劇場公開日 2022年9月30日

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「それでもウー・ジンなら…きっとなんとかしてくれる」1950 鋼の第7中隊 regencyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5それでもウー・ジンなら…きっとなんとかしてくれる

2022年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

朝鮮戦争での国連軍と中国人民志願軍による“長津湖の戦い”を描いた戦争ドラマとの事だが、おそらくこの戦いについて詳しい日本人は殆どいないだろう。もちろん自分もその一人。
「中国最強!」を高らかに叫ぶ、まごうことなきプロパガンダ映画なんだけど、そういう要素の作品は日本含めどこでも作ってるんだから、目くじら立てても意味なし。要は史実をどれだけエンタメに昇華できるかがカギ。細かい事気にしてたらマイケル・ベイ作品なんか観てられないし。
その意味で本作は、頼れる男を演じさせたらアジア、いや全世界でトップと言っても過言ではないウー・ジンが主演という点でもう及第点。どんな過酷な状況でも、彼が先頭に立てば勝利は確実というセガール無双状態にさせてくれる。あとプロパガンダ映画ではあるものの、敵の国連軍を超絶嫌な人間に描いておらず、彼らもまた戦闘に疲弊しているという描写を入れているあたりに忖度が効いている。
中国映画らしく長尺にして兵士の人物描写のダルさはあるが、戦闘アクションの凄さは監督の一人でもあるダンテ・ラムならでは。まぁ好みが思い切り出るジャンルの作品だろうけど、頭ごなしに貶す気にはなれない。
とどのつまり、ウー・ジンが出てればもうオールOKなんですよ。

regency
regencyさんのコメント
2022年9月30日

ただの映画好き様

上映時間の長さに引っかかる気持ち、よく分かります。
要所要所のアクションシーンはかなり見応えあったので(個人的見解)、それを目当てに観続ければなんとか…といったところでしょうか。
ウー・ジンを含めたキャスト陣、体張ってるなーと。

regency
ただの映画好きさんのコメント
2022年9月29日

ウー・ジンが主演なので見てみたいが、3時間に耐えられるかが心配。

ただの映画好き