「予備知識ゼロでも楽しめる「異世界転生モノの代表作」の初映画化作品。アクションシーンはエッジの効いたカットが多い。」劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編 細野真宏さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0予備知識ゼロでも楽しめる「異世界転生モノの代表作」の初映画化作品。アクションシーンはエッジの効いたカットが多い。

2022年11月26日
PCから投稿

本作は、原作のタイトルに強烈なインパクトがあり、タイトルだけは知っていました。
マンガをベースにしたテレビアニメが第2期まで放送されていて、第3期の製作も決まっています。
本作は、原作者が原案を務めた❝その間のオリジナル作品❞となっています。
そのため、本作を完全に楽しむのであればテレビアニメの第2期までを見る必要があるのかもしれませんが、私は原作もアニメも一切知らない状態で見てみました。
まず、劇場版「名探偵コナン」のような設定の紹介などなく、いきなり本題から入ります。
その意味では、劇場版「鬼滅の刃」のような感じでしょうか。
ただ、本作は、単独でも成立するようにしたオリジナルストーリーなので、一見さんでも大丈夫なようになっています。
キャラクターは「異世界」の設定のため、面白そうな登場人物が多くなっています。
そのため、見れば見るほど背景等が分かってきて楽しめると感じました。
主人公リムルの魔国連邦(テンペスト)は、テレビシリーズの関係もあってか割と「背景の作画」は単純化していますが、本作の舞台となるラージャ小亜国の「背景の作画」は、さすが劇場版だけあって緻密に描かれています。
また、アクションシーンが多いのも特徴ですが、絵コンテがしっかりしているのか、割と凝ったエッジの効いたカットが多く良かったです。
物語もユーモアを交えて進んでいき、必然性のある伏線を作り、上手く回収されています。
登場人物の背景等の要素が多いため、1度目よりも2度目の方が世界観に入り込め楽しめると思います。原作の人気の高さも納得です。

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細野真宏