劇場公開日 2022年5月6日

  • 予告編を見る

「あまりにも良い実写化すぎる」死刑にいたる病 ねみぎはらさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0あまりにも良い実写化すぎる

2022年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

私はサイン本を所持する位原作が好きな櫛木理宇ファンなんですけど、そんな立場から今回の映画について述べますね。
第一に感じたのは原作への深いリスペクトです(ろくろを回すポーズ)本来実写は原作を1部カットして作るからその取捨選択が非常に重要やけどもこの映画はそれがべらぼうに上手い。他の実写にも見習って欲しいレベルに上手い。というかちゃんとしている。絶対外しちゃいけないところを抑えている。
そして阿部サダヲの演技が良い~~~ここのキャスティングだけ原作と違う感じで出てきたから疑問やったけど全部見て納得しました。
もし原作通りのモデル並みの美形設定を遵守してイケメン俳優がやってたら浮世絵感が強くてここまで恐怖が現実に侵食する感じはなかったと思うし、あとは美形設定を無くすことによりそれに関するエピソードを削れたので上手い原作カットのやり方だなあと思いました。原作は原作の、実写は実写のそれぞれの魅力が引き立ってて最高でした。
映画がとってもいいからこそ原作も読んで欲しいとなる映画でした。原作読んでくれ!!!!

ねみぎはら