劇場公開日 2022年1月28日

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「キャストが好きなら観ても良いと思います、他はオススメしません…」Pure Japanese たいよーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0キャストが好きなら観ても良いと思います、他はオススメしません…

2021年12月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

単純

びっくりするくらいとっ散らかってて、久々に「つまらない…」と捨て台詞が出てしまった。擁護のしようがない。トークショーの話題も交えながら綴る。

企画・プロデュース、そして主演を務めるディーンフジオカ。アミューズがゴーサインを出し、相乗りする形で監督と脚本が決まったらしい。相当腕をブン回して作ったのだろうが、肝心のプロットがブレッブレ。何を見せたいのか分からない。まだ主演の体幹の方がしっかりしてる。

いわゆるバイオレンスアクションに振り切りたい気持ちは良く伝わるけど、そこに行き着くまでがダルい。血を飛ばし、日本的な世界観を突き進めたかった気持ちは理解できる。だが中身を掻い摘んだかのように進むので、ストーリーも乗ってこない。致命的だ。ちなみに、序盤であっさりタイトルを回収するのだが、ソフトタッチをするだけで良く分からない。

キャストに関してもまあまあ期待していたのだが、役割を全うするだけに終始。相変わらず蒔田彩珠も不幸な役でゲンナリ。ちょっと褒めどころがない。

まだ公開も先なのでこの辺で。もう少し意図を積極的に発信してくれれば、受け取れるものも変わってきそう。殺陣とキャストが好きな人なら観てもいいかも。

たいよーさん。