劇場公開日 2022年8月26日

「単純に描いた複雑な構図」アキラとあきら ぱおうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5単純に描いた複雑な構図

2022年9月6日
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鑑賞方法:映画館

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ぱおう
みかずきさんのコメント
2022年9月8日

ぱおうさん
みかずきです

お久し振りです
お元気ですか

本作、正しく、池井戸潤原作作品に外れ無しでした。
青春恋愛映画が得意ジャンルだと思っていた三木監督、この手の硬派作品も巧く熟しますね。三木監督の影響でしょうか、本作は、従来作品に比べ、人間ドラマ色が強かったです。仰る様に、銀行の融資の話がメインなので、結構複雑なはずですが、三木監督の手腕で分かり易くまとまっていました。

営業本部役の江口洋介、銀行の権化のような冷徹さがgoodでした。
新入社員が入社した時の直面する会社の正義を体現していました。
新入社員だった頃の自分を思い出しました。

私は、二人のあきらの中では、竹内涼真の、高い理想を持って、それに愚直に立向っていく姿がgoodでした。

ラストはスッキリエンドで爽快でした。
捻りの効いた作品も良いですが、本作みたいに、どこまでも真っ直ぐな作品も心地良いです。

では、また共感作で。

-以上-

みかずき