劇場公開日 2022年11月18日

ザリガニの鳴くところのレビュー・感想・評価

全391件中、21~40件目を表示

5.0全てが美しい

2023年11月10日
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まかの

3.0❇️🦞?『湿地帯の魔女と呼ばれて』の方が良くない?😆

2023年11月10日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

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シネマを喰らう

3.0ラストは蛇足

2023年11月5日
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ジョニーデブ

3.5生存本能

2023年11月2日
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知的

タイトルの「鳴く」は「sing」なんだ。普通「ザリガニ」は「crawfish」だが、この作品では「crawdad」、「父親」の「dad」と掛けているのだろうか。ちなみにエビカニの「爪」は「claw」、てっきり爪があるから「クローフィッシュ」なのかと思ってた。「crawl」(水泳の「クロール」)には「這う」という意味もあるので、そっちか。
何の予備知識も無く見始めた。タイトルも地味で劇場上映されていたのも知らなかった。オープニングからハリウッド映画っぽさがなく、「赤毛のアン」のような映像で文芸的な香りを感じた。差別と偏見、家庭内暴力に曝される主人公、アメリカ版「破戒」か。
結末は予想通り、ただ、事件の詳細な状況説明がされないのでモヤモヤが残ったまま。ここで他の人の感想を読んで、「あ、父親」と理解した時のカタルシス。
一見、差別や偏見に批判的な描き方に見える、普通の観客はそのように善意の視点で観がちだが、実のところ町の人々の「湿地の娘」に対するスタンスは正しかったということになる。湿地の娘が暴力から身を守るためにそうしたように、町の人々も自らを守るために忌避していたのだ。

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あらP★

4.0これ程、宣材カットに翻弄されたことは無いな!その美しい口唇にハマる~

2023年11月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

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The silk sky

4.0湿地で孤独に生きた女性の生涯

2023年10月29日
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 暴力に耐えきれず出て行った母親、徐々に家を出る兄弟たち。残ったカイアを父親まで置いて出て行ってしまう。もうこれだけで酷すぎて、一つ物語が出来そうだが、カイアの物語はまだ始まりにすぎない。
 たった6歳で1人になった少女。普通ならここで行政の手が差し伸べられそうだが、そうならない。時代的なものか、カイア自身も拒んだのだろうが、1人で生きると決めたカイア、貝を摂り、売ってお金を得る。小売店の老夫婦が手助けをしてくれたのが微かな救い。
 それにしても、よく1人で生きていけたな。物語とはいえ、胸が苦しくなる。年頃になって出会ったテイト、恋に落ち、別れが来てもいつかまた帰ってくると信じて待つ。でも約束した時にケイトは帰ってこなかった。ケイトに罪はない、そりゃあ悩むよね。でもケイトのおかげで読み書きもできるようになって、本を出す手助けもしてくれて、よかったとは思う。
 次に出会ったチェイスが、結局死んで殺人の容疑がかけられるが、チェイスは暴力的だし、カイアのことはただの浮気相手としか見ていない、腹立たしい奴。
 裁判が始まり、無罪になったが、では死の真相は?はっきりしないまま、一気に物語は進んで、カイアとテイトが共に暮らし、年老いてカイアが死んで、、、、この流れが早すぎて、もう少し時間をかけて語られてもいいのに。
 1人になったテイトが片付けていると、一冊の本の中から見つかるあるもの。本当に最後の最後で真実がわかるのが、驚愕、でもそこがとても良かった。

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アンディぴっと

3.0自然が自由にしてくれる

2023年10月24日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

殺人容疑で捕まってしまった主人公の人生を追ってみると、父親のDVが引き金で湿地に一人きりでサバイバルしていた話。

法廷バトルなのかな?と思いきや、家庭内暴力の話で、かと思えば純愛ストーリーで、その背景には何にも変えがたい自然があり、でもやっぱり法廷に場面は移りーーと四本ぐらいの軸がある映画。

予告ではサスペンス要素を推されていたけど、そこ重視で観ない方がいいかも。
正直なところ、別にそんなにどんでん返しでもない。事件解決のカタルシスは感じられなかった。
そっちよりも圧倒的な自然に魅了された。白鳥(?)の大群と遭遇するシーンは絵本みたいだった。自分だけの海があるとか羨ましい。

めっちゃ一部男性クズやし、めっちゃエッチするし、めっちゃ雑貨屋の夫妻優しい。

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パンダマン

3.0ミステリというより貧困、差別、偏見への問題提起

2023年10月23日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ヤマッチ

4.0美しいロケーション

2023年10月22日
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Lotus

3.5獲物が捕食者を葬る〜湿地は親代わり?

