劇場公開日 2023年3月10日

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「日常の尊さ」有り、触れた、未来 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0日常の尊さ

2023年3月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

寝られる

ドキュメンタリー風オムニバス形式群青劇。
鑑賞予定無かったけど、評価が高かったので。これといった特出事項は無いんだけど、それなりに考えさせられる作品ではありました。ただ、かなり雑多で描き不足じゃないかな?

演技の質にかなり差があるのは致し方ない。
そして、あの悪夢について誰も言及しないという演出は、監督の強い思いとリアルが感じられて、ジーンとくる。しかしながら、4つのエピソード、どれもかなり荒削り。雰囲気や見た目は、良くも悪くもThe・日本映画って感じで、見慣れた感じ。相変わらず、人情ものってこんな風だよな。

お涙頂戴、悲しいよね、辛いよねのオンパレード。ドキュメンタリーなら受け止められるんだけど、映画となるとまた別。前情報一切無しで見た私も悪いんだけど、これはあんまり映画館向きじゃないかなと。ドラマでしっかりと描いて欲しかった。テーマや演出は、この悪夢を描いている物語としてはかなり良かったからさ。

北村有起哉は素晴らしかった。
みすぼらしいお父さん、カッコイイお父さん、両方演じられるのはすごい。やっぱり大好きな俳優。
でも、演劇はさっぱり。舞台が作中に登場する映画に当たりほぼ無し。わざとらしさが満載だし、ちょっと私には理解できなかったかな。

あと、主題歌は結構すき。
なんだか、薄っぺらいレビューになってしまいましたが、個人的にはイマイチかな。

サプライズ