希望と絶望 その涙を誰も知らないのレビュー・感想・評価
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アイドルの前に人間
私は「君しか勝たん」発売直後におひさまになった。おひさまになった日から見始めた「ひなあい」等の番組では日頃のメンバーの疲れは見えていなかったため、冠番組ではガヤも多く元気なかとし(加藤史帆)が徐々に壊れていく様子は見ていて、ドキュメンタリー映画としての在り方を感じられたし、彼女のアイドルとして苦を面には見せないプロ意識も感じられた。
W-KEYAKI FES.2021では炎天下の中のライブで車椅子で泣きながら運ばれるメンバー達の姿とステージに立つメンバーの誰とべ、ライブ後に最善の努力をした彼女らに苦言を呈する運営サイド、改めて頑張るメンバー達、それでも足りないと言う運営サイド。
少しずつメンバー間での運営に対する不満が高まっていく中で、徐々にまとまっていき改善策を模索するメンバーの姿に感動した。
センターの重圧。センターに選ばれると喜びよりも不安が先に訪れ号泣するメンバーの姿も印象的だった。号泣するメンバーに寄り添う日向坂46の良さも出ていた。しかし、センターに対する世間一般の評価はプラスであるのに対し当の本人たちは不安に溢れている裏側を見ると、果たしてこのセンターはおひさまとして喜んで良いのかと今後出るシングルに対するおひさまとしての不安が残った。
多くの出来事が時系列で紹介された「希望と絶望」だが、一応ハッピーエンドのような形で終わってはいる。メンバーの運営に対する不満やメンバー間の不協和音が取り除かれたように表現されていた。しかし、過去の出来事とはいえ相次ぐメンバーの体調不良やメンバーに対する過度な期待ゆえの行動(炎天下のライブでの苦言等)が起きた事実を活かし、2度と同じようなことが起きないようにしていただきたい。このまま日向坂はハッピーエンドで続くのか、はたまた更なる事件が勃発するのかは、ドキュメンタリー3弾(仮)に期待しよう。ポジティブな映画になることを祈る。
記録映画として観るもの
メンバーは頑張っていた。その頑張りはいい映画を作るためでは無いし、映画にしようとも思っていない
だからこそ、映画を作ろうとする側に、もっとドキュメンタリー作品として最高の作品にして欲しかった
メンバーの夢の達成が感動的だったから、その道のりを残そうとしたのでは無く、一定期間の記録作品を残そうとしただけ。そこが私の観たかったものとの違いで、評価を下げる要因になったのだと思う
もっと、なぜ東京ドームライブが目標なのかを始めに打ち出すべきだと思う
日向坂46のファンでは無い人が観たら、頑張っているとは思うだろうが、惹き込むほどにはなっていない
メンバーが大変な時期だったから、作品にしにくさもあった気がする
「限界までやる」
2020年8月の「3年目のデビュー」が最高だったので今作も鑑賞。今回は別の切り口でいい。やはり日向坂46さんもコロナの影響は少なからず受けたんだなと。あるシーンで体力と精神的に限界までやるってこう言う事なんだと感じました。しっかりノートに書き留めて糧にしたいと思います。
アイドルはジレンマ
新規のファンを獲得するため、既存のファン離さないためにバラエティーやモデル等の仕事もこなす彼女たち。
しかし、彼女たちの本業はアイドル。
本業以外の仕事に追われると本業が疎かになってしまうというアイドルならではのジレンマの描写が印象的だった。
そのことは、メンバーの「私たちはアイドルだが、1人の人間でもある」という言葉に集約されていると感じた。
とはいえ、日向坂46というグループ以上に観る人たちを笑顔に、元気にできるグループはないと思うので、
元気が欲しい人は観てみてほしい。
前作を観てから、本作を観ることをおすすめします。
日向坂46の苦労と苦悩とは、、、。
日向坂46が約束の地へ向けて動くが、コロナ禍に苦しめられたアイドルグループの一つであって多く方々が苦しめられたはずです。 働いていれば誰でも常に希望も絶望も感じ働いているからうーんって感じます。
周りに居る大人達も自分勝手だし、炎天下の中でパフォーマンスをして倒れない方が少ないでしょ
絶望の原因
第一印象としてはスタッフ何やってんの?
