劇場公開日 2022年12月9日

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「詩人・三好達治のドキュメンタリー」天上の花 大岸弦さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0詩人・三好達治のドキュメンタリー

2023年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

天上の花 大阪十三の映画館「第七芸術劇場」鑑賞 2023年11月7日
詩人・三好達治のドキュメンタリー
詩人・萩原朔太郎の娘である萩原葉子の小説を映画化。
1966年に発表した萩原葉子の小説「天上の花-三好達治抄-」を題材にしている。

太平洋戦争真っ只中である。
達治と慶子は越前三国でひっそりと新婚生活を送り始める。
気に入らないと、慶子を殴る、何度も繰り返されてしまう。一途な愛と憎しみを制御できなくなっていく。

「ことばが弾になって、敵を倒すことができないけれど、国民を励まし、勇気づけられるんじゃないかと思って」達治は述べる
「あなたがどんな詩を書いたって、日本は戦争に負ける」と慶子は泣きじゃくる

慶子演じる女優「入山法子」の迫真の演技に感動した。

大岸弦