2023年10月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか

4.5原作を読んでなくても「小説を映画化」したのがわかる映画

2023年10月19日
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鑑賞方法:DVD/BD
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maru

5.0湿地の景色とストーリーがとにかく美しい

2023年10月17日
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鑑賞方法:VOD

サスペンスでもあり、ラブストーリーでもあるんですが、個人的には不幸であるが純粋で賢い女性が自分の未来を切り開くといった映画だと思いました。

父親のDVによって一家がバラバラになり、その中でもお母さんがいなくなった事が主人公の心に深いダメージを与える。
時が経ち、主人公にも恋人ができる、その相手は父親と同じように暴力的な男だった。

孤独に生きることと、恐怖に怯えて生きることは違う。
母は逃げるという選択しかできなかったが、強い女性である主人公はもう一つの選択肢をとった。

裁判中の回想シーンで、チェイスと殺したのはテイトだろうと思わせといて、最後の最後で「ああ、やっぱりそうだったのか。」と納得させてくれる。
後味が最高に良い映画。

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ジュンヤ

3.5魅惑の映画だが、完成度は高くなく

2023年9月17日
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とても評価が難しい映画というのが見終わった時の最初の感想。サスペンス映画だというのであれば、もっとストーリーを複雑にしても良い気がするし、切ない叙情詩だと考えればこういうものもありかもしれないが、最後の「転」の部分が唐突すぎるし。

とても深く美しい映像に、それをさらに魅力的にしている主人公なのに・・・ちょっと勿体ない気がしました。

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にこにこどり

3.0マイノリティを尊重することの大切さ

2023年9月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
私じゃない、嫌ったのは彼らよ。
私を嘲笑い、仲間外れにし、悪意をもって蔑んだ。
そんな彼らに懇願しろと?
私は何もしない。勝手に裁けばいい。
でも、彼らが裁くのは私じゃない。
彼ら自身よ。

☆ ☆ ☆

それが彼女にとっては至極当然のことであったとしても、人が多く住む市街を離れて、独り湿地で暮らしているということだけで、外の世界で生活している人からは好奇の目で見られ、「変わり者」と決めつけられ、時に軽蔑さえされるー。
地域社会(文明社会)からは距離を置いて静かに暮らしていた少女・カイアが、しかし、自分を包み込む湿地の自然をこよなく愛しながら、その中で生き抜く術と価値観とを身につけた、その生命力のたくましさーそれが本作のエッセンスであることは、疑いのないところだろうと思います。
食料としてのトウモロコシ粉は言うまでもなく、湿地であるが故に船を使わざるを得ない以上、ガソリンや点火プラグなどか必要となり、それ故に、貝を雑貨店に売ることで、現実の文明社会との関わりを否定はできないのですけれども。

そして、ある事件を契機として、彼女がマジョリテイの価値観で裁かれようとする事態に陥ってしまうー。
そういう不条理には、本当に心に痛い一本でした。評論子には。

佳作であったと思います。

(追記)
この町で生まれてから、片田舎のこの町でずっと暮らしてきたと言いますけれども。
しかし、この弁護士は、只者でない。
否、むしろこの町にずっと根づいて来たからこそ、この弁護ができたのか。
いわゆる「マチ弁」(企業の顧問を中心に経済事件などを専門に手がけるのではなく、地域に密着して、地元民の法律問題をひろく取り扱う弁護士)の強みというのは、こういうところにあるんだろうなぁ…とも思いました。
その点も、本作は、とてもとても興味深い一本になりました。評論子には。

<映画のことば>
自然に善悪はない。ただ、生きるための知恵があるだけ。

<映画のことば>
危ないときは、ザリガニの鳴くところまで逃げるんだ。

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talkie

3.0大どんでん返しは必要か?

2023年9月12日
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かっちゃん

4.0美しい景色、生き物としての客観性と人の知性、言葉はどこか詩的

2023年9月11日
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人は彼女の元を去り、湿地だけが彼女を受けとめた。
それでも人である彼女は孤独から逃れるように恋をする。

それらが愛なのか、孤独に対する1つの手段なのか、映画を観ているこちら側も自問自答してしまう。

上質な脚本を綺麗な景色と映像でラッピングした素晴らしい映画。

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キムラ

3.0原作モノ、しかも心の機微のようなものがカギとなる作品は、映画化が難...

2023年9月9日
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原作モノ、しかも心の機微のようなものがカギとなる作品は、映画化が難しいよね。テンポ良いしキレイだし、おもしろかったけども。

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まるぼに

3.5緑色の牢獄

2023年9月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

湿地に置き去りにされた少女の苦難の生涯を描く物語。

法廷サスペンスの味付けをした人間ドラマ。
少女の過酷な生い立ち生活、淡い恋心、そして自然を活写します。
特に、湿地帯の圧倒的で濃い「緑」が印象的です。単純な自然の魅力・・・でもありますし、少女を捉える牢獄としての「緑」にも見えて・・・これだけでも見応えを感じます。

ただ、法廷サスペンスとしては、平凡。見所がなくその点は残念に感じました。

私的評価は普通にしました。

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よし

4.0ノースカロライナ湿地の美しさ、そして最後の鮮やかな大逆転劇で強く印象が残る

2023年9月7日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

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Kazu Ann

4.0美しすぎる自然の描写

2023年9月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

サイト評価から予備知識ゼロで鑑賞。様々な事が対比され、主人公とその周辺が劣って描かれている。唯一優っているのが自然の美しさ。しかも圧倒的に。それが世の中の負を一身に背負ったような主人公と重なって、ゆっくりと力強く、やがて怖くさえも思えてくる。

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げっちゃん