シャーケンシュタイン
2016年製作/73分/アメリカ
原題:Sharkenstein
スタッフ・キャスト
- 監督
- マーク・ポロニア
- 脚本
- J・K・ファラー
-
グレタ・ボルコバ
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ケン・バン・サント
-
ジェームズ・カロラス
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タイタス・ヒムルバーガ―
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ジェフ・カーケンドール
-
キャサリン・スー・ヤング
2016年製作/73分/アメリカ
原題:Sharkenstein
グレタ・ボルコバ
ケン・バン・サント
ジェームズ・カロラス
タイタス・ヒムルバーガ―
ジェフ・カーケンドール
キャサリン・スー・ヤング
高速で移動するボート上のシーンを止まったボートの上で撮影
同じシーンを随所で使いまわし
1ミリでもやる気を見せたら負けと思っているかのようなCG
松明すら棒の先にアニメの火
今起きた事を丁寧に説明してくれる登場人物たち
サメが暴れてるのに効果音は池に飛び込んだカエルくらいの、ポチャ!
包丁と果物ナイフとキッチン鋏で脳と心臓の移植手術
脅されてるわりに真面目に移植手術のお手伝いをする3人
これね、多分映画と思って観ちゃだめなんですよ
なんか、そういう低俗な型にはまらない、時代の先を見据えたものすごい何かなんですよ
知らんけど
今日から入院してて、入院中はアマプラ三昧しようと意気込んで、でも明日は朝から手術だからなんか軽そうなのにしようと思ってB級を選んだのに、どえらい事故に巻き込まれた気分
この圧倒的苦痛は何だと思ったらお前『エイリアンvsジョーズ』のマーク・ポロニアじゃねーか!
昨日見たばかりなのに既に話の流れの大部分を忘れてしまった。これに関しては俺の記憶障害とかじゃなくてひとえに本作の内容の希薄さゆえだと思う。マッドサイエンティストがフランケンシュタインとジョーズを混ぜて好き勝手に操る、みたいな…
クソサメ映画と理解した上で見ている以上、多少のアラには目を瞑るつもりだったが、一番の見せ場であるサメの人間襲撃シーンでさえあの手抜きようだから恐れ入る。BBか何かでくり抜いたサメの人形がオマケ程度のCGとエフェクトで画面端からものすごい勢いで突っ込んでくるだけ、終わり。笑おうにも間がなさすぎて笑えない。もちろん怖くもない。
せめてグロ描写だけは小道具でどうにか…と思ったがその辺もきわめて雑だった。メタフィクション系の高校演劇じゃないんだからさ…
一番酷いのは終盤のサメ上陸シーン。自警団とサメの小競り合いが生じるのだがとにかく虚無感がすごい。もはやどっちが死のうが生き残ろうがどうでもいい、勝手にやって勝手に終わってくれ。そこからは安易な爆発オチといいエンドロール直前の不穏描写といいサメ映画の遺骸を指先でなぞった後に反知性の泉で手を洗ったような軽佻浮薄で新鮮味のない展開が続く。これ以上何も言うことはない。
本筋とは関係ないが、主人公のメガネ女のソックスが最低最悪だ。ネコを模したアイテムを身に纏おうとする女は生きていてはいけないと心から思う。この世がそういう自意識の在り方を肯定するような世界であるならば、そんな世界は一刻も早く滅んでしまったほうがいい。
世界三大お馬鹿監督のマーク・ポロニアさんを知らない人でもタイトルを見て鮫とフランケンシュタインの合体だから、とんでもないゲテモノ映画と察しくらいはつくでしょう、造語ならフランケンジョーズでも同じですがジョーズは権利関係で使えなかったのでしょう。フランケンシュタインの作家のメアリー・シェリーさんは1851年に亡くなっていますのでOKですね。
ポロニア監督、観光ボートの船長役で出て、喰われていました、予算都合ですかね。
生物兵器の軍用イルカの話は聞いたことがありますが鮫は馬鹿なので無理でしょう、そこでナチス残党のマッドサイエンティストが60年の研究の末、怪人の脳と心臓を鮫に移植して最強生物兵器を産み出した設定、シンゴジラではありませんが第一形態は複数の鮫を継ぎはぎしただけの人食い鮫ですが雷を浴びると第二形態に変身、陸を歩くし年配のポルノ女優にのしかかるお下劣さまで発揮、もはやプロットさえ語るのも馬鹿バカしいので以下省略。
肝心の鮫も子供が作った粘土細工のようなチープさ、まともな感覚で観たら何一つ褒めるところが見つからない、最早、つまらないとか、くだらないとかいう次元を超越していますから評価不能、ギブアップです。
ポロニア監督は懲りずに鮫とドラキュラを合体した蝙蝠鮫「シャーキュラ(2022)」まで撮っています。ことほど左様に、それでもご覧になるなら自己責任ということで・・・。
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