劇場公開日 2022年9月16日

「ストーリーも主演女優も熱意も、みんな物足りないです。」手 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ストーリーも主演女優も熱意も、みんな物足りないです。

2024年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

日活ロマンポルノ50周年を記念した作品。
R 18+
裸とエロは違うと思う。
裸は確かにたくさんのシーンがありました。
でもでもですよ、全然エロを感じなかった。

「手」ってなんですかね?
嘘をつく手?とか、

ストーリーがもう少しなんとかなりませんかね。
裸は物語のついでで良いです。

オジサンが好きな25歳のさわ子(福永朱梨)。
20歳の時からオジサンとばかり付き合っている。
そりゃあ、楽チンですよ。
オジサンにとって若い女はそれだけで価値があるもの。
お金出してくれて、野球観戦とか、知らない世界を教えてくれる。
スケジュールも立てなくて良い。
すべてお任せ。
そんなさわ子が同世代の若い男と付き合った。
会社の同僚で辞めることを決意している森(金子大地)
辞めると決めてから接近してくる。
辞める前に気になる女の子と記念に・・・、
(ちょっと好きだったし、)
しかし森には本命の彼女が居るんですよ。
結果として、遊ばれてますね。

松居大吾監督作品では「アズミ・ハルコは行方不明」
良かったです。
これって多分蒼井優が超絶良かったってこと?ですね!!
「くれなずめ」も好き。
「ちょっと思い出しただけ」
これは岸井ゆきのが超絶良かった。

せっかく思い切って脱いで下さるなら、
色気のあるヌード、
拝みたくなるようなぬーど、
お礼を言いたくなるようなヌード、
とっておきの、すこぶるつきに美しいヌードが見たいものです。

年老いてゆくお父さんとやっと仲良くして行く手立てを見つけたさわ子。
彼女のファザー・コンプレックスも説明不足で、
よく分かりませんでした。

琥珀糖
caduceusさんのコメント
2024年2月28日

琥珀糖さん、お久しぶりです。やはり、愛とか、勇気とか、希望とか、映画のテーマになるようなものが、あまり評価されない世の中になってきましたね。だから、インパクトを求めて、変わった映画を作るんですが、よく意味がわからなかったりします。女性が男子トイレに入ってもいい世の中ですから、価値観が混沌としていますね。しかし、そんな映画の企画が通って、映画館で上映されるんですから、よくわからない世界ではあります。それではまた。

caduceus