メンバーが満足したライブに苦言を呈し、行き場のない憤りを叫ぶなんて。
演出であることを祈るばかり。
結構休業するメンバーが多いのも、悪い意味でビックリ。
映像になったところが、まだ放送できるレベルで、実はもっと暗闇なのか?と疑心するくらい。
曲は知らなかったしメンバーも一部しか知りませんでしたが、作品としては歴史が分かって面白かったです。
光と闇
バラエティで観る日向坂に対して明るいイメージを持っていました。もちろん彼女たちのことは好きですしファンです。
佐々木久美が語っていたように、彼女たちの2年間を簡単に物語にしてほしくないというところに激しく同意してしまいました。
最後は東京ドームの成功と渡邉美穂の卒業で終わるのだけど、どうにもスッキリしない終わり方だなって感じてしまいました。
ライブツアーの一日目でスタッフの偉い方に、今日はイマイチだったみたいなことを言われてるシーンがあったんだけど、それはシーンとして必要なのかなって感じました。
なんかね、チケットを買って観に来てくれたファンに対して、つまんないもの観せたって言ってるみたいで非常に失礼なんじゃないかなって感じた。
小坂菜緒と加藤史帆が病んでいく場面が多かったけど、私個人としては加藤史帆は弱いとこを人に見せず印象がすごく変わりました。
小坂菜緒は復帰したものの、表情が暗いままでまた病んでしまいそうな印象でした。
果たしてこれは映画にする必要あったのかな?って正直思いました。うーん、テレビの2時間枠で良かったような気もしました。
それよりも観てちょっと気分が沈んでしまったかな。でもなんだかんだ日向坂が好きなんで気になってたんですよね。
色々書いてしまいましたが、東京ドームのライブのシーンはとても良かったと思います。
22人の女の子
全員が完璧に揃う事は難しいこと、有名グループのセンターに立つことのプレッシャーが良くわかります。自分はおひさまでは無く、たまたまこの作品を観ましたが、彼女達に真剣さが伝わり良かったと思います。
消化不良…
運営側からの要求が多くなり、限界を迎えるメンバー達
東京ドーム公演がコロナで延期になり、目標が見えなくなり「目の前の仕事をこなしていくだけの日々」
インタビューで「仕事を断ったら、次が無くなると思った(からひたすらこなしている…もう限界)」痛々しい
(心の底から)彼女達は東京ドームで公演したいと思っていたのだろうか…
キャプテンがスポークスマンになっていて、「公式発表」が語られる
佐々木キャプテン大変だと思うよ
公式発表で弱音言えないから…
他の方も書いていますが、メンバーインタビューが少ない
これはネガティブな発言を切ったからなのか…運営側に配慮(グループのイメージ含め)したのか
物足りない
監督がTBSの社員だから、無理出来ないのかもね
真夏の炎天下でイベントやって、バックステージ野戦病院みたいになってました
運営に問題あるんじゃないのかな
運営側に不信感を持ちはじめたメンバーが、グループ内で再度結集する所がもっと見たかった
凄く運営側に配慮しているのが見え隠れしていて、消化不良でした
偏りが
タイミング的に卒業の話多くなるのは判るですけど
ドームへの道のりの話をみたかったし
難しい話だとは思いますが休業メンバーへの温度差
何よりメンバー22人の扱いに偏りがある気がして正直見終わった後の気分はよくなかった
もっと多くのメンバーのインタビューを視聴したかった
日向坂46のドキュメンタリー映画第2弾。
コロナ禍での延期を経て2022年3月末に開催されたメンバー念願の東京ドーム公演までの話。
キャプテンだから仕方ないのかもしれないが、佐々木久美が出過ぎ、喋り過ぎ。
ほとんどインタビューもしてもらえないメンバーが半分くらいいたので、もう少し全員に話をするチャンスを与えて欲しかった。
渡邉美穂は卒業間際の東京ドームで濱岸ひよりが出れなくなった時の落ち込み様は気の毒なほどだった。
人気と背負うものが大きくなり過ぎた日向坂46
人気も背負う物も大きくなり過ぎた
グループメンバーが重圧の中で壊れ始める。
ネガティブな面が美化され
コンテンツとして消化されると
冷静に本作を客観視するリーダー。
立場として弱音を吐けず
メンバーを気丈に支えるリーダー。
佐々木久美さんのアイドルを全うしようする
その覚悟と諦観に頭が下がります。
またいつかメンバー全員が
心から笑える日が来ることを願って。
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