劇場公開日 2023年4月14日

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「映画館がほぼ満員になったのは何年ぶりでしょうか、最近では記憶にありません」ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい PAK UNTIKさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5映画館がほぼ満員になったのは何年ぶりでしょうか、最近では記憶にありません

2023年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

札幌での上映は1週間しかないということで、土曜日に見に行きました。映画館(サツゲキ)はほぼ満員です。満員の映画館など何年ぶりでしょうか、最近では記憶にもありません。

原作は未読ですが、予告編を見ただけでだいたいの内容は分かってしまいそうな映画です。
「やさしい人の列伝」にするのか「やさしいだけではダメ」にするのか楽しみにして見ました。

ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、映画の本当の最後、白城ゆい(新谷ゆずみさん)の一言が秀逸。これがなければ点数はもっと低くします。

もともと俳優さんをするような人は「主張があって芯の強い人、意志の強い人」だと思います。映画の中に出てくるようなジメジメと悩むような人を演じるのは、見事な演技力だとは思うのですが、ちょっと無理がある。とくに細川岳さん、ちょっと違和感ありすぎます。

PAK UNTIK