バッドマン 史上最低のスーパーヒーローのレビュー・感想・評価
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バカバカしさの先にエモさが生まれる感涙パロディ映画
「ヒャッハー」二部作の、そしてマンガ実写化の金字塔であるフランス版「シティハンター」のフィリップ・ラショー一座が、今度はDCからマーベルまで、近年のスーパーヒーロー映画をまとめてパロディにしたバカコメディ。いかにもフランスの大衆コメディらしくギャグはいちいち子供じみていてベタだが、ちゃんと負け犬的キャラクターのエモーションを描こうとしている作風はチャウ・シンチーを連想させる。
そして、ストーリーよりもなによりも、ヒーロー映画の醍醐味を気後れすることなくトレースすることで生まれるカタルシスに、なんだか涙ぐんでしまう。映画なんぞ作り物でしかないことは重々承知の上で、作り手が観客と一緒に思い切り盛り上がろうとしているその気持ちが感動的なのだ。
特にアベンジャーズネタで盛り上げてから思い切り落とすギャグシーン、発泡スチロールの岩を砕きながらのバトルシーン、待ちに待った掃除機の大活躍の3つのシーンが泣ける。基本的にはバカ映画であって、どなた様にも同意してもらえるとは思わないが、この感覚を共有してくれる人が少なからずいるはずだと信じていますよ。
元ネタ関係なく爆笑
仏実写版「シティーハンター」と同じ俳優さん、
かつ信頼するところからのレビューも好印象で鑑賞。
アメリカンヒーロー映画の色々なパロディが入っている、らしい。
らしい、というのはあまり見てきていないせいで、その一部が判別できた程度だからだ。
しかしながら、その程度でも十分に面白かった。
シティーハンターもだったが意外と本筋、シナリオがしっかりしており、
動機付けや伏線の貼り方、その回収がていねいだ。
そうした流れの中で笑いどころが作られてゆくため無理なく笑えるし、
その笑いも言葉ではなく絵で笑わせるところが多いため、国境も感じない。
このあたり、カンフーサッカーなどのチャウ・シンチーを思い出す。
(と、書いたら公式レビューにもあったw 禿同だ)
男性シモネタも女性お色気のジェンダー平等版と思えば、
何だか痛快。
そもそもあっけらかん、でヤらしくない、むしろ清潔感がある所に好感さえ持てたり。
いやー、頭カラッポにしてごく健全に楽しかった。
アメコミヒーローものに詳しい人なら、なおさらいちいち笑いが起きていたのだろうな。
仕込み不足がちょっと悔しい。
終盤の、ほぼ忘れていた掃除機のネタ回収には、もう拍手でした。
バカさ加減が最高🤣
スーパーヒーローブームに乗っかったおバカコメディ作品🤣
何も考えずに笑える作品なので終始見やすかったです👍🏻
話の展開もよく練られていて、一つのきっかけで次々に起こるハプニングが面白かったです。
スーパーヒーローものに飽きてきたのでたまにはこういう馬鹿げたコメディもいいなと思いました。
笑った
途中までの下ネタや、バカなネタにはいまいち笑えなかったが残り15分くらいからのアベンジャーズネタからのノートルダムに爆笑してしまった
基本はまんまバットマンをパクっていて伏線回収もわりとバッチリなのがまた面白い
欲を言えばここまでするならもう少しバットマンネタやアベンジャーズネタを出して欲しかったね、ストーリーはそこまで面白くはなかったのでもっと引き込まれる話だったらなあと思いました。
トムクルーズには笑ってしまった
本家リブートバットマンより数倍面白かった
パロディ満載の面白い映画
コメディタッチのポップコーンを食べながら見る映画にピッタリです。
凄く面白かったです。
だけど一つだけ文句があるとすれば、映画のポスターやパッケージに堂々とネタバレがある点です。
最後に主人公の仲間たちがアベンジャーズ風になるシーンはこの映画の最高の見どころですが、それをポスターやパッケージでネタバレしているのが残念です。
あれは映画内で初めて見せた方が「おおー!」となったと思います。
逆に先に見せられたために「アヴェンジャーズの出番これだけ?」となってしまいました。
でも他は素晴らしい映画です。
この映画は「2」も観てみたい
アメコミを徹底的にパクってパクってパクりまくり。
映画自体も面白くって楽しい。
出てくる人物が憎めなくってずっと表情ゆるみっ放し。
フランス映画なのに(失礼)こんな楽しいパロディが出来ちゃうんですね。
短い上映時間ですが十分満足。
何でもかんでもシリーズ化したらいいもんとはちゃうけど
この映画は「2」も観てみたい。
アメコミ全開のコメディ映画(フランス産)
完全にあのバットマンを撮影しようと未名の主演俳優が車事故により記憶をなくし衣装用スーツのままであったため自分がマジバットマンだと勘違いし、ズレたトラブルに巻き込まれる話。これまでのアメコミをネタとしてDC、マーベル、X-MENなどあのシーンをコメディで再現。アメコミファンなら笑みを浮かべること間違えなしです。
個人的にはスパイダーマンオマージュの逆さキスがツボでした。
是非是非
まあまあかな
フランス映画は独特なセンス?オシャレさを感じる。
色々とツッコミ所はあるけど、不思議とあまり気にならなかった。
ただ最後はちょっとキレイ過ぎかな。
うまく行きすぎなとこは少し興醒めだった。
評価:3.5
アメコミ映画好きには超絶オススメ
「アベンジャーズ/エンドゲーム」「ダークナイトライジング」「ジョーカー」「スパイダーマン2」「X−MEN2」「LOGAN」あと何があったろう。
マーベルもDCもソニーも全部、とにかくすごい沢山のパロディで大いに笑った。
つい先日観たばかりなのに、正直、もうストーリーなんて覚えてない。それでも今年のベスト級に面白かったといえる。
オープニングのマーベル感はもちろんだけど、音楽がもうどこかで聞いたどこかの音楽っぽくて、それだけでも笑えちゃうんだよね。
妻はエンドゲームの音楽だと言っていたけれど、どうだろう。あくまで「似ている」でしかないので分からないね。ただ確実に「似ている」
とはいえ、楽しく観るためのハードルが高すぎるんだよね。
私は飽きてきているものの、なんだかんだと大概のアメコミ映画を観ているのでいけたが、そうでない人も多いだろう。
そもそも、エンドゲームを楽しく観ようと思ったら最低でも10作以上の鑑賞推奨だからね。
逆にいえばアメコミ映画大好きって人にはとにかくオススメ。スタン・リーも出ちゃう。
ちなみに一番爆笑したのは、踊りながら階段を降りるシーン。
「ヒャッハー!」シリーズのフィリップ・ラショー監督の作品! いやあ...
