスッと笑える
・広島の府中/福山/尾道ロケによる風光明媚な映像
・心地よい音楽
・鑑賞後、前向きな気持ちになれる
などなどオススメ要素がいっぱいです!
命の大切さを感じることができる作品なので子供連れで観るのにも良いと思います!
力を貰いました
白血病の症状やドナー登録、骨髄移植について数字を含めた描写が込められており、自身の知見と意識の無さに恥ずかしく感じつつも、知ることができて良かったです。また、自分が今出来る行動に移すきっかけになりました。見ていて辛いシーンはありましたが、ところどころフフっと笑わせて和ませてくれるシーンもあり、観終わる頃には前向きに自分の生き方を考えさせてくれる映画でした。
いのちの大切さ、生きる意味をテーマにした感動作
豪華ベテラン俳優に囲まれる中、主演の倉野尾成美さんの瑞々しい演技が素晴らしいです。
プロデューサーの愛娘が白血病を患い、それを乗り越えた実話が元になっています。
小児がん病棟での闘病、淡い恋心とせつない別れ…
家族の愛情につつまれて、骨髄移植によって病を乗り越え、そして大人になったヒロインの
「今、生きていることに、全て意味がある。」というセリフに胸を打たれました。
瀬戸内のしまなみや上下町の白壁の町並みといったロケーションも印象的な作品です。
この映画を通じて、いわゆる難病患者さんに対する理解等が深まれば、と思える作品。
今年64本目(合計716本目/今月(2023年2月度)30本目)。
いわゆる「急性骨髄性白血病」をテーマにした映画です。
ドナーをみつけて手術しない限り治らない病気で、そのドナー探し、そして、後半はそのドナーとなってくださった方を探す、というストーリーになります。しかしその「ドナーとなった方」にもいろいろ秘密があって…というストーリーです。
映画としてはどうしても難病への啓発という部分にウェイトをあてた部分があることと、「若干ながら」ご当地枠(広島県枠)という部分があるので、その理解がないとわかりにくい部分はありますが、どちらも一般的な理解で足りるようになっています。
映画の趣旨的に上記に「ドナーとなってくださった方の秘密・その方を探す(成人した)主人公の動き」という部分が論点になりますが、そこはネタバレになるので避けておきましょう。
他の方も書かれていた通り、この映画を通じて、本難病や他の難病、あるいは重度身障などの方への理解が深まれば、というところです。
また、この映画は広島県では1週間早く公開されたとのことですが、上述通り「地元枠」であることにあるようです(いくつか、広島県内の市町村が出てきます)。
※ なお、独特とされる「広島弁」に関しては多少見られるものの、そこまできつくはなく、一般の標準語のレベルで聞き取ることができます。
採点にあたっては特に減点要素とする部分はないのでフルスコアにしています。
このような映画によって難病等の方、あるいはドナー制度等の理解が深まれば、と思っています。
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(減点なし/参考/映画の舞台)
・ 映画の舞台は「府中市」という広島県の市です(人口3.3万人)。岡山県に近い位置にあります。広島県にはこれとは別に「府中町」という「町」もあります(人口5.5万人)。実は「市と町の違い」がありながら、後者のほうが人口が多いのです。マツダがあるところで税収がかなりあることから「町として存続する、広島市とは合併しない」ということを貫いているところです(地理上は、広島市に完全に囲まれています)。
※ 上記の通り、マツダからのかなりの税収があるため、非常に「リッチな町」であり、広島県最大の映画館「バルト11」もここにあります。
これと「府中市」は全然違いますので(位置も全然違います)、この混同には注意です。
(映画内には「府中町」は出ませんが、県民や県民出身者でもこの2つがごちゃごちゃになっている方はそこそこいます)
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感動しました。
ドナー探しがらなかなか大変なことがよくわかりました。
いても移植まで辿りつかない。
自分の身に置き換えたら、
親子で型が合わなければ
ドナーが現れるのを待つしかない。
医療が進んでも
ドナーがいなくちなゃ
ならない治療なんですものね。
骨髄移植について知ってもらいたい
プロデューサーさんの願いですね!
私は高島礼子さんのファンで
お母さん役とても良かったです。
子供時代の女の子も自然で良かったです。
涙なしでは、見れないですが
ニッコリとして見てしまうシーンもあります。
予想と違う世界観
単なるお涙頂戴の文芸作品かと思っていたら、スピーディな展開のエンターテイメント作品だったので、良い意味で裏切られた。
子役達も達者でAKB48の主演の子も等身大の爽やかな演技でとても好感持てました。
主軸の2人の人生の交差に、行く末はどうなるんだろうと観ながらのめり込みました。
気付くと涙している自分が何度もいて、ラストシーンも想像力を掻き立てられるカットで、監督のセンスの良さに拍手を送りたい。
今日2本目の「AKB48」による舞台挨拶付き・・・、上映後からの上映前だっただけに多少焦ったが・・・!?
