ZARD LIVE 2004「What a beautiful moment Tour」Full HD Edition

劇場公開日:

ZARD LIVE 2004「What a beautiful moment Tour」Full HD Edition

解説

坂井泉水を中心とした音楽ユニット「ZARD」が2004年に開催した、初にして唯一となった全国ツアー「What a beautiful moment Tour」の模様をフルHD映像化して劇場上映。2020年2月10日から21年2月10日にかけてのZARDデビュー30周年イヤーアニバーサリーの企画として映画館上映されるも、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一部劇場では上映中止になってしまったものを、2年越しに再上映。2022年の5月21日から、坂井泉水の命日である5月27日までの1週間上映する。「負けないで」「揺れる想い」「マイ フレンド」など誰もが知るミリオンセラーを送り出し、2007年の坂井泉水逝去から15年を経てもなお、多くの人々にその作品が愛されるZARD。最初で最後となった全国ツアーの模様を収めた本作では、今なお息づくZARDのスタンダードナンバーの数々を映画館のスクリーンと音響で体感することができる。ツアーのオープニング映像やドキュメント映像のほか、坂井泉水が感極まって涙する決定的瞬間なども収められている。

2020年製作/102分/日本
配給:アジョンス・ドゥ・原生林
劇場公開日:2022年5月21日

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映画レビュー

3.5完全コンサート映像の為に、他のサイトでは採点はしていません。 この...

2024年3月15日
iPhoneアプリから投稿

完全コンサート映像の為に、他のサイトでは採点はしていません。
このサイトでは採点が必須の為に、一応の処置として平均的な採点をさせて頂いています。

コンサート映像の中で彼女は何曲歌ったのだろう?
おそらく25〜6曲だっただろうか。
その中で私が知っているのは♬揺れる想い♬と♬負けないで♬の僅か2曲だけ。
少しだけ聞いたことのあるメロディーの曲の4曲を足しても、たったの6曲だけしか無い。

だったら何故に観に行くのか?…と問われたなら。実は彼女=坂井泉水が急死したあの日、私には忘れられない出来事があったのです。

主に夕方に発売される夕刊のタブロイド誌等は、夕方帰宅するサラリーマンを販売ターゲットとして、帰宅ラッシュに販売される。

あの日、帰宅ラッシュのかなり前の時間で、東スポが〝 坂井泉水 急死 、の一報をいち早く出して販売したのだ。
それを、たまたま新聞スタンドを通り過ぎる瞬間に目にした私は、特に彼女のフアンでは無かったもののとにかく驚いた。
思わず二度見…いや、三度見したかも知れない。
それくらい驚いたのですが。そんな私以上に驚いた人が直ぐ傍に居た。

その一報の見出しを見た1人のOLさんが口に両手を当て、やがてその両手で顔を覆いボロボロと大粒の涙を溢れさせた。

「信じられない!」…と言った風にヨロヨロと新聞スタンドに近付き。多分そのOLさんにとっては、彼女の人生に於いて生涯1度きりの東スポを手にした筈だったと思う。
彼女はその東スポを胸に抱え、大泣きしながら突如として走り出した。
あの日あの時の光景をハッキリと覚えていて、あの後ろ姿は忘れる事が出来ない。

高橋真梨子がマジソンスクエアガーデン(だったかな?)でコンサートをした時に、あの手厳しいニューヨークのメディアが絶賛する。
記者は高橋真梨子の歌声に完全に魅了される。
でも魅了されつつも、ほんの少しだけ「彼女は動かず…」的な表現も用いていた。
(全文を覚えていないので、そんなイメージ的な文だったと思う)

とは言え、そんな高橋真梨子でも当時のコンサート映像では、ZARDの坂井泉水よりもかなり大胆に動きながら歌っていると思うんですよね。

彼女にアーチストとしての才能が素晴らしく有った…のか?は、今ひとつ分からないところではあるのですが。コンサートの最初から最後まで。マイクスタンドを前に、椅子に座って歌うか、立って歌うか。
ひたすら同じ姿勢・同じ様な手の動き・何処を切り取っても同じハニカミ笑顔。

