劇場公開日 2023年7月14日

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「言葉にできないような心情を、視線で語るレオが妙に心に残る」CLOSE クロース ジュンヤさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5言葉にできないような心情を、視線で語るレオが妙に心に残る

2023年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

セリフがなく、表情と情景で語るような場面が多い映画だった。
恋人のような付き合い方をしていた少年2人が、関係性をからかわれたり、新たな人間関係ができる中で、次第に疎遠になっていく。
それが許せない少年達は大喧嘩をして、その直後・・・・といった話。

誰もが子供の頃に経験があるような話だが、普通はだんだん疎遠になって、ただの友達か他人になっていくが、この映画ではある意味決着をつけてしまう。

残された者は立ち直っていくしかなくて、少年は乗り越えられる未来が見えているが、母親はどうだろう?と思ってしまった。
レオのことは許せていたが、息子レミの行動をどう思い、どう心の整理をつけるのか?
表情だけの描写では私にはわからなかった。

ジュンヤ