劇場公開日 2022年11月4日

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「素直に泣かされた(泣くとは思ってなかった)大変素直な映画でした。日本のワインの事など殆ど知りませんでしたが、長い歴史が有ることを知り勉強にもなりました。」シグナチャー 日本を世界の銘醸地に もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0素直に泣かされた(泣くとは思ってなかった)大変素直な映画でした。日本のワインの事など殆ど知りませんでしたが、長い歴史が有ることを知り勉強にもなりました。

2022年11月23日
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鑑賞方法:映画館

①私事ですが、2020年春の全国的な緊急事態宣言から2年半、年一回の人間ドック以外は大阪市には行かないで過ごしました。だから大阪市内の映画館にも行かず数数の観たかった映画も我慢して観れず仕舞い。でも、今日2年半ぶりにシネリーブル梅田に来ての映画鑑賞!第八波も来てるようだけどウィルスの毒性も弱まっているようし、もう良いかと。来てみたらもうあちこちに観たい映画のポスター貼りまくりで何て幸せ。前の様にはちょくちょく来れないだろうけど嬉しくてなりません。(テアトル梅田が知らん間に閉館になっていたのはショックでしたが)
②で、最初の鑑賞作として選んだのが本作。酒は飲まないし(飲めないのではなく、逆に強い方ながらあまり飲む必要性を感じないので)ワインの知識など殆どありませんが、ご贔屓平山浩行の初主演作なので選んだ次第。
③この人、私たちが会社員を仕事として選んで働いている様に、俳優を仕事として選んで働いているようなスタンスを感じられて好きです。それだけ役者臭く無いけれど。
④思っていたより豪華な脇役陣にもビックリ。
まあ、お芝居は榎本孝明が一手に引き受けていたようなものだったけれども。
⑤“ワインってこんな風に作られるんだ”(専門用語も多かったので半分くらいしか理解出来ていないかも知れないけど)と勉強になったし、日本産ワインの歴史が150年以上あることも知りました。いや、不勉強…
⑥映画としては正統派というほどの重みもなく、素直な作りで凝った構成もないし(ほぼ時系列で物語は進む)、映画的な工夫や映像的な実験もない。大多数の人にはフツーの映画か凡作と映るでしょうね。私も見終わって特にワインを飲みたいとも思わなかったし。

もーさん