劇場公開日 2022年3月4日

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「【”つかまえたら幸せになれる風、ブルーサーマルを探して。そして恋した人と青い空を滑空する。”今作は、様々な人との関係性を盛り込みつつ、グライダーの魅力に嵌った女子大生の姿が爽やかな青春映画です。】」ブルーサーマル NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”つかまえたら幸せになれる風、ブルーサーマルを探して。そして恋した人と青い空を滑空する。”今作は、様々な人との関係性を盛り込みつつ、グライダーの魅力に嵌った女子大生の姿が爽やかな青春映画です。】

2024年1月4日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

ー 普通の大学生活に憧れて長崎から上京した都留たまき。入学早々ある事でグライダーを傷つけてしまい、弁償のために体育会航空部の雑用係をする事に。
  しかし、主将・倉持のグライダーで共に空を飛んだことをきっかけに、たまきは青空の世界に夢中になっていく。ー

◆感想

・私は、グライダーに乗った経験は無いので、今作を鑑賞して初めてサーマリング、バンク角と言った用語を知りましたが、この映画を見ていればその意味は分かるし、何よりもたまきが乗るグライダーから見える紺碧の空の描写や、地上の描写が綺麗だな、と思いました。

・この作品には、悪人は出て来ません。癖が強いキャラは何人かいるけれど、それも良いアクセントになっていると思いました。

・唯一、気になったのは(多分、原作では描かれているのでしょうが。)たまきの姉ちづると過去何があったのか、倉持と朝比奈との関係がもう少し深掘りされていると、物語に厚みが出るのかなとは思いました。

・けれども、ラストの国内大会でたまきが人並み以上に優れたブルーサーマルを捕らえる能力を発揮し、見事に優勝し、ドイツに留学に行き乍ら行方不明になった倉持をグライダーから探す姿や、彼女が飛ぶグライダーを地上から見ていた倉持が彼女に位置を把握するように指示する姿や、それに対したまきが、プロポーズのような言葉を涙を流しながら発する姿は、沁みました。

<今作は、一人の普通の女子大生がグライダーや素敵な仲間達と出会い、素直に成長する様や、彼女を支える仲間達の絆がキチンと描かれた映画だと思いました。
 今作の様に、夢を持ち頑張る人を描いた映画は私はとても好きなのです。良い映画だと思いました。>

NOBU
NOBUさんのコメント
2024年1月4日

ゆうさんへ。
 何時も有難うございます。(これで、コメントが届くのかな?)
 私は、”映画は映画館で観るモノ!”と思っていますが、配信の技術向上には抗えず。特に1930-70年代の名画と世に言われていながら観る機会がなかった作品の多くが、今契約している配信会社が配信してくれるので、物凄い勢いで鑑賞しています。
 会社が始まるまで、あと三日。何しましょう・・。では。

NOBU
ゆうさんのコメント
2024年1月4日

あけましておめでとうございます!U-NEXTですか、面白そうな作品ばかり見ておられますね、いいなぁ 自分もディズニー+見たいの溜まってるから見なきゃ...ではまた

ゆう