いや💦別に坂井泉水をデスっている訳では無くて、良い意味での坂井泉水の普通っぽさは、このコンサート映像を始めとして、残っている映像の全てが貴重な映像なのは間違いない。

そんな普通の女性である坂井泉水が、ハニカミながらも歌を歌い、アーチストとして光り輝くほんの数分間。

その姿にこそ、カラオケ世代真っ只中の、あのOLさんであり多くの人達が、自分がなりたいけれど、それは叶わない。それだけに坂井泉水の姿に、自分の想いをつい投影してしまう。
それだけの魅力が坂井泉水には有ったのだと思う。

2022年 5月21日 TOHOシネマズ錦糸町オリナス/スクリーン5

※ おそらくあのOLさんはその日泣き腫らし、悲しみに暮れた事だと思う。
そんな彼女が、もしかしてテンホー先生の四コママンガを見てクスっと笑ってくれて、ほんのひと時だけその悲しみを癒してくれたとしたならば…

東スポフアンとして、これほど嬉しいことはない。

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松井の天井直撃ホームラン

4.5全編ほぼ歌唱シーンのみ

2022年6月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

過去に竹内まりやや中島みゆきでこの手の作品はあったが本作ではよけいなインタビューや裏話等は無く舞台のみに集中させたのが良かった
でも特別料金にするならもっとクリアな映像でこう言った作品をIMAXとかで上映出来ないものか?

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ゆたぼー

5.0坂井泉水命

2022年5月30日
iPhoneアプリから投稿

好きです!

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ミスター

5.0鑑賞直後の感動と興奮のままに書き連ねます

2022年5月29日
Androidアプリから投稿

ZARDの音楽が目の前で鑑賞できるというだけで見なければならない!という私には、ライブならではの感動を味わうことができました。(もちろん会場での生ライブには及ばないことではあるとは思いますが、、)

私自身の思い出とともに曲を聞いて、涙が止まりませんでした。

私が初めて買ったシングルCD(シングル、というのが懐かしい感じもします(笑)。もちろん8ミリの縦長です(笑))がZARDの『マイフレンド』でずーっと聞き続けていたのが小学生のころでした。それから、お小遣いがたまればCD(もちろんレンタル落ちの安いシングルや、中古アルバム)を買い漁ってました。まさに ‘’擦りきれるほど聞いたアルバム‘’ でした。
それから色んな音楽を聞くようになって、大学のころにはZARDを聞く機会が減ってしまいました。このライブも丁度その頃のことで、興味が遠退いていました。
そんな中で坂井さんのニュースを知ったときには、ショックより「私の青春だったな、、」という自分への感傷が強かったです。
その後か先か、働きはじめた居酒屋の仕事で、有線から流れてきたZARDの曲をなつかしがっていました。

この映画を鑑賞して、今日まで ‘’止まっていた時計が動き出した‘’ ように、あの頃の感情がブワ~!っと溢れ出してきて、涙が出てしまいました。

初めて買ったCD屋さん、購入したときの嬉しさやジャケットの感触。
子供心に抱いた坂井さんへの憧れ。初恋の相手に重ねて、彼女の歌詞通りの大人の恋に憧れたり(笑)、
ずっとアルバムを聞いていたころ、夢の中でも流れてきた曲や、
有線の曲を聞いた仕事仲間がボソッと「ZARDの曲って優しい気持ちになれるよね」と言ったくそ忙しい居酒屋の店内とか(笑)。

いろんな思い出がつまった曲、歌声。坂井さんの凛々しさとあどけなさ、大人っぽさや可愛らしさ、髪をかきあげる姿、指の細さ、瞬き、一挙手一投足の仕草、その全てに「魅力」を感じました。
懐かしさを感じるエレキギターの音やサックスのソロパート、口ずさんでしまうコーラス、観客の手拍子と一緒に刻むドラムやパーカッション、そのすべてがカッコいい!

坂井さんみたいな素敵な女性には私はなれないけれど、せめて彼女のような素敵な生き方をしたい。
彼女の ‘’ほほえみを忘れ‘’ ることもなく、今日も明日も優しく生きていきたい。

そんなことを感じながら、感動に浸っていました。

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ウマノホネ
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