劇場公開日 2022年9月30日

「前シリーズ鑑賞者の為の作画違いの愚作」銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第一章 YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0前シリーズ鑑賞者の為の作画違いの愚作

2022年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

期待もしないが、連続もの なので、とりあえず鑑賞した。

前々回、前回と ガイエスブルク戦 を引っ張っておきながら、肝心な戦闘シーンは淡白に流されてしまっては 引っ張っぱっただけに 元も子もない。

タイトル前の"前作ダイジェスト"は、劇場版としては タイヘン有り難いが、配信・DVDにて、連続鑑賞時はそれが、苦痛に変わるだろう。

原作に正確なので、仕方ないが
ヤン提督が敵に包囲されている中にやすやす帰投できたのは可笑しい。
しかるべき攻防に20分は使う冪だ。
また、ケンプ提督の特攻を援護せずに、ただ逃げ帰った無能ミューラー提督は超重罪がしかるべく対処
飛行機でも 船でも 宇宙船でも 人工衛星でさえも、エンジン故障を想定し、1機でも可動・微動していれば、制御移動が出来るのだが。。。
ミューラー提督なら、ヤン提督が気づいたガイエスブルグ要塞の移動の弱点に気づき、自船郡を持って保護するでしょう。
前面に艦船のスクリーンを貼るも良し
エンジン周囲を囲うも良し
そんな攻防を今作に期待したのだが。。。

ガイエスブルグ突入を成功させた方が、ケンプ提督の為にも良い。
原作・前シリーズと違った展開にすれば
鑑賞者・ファンは次からの異なる展開にわくわくし、今シリーズの価値が出る。
作画が違うだけでは、みんな離れていくでしょう。

作画はCGだろうが、オペレーターの描き方が共通化していない
全体的に今シリーズの脚本力は非情に低く、ストーリーをダイジェスト的に進めるだけで、深みがまるでない。

次も見るけど

YAS!