劇場公開日 2022年5月13日

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「今の邦画にはとがった映画も必要なのかもしれない」流浪の月 きつねさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0今の邦画にはとがった映画も必要なのかもしれない

2023年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

李監督作品は怒りに続いて2作目。気合を入れて観ないといけないのはわかっていたので観るか迷ったが広瀬すずが前作に続いての主演だったので観ることにした。わかっていたが観るのがつらいシーンが多かったが、誰もが持ってる痛みやつらさを表現したとても良い映画だったと思う。リアリティの表現はこの監督の素晴らしい部分だしこれを表現できる俳優は間違いなく演技の幅を広げる事ができる。事実広瀬すずの演技は