2022年 「倉野尾成美」演員、AKB1作品。
多分、最後の一席だった・・・!?何とか滑り込みセーフで購入出来た!
所謂商業映画ではないが、ラスト主人公が「いちばん逢いたいひと」に対して命の尊さをぶちまける処では涙ぐんで仕舞った!
劇中冒頭から中盤位まで目当てである「倉野尾」が出てこないのでヤキモキさせられる・・・!?その主人公の小学生時代を演じた女優さんがロビーでは監督等とポスターをバックに写真撮影していたが、舞台挨拶には登壇せず・・・何故?
この日の1本目『デッカー最終章』では3列目の通路近くを押さえたのだが、終了後その通路を通って帰ってくれたので極間近で見られたし、入場特典「ディナス」のディメンションカードをゲット(前の席の人に交換して貰って・・・)出来て非常に満足だった!!「イオンシネマ羽生」での舞台挨拶も観れば好かったと後悔・・・。
兎に角、映画を観るなら「舞台挨拶付き」が御奨め!!!
ぼうぼう
11歳の頃、急性骨髄性白血病で骨髄移植を受けた女性と、白血病で娘を亡くし骨髄ドナー登録をした男の話。
冒頭、伸び~!からの、いきなり10年前。
娘を失う夫婦と病に倒れる小学生と始まって行くけれど、最初の「ここだ~」から少し嫌な予感はしたんだよね…キャスト陣の多くが演技が拙いところに輪をかけて、安っぽ~く大袈裟な演出にカメラワークにと学生が始めて作った自主制作映画ですか?というレベル。
ストーリーもこれならオジさんメインにした方が良いんじゃ?という深掘りのない何だか上っ面をさらった様なものだし、その癖変なところでクドかったり。
コミカル描写も入れれば良いってもんじゃないですよ。
描こうとしているものは良いのに、もうちょい何とかならなかったかな…。
コンセプトは悪くないから 脚本の段階から 別の作品に作り変えたら良...
コンセプトは悪くないから
脚本の段階から
別の作品に作り変えたら良い
あと、
演技の全然できてない俳優さんも
何人かいた気がした
骨髄移植
子供を白血病で失った家族、移植で助かった主人公、移植を受けたけど亡くなった友達、たくさんのつながり。
私もドナー登録していますが、協力したいです。
ラストのストーリーは、意外な展開でした。
最後は、ドナーと患者が会ったんですね。
白血病や骨髄バンクへの理解が深まれば良いな
突然、授業中に倒れた11歳の少女・カエデは、検査結果、急性骨髄性白血病、と診断され、闘病生活が始まった。抗がん剤や放射線での治療は過酷だったが、隣のベッドで同じ病気と闘っている同級生の男の子・ヨシを心の支えとし頑張っていた。その頃、IT企業を経営する柳井は、娘を白血病で亡くしていた。柳井は仕事を優先し、妻に責められ、会社の金を横領し娘の治療費に充てていた事がバレ、社長を解任され、警察に捕まり、妻と離婚し、家庭は崩壊してしまった。娘を救えなかった事から柳井は誰かの役に立とうと骨髄バンクに登録し、見知らぬカエデの骨髄ドナーになれたことを唯一の誇りとしていた。そして・・・てな話。
カエデ役のAKB48倉野尾成美は知らなかったし、まぁ普通だったが、11歳のカエデ役の田中千空は良かった。
広島先行上映で、柳井役の崔哲浩さんと、プロデューサーの堀ともこさんが舞台挨拶で登壇され、彼女の娘が白血病になり、乗り越えた経験を持つ話をされた。今は元気らしいので良かったと思う。
府中や上下の街並み、尾道水道など、広島県の景色が美しく撮れていた。特にカエデが絵葉書の場所に行くシーンで、福山の横島に有る切石山からの瀬戸内の風景は美しかった。近いので、ぜひ行ってみようと思う。
カエデと柳井とのニヤミスはわざとらしいとは思ったが、柳井役の崔哲浩も良かったし、主役と言っても良いくらい心情を描かれてて好演だった。
白血病患者を救済したい、骨髄バンクの事を知ってもらいたいという堀プロデューサーの思いが多くの人に伝わると良いな、って思う。
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