「ヒャッハー!」シリーズのフィリップ・ラショー監督の作品!
いやあああああこれはズルいな…
所謂スーパーヒーロー系を見ている人ほどきっと楽しめる映画ですね。
【あらすじ】
フランス版「バッドマン」に抜擢された主人公だったが、事故にあったせいで記憶をなくし自分が本当にバッドマンであると思い込んでしまう…
DCコミックスも、スパイダーマンも、アベンジャーズも、X-MENもいろいろ盛り込まれたネタばかり…!
なんかもう見て!っていう方が早いんですが、アメコミをバカにするのではなく、うまく日常に溶け込ませている上手さが面白いんですよね。
あとギャグが雑なんだけど、なんでか笑っちゃうブラックジョークの連打にノックアウトでした。
私はそんなにアメコミに詳しくなかったので、理解できない小ネタもあってちょっと残念だのですが…
個人的にはヒャッハーシリーズの方が好きだなん。
シティハンター面白かったのに
勢いだけで作ったシティハンター
めちゃくちゃはまったんで
フィリップ・ラショーは今後見続けるぞーと思ったのに
今回はクスリとも笑えなかった。
50点
0
アップリンク京都 20220728②
感性の違いは埋めがたいかな。
フランス人の下ネタギャグはどうしようもないくらい下品で稚拙、幼稚ですね。本作以外でのフランス映画でも結構似たようなシーンがあったりするので、彼らの性なんでしょうか。ぶっちゃけ、自分はフランス語と津軽弁の区別がつかないので字幕でモデレートにするのも悪くないのかもしれませんけど、あれでモデレートなら救われないなあ・・・。
それ以外ならマーベルへのリスペクトをもったイジリが併存しており、反射的に笑えるものからジワるもの、後から気付くものとバラエティもあります。結構、力技的なストーリー展開だったり、なんでそうなる?的な小ネタがあるものの時間も短く面白いっちゃ面白い作品ではあると思います。
まあ、正直、前作のシティハンターの出来が良すぎたのかなあ?という思いはありますね。
フランス映画もやるなあ
確かにパロディは笑えるし主人公の周りはみんなちょこっとお馬鹿さんでテンポの良いストーリー。
演者もさぞ楽しかったのではないか?
妹がとてもキレイなのでついつい引き込まれしまう。
戦う場面ではいつの間にそんなスキルを身につけたのかラッキーもあったが強かったのでびっくり。
観ていて疲れることなく本来なら緊張場面もパロディー化されてて笑いに変わってしまった。
フランス映画もこんなんが有るねんなあ。
ベルギー合作なのでベルギーの影響?
パロディラッシュ
笑いたい気分だっだので、丁度よい作品でした。
これでもかというくらいのパロディがあるため、どれくらい把握できるかという点も楽しみな要素かなと思います。
バカバカしい内容ですが、ストーリー的にも上手くまとめられている点が良かった。
こういう映画は大好きです
おもしろいですね。
こういうのがエンターテイメントですね。
終始笑ってみていられました。
心配ごとをふっとばすような楽しい作品です。
パロディですが、しっかりと話が組み立てられていて、見応えがあります。
しっかり作られたパロディで楽しめました。
コメディを作り続ける覚悟
毎度お馴染みのメンツを集めたフィリップ・ラショーの新作。
これまでの作品でも動物と子供の扱いにはどうかと思うし、あんなに簡単にパンツ脱げないだろ?とか気になる描写はあれども、話の作りがきっちりしているところは毎回感心してしまう。
(アクションシーンもなかなか頑張っている!)
最近、やたらと“伏線回収”にうるさい風潮があるけど、
そういうのにうるさい人は是非フィリップ・ラショーの映画を観てもらいたいと思う。
今作では、本家ハリウッドのヒーロームービーのパロディてんこ盛りだし、ハリウッドの象徴とも言えるトム・クルーズまで引っ張りだす(←許可とってるよね?)サービス精神に脱帽。
ノートルダム大聖堂のくだりは、ちょっと不謹慎かと思ったが、思わず笑ってしまった。
日本の喜劇の伝統はすっかり廃れたし、
ここまでコメディに特化して作品を作り続けている精神はあっぱれだし、是非これからもバカバカしく楽しい作品を作り続けて欲しい。
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