劇場公開日 2022年10月14日

「深爪」百合の雨音 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0深爪

2022年10月16日
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単純

寝られる

出版社に務める百合組の女性と上司の恋愛物語。

ROMAN PORNO NOWの前2作が面白かったから、合わないかなと疑いつつも期待したけれど、異性間だったり同性間だったり兎に角SEX一辺倒。

会議室で部下と不倫する編集長、子供が欲しい編集長の嫁の企画室長、高校生の頃に目覚めた主人公と企画室長という、ちょっとドロッとした関係性はあるけれど、ドラマはどうでも良いオマケの様な感じで面白味を感じない。

数はとにかく多いけれど一つ一つの濡れ場がうざいぼど長い感じじゃないのはまだ救い。
そういう意味ではマイルドなのかも知れないけれど、ROMAN PORNO NOWは一般映画向けの企画という感じではなかったということなのかな…つまらなかった。

Bacchus
いぱねまさんのコメント
2022年11月27日

早速の素早いご返信、畏れ入ります
しつこく再返信して申し訳ございません

今作のテーマは、性的指向と性的嗜好との違いの一端を垣間見せるということではないでしょうか
昔は"キモい"の感情的攻撃で当事者を糾弾し、現在は職場でのシーンに於ける同僚達の理性を利かせているつもりの言葉に、その薄っぺらさを主人公が"女同士でも不倫だ"いう捨て台詞を吐くことで、思いやりを与えてやってるという上から目線への反論を演出してみせるということで、差別の本質をストーリーの本筋に添えているのだろうと考えます 但し、年上のお姉さんが好みというのは嗜好なのか指向なのか、そこに疑問の余地が湧いてきてますし、それとは別にロマンポルノの条件を前提とすれば今作は上手く整理できなかった(上司の女性はそのシーンでは頑張った演技だが、主人公のそれは・・・という意味でのチグハグ感が垣間見えて、セクシーが中途半端)というのが感想です
他の2作のように、変化球での性愛描写ではなく、度ストレートの性行為(とはいえ、玩具無しは思い切りましたw)を選択したのは吉とはいかなかったと私見です
すみません、私の内容もチグハグですね(泣
食材はいいのに、出てきた料理は今イチだったという事に尽きます

いぱねま
いぱねまさんのコメント
2022年11月26日

失礼します

今監督は、ネットで調べたら『就職戦線異状なし』を撮った方でしたね 映画なんかさっぱり興味無かった時代でしたが、あの作品はフジテレビ臭プンプンした内容でかなり興味深く鑑賞したものです マッキーの曲がベストマッチで選択されていて、エンディングを綺麗にまとめてくれていたのを思い出します 退化したのかどうだか・・・

いぱねま