劇場公開日 2021年12月10日

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「【4組の男女のクリスマスから年明けまでの7日間の恋愛関係を描いた群像劇。脚本の秀逸さと編集の見事さが際立つ作品。愛する人がいるモノには沁みる金言、満載作でもある。】」ニューイヤー・ブルース NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【4組の男女のクリスマスから年明けまでの7日間の恋愛関係を描いた群像劇。脚本の秀逸さと編集の見事さが際立つ作品。愛する人がいるモノには沁みる金言、満載作でもある。】

2023年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 良く、この内容を2時間にまとめたなというのが正直な感想である。ー

■内容<未だ、公式サイトが観れるので簡単に。内容に触れています。>

1.異国の地アルゼンチンで出会った燃え尽き症候群に掛かっていたカップル。ジェホン(ユ・ヨンソク)とジナ(イ・ヨニ)。
ー 最初は素っ気ないジェホンが、過去の自分と同じ燃え尽き症候群に掛かっていたジナを気遣う姿。-

2.一度結婚に失敗し恋愛に臆病になっているカップル。刑事のジホ(キム・ガンウ)と離婚調停中のヒョヨン(ユ・インナ)
ー 最初は、よそよそしかった二人が同じ境遇だと知り、徐々に距離を縮めて行く過程が面白く描かれている。-

3.国際結婚を控えたカップルとその姉。ヨンチャン(イ・ドンフィ)中国人のミャオ族であるヤオリン(チェン・ドゥーリン)そして、ヨンチャンの姉ヨンミ(ヨム・ヘラン)
ー 結婚に当たり、異文化の壁と、旅行業を営むヨンチャンの部下が金を持ち逃げした事から起こる波乱と、ヤオリンとヨンミの関係性の変化がコミカルに巧く描かれている。

4.世間の偏見と闘うカップル。パラスノーボードの選手、レファン(ユ・テオ)と彼を支える園芸師オウォル(チェ・ヨスン)。
ー だが、インタビューを受けた二人に対する偏見のある多くのSNSの顔なきコメント。そしてオウォルの農園を襲った被害・・。-

<今作は、上記4組の男女の恋愛関係(もしくは恋愛に陥る過程)を絶妙に絡めたロマンティックラブコメディでありつつ、恋する者であれば響く金言満載作である。
 2年前の作品であるが、作品自体を記憶していない。レビューも少ない。
 地域限定作だったのかな。誰か教えて欲しいな。>

NOBU