劇場公開日 2024年1月26日

「前半、ただただ苦しかった。」カムイのうた Mさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0前半、ただただ苦しかった。

Mさん
2024年3月21日
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女学校(?)の場面など、もう目を背けたくて、ただただ苦しかった。
大学の先生夫婦がよい人で、ほんとによかった。

高校まで、日本は単一民族の国家とばかり思っていた。大学でそうでないことを知り、「そうなんだ」と、思ったことを思い出した。ただ、その頃、アイヌ問題に興味はなく、この映画を見るまで、アイヌの人たちのことを考えたこともなかった。
映画のでき云々を置いといて、この問題に気づかされただけでも見る価値があった。
さらに映画としての魅力を高めれば、若い人たちを含めて、もっといろいろな人たちにアピールできるのではないだろうか。
現国会議員にも、この問題の認識において、とんでもない人がいるが、いろいろな人が、もっとこの問題を知るべきだと痛感した。
見れてよかった。

M
NOBUさんのコメント
2024年3月21日

今晩は
 いつもありがとうございます。
 主人公の女性が(演じられた女性の目力が凄くて)マサカ10代後半だったと流れたテロップとご本人の写真を見て驚きました。
 私の大嫌いな国会議員で、アイヌ(以外にも)問題どころか、”此奴良く国会議員になっているな!”と言う女性議員が居ますが、彼女には正座して10回鑑賞させたいと思った映画でした。所属政党をコロコロ変えて(全て比例で当選)、アイヌの人達を侮蔑する発言を繰り返す極右の”日本会議”のメンバーですが、ホント、日本人として情けないです。
 日本って、大丈夫かなあと鑑賞後思った映画でした。
 主人公の女性を支える東京帝国大学の教授夫妻の姿が沁みました。では。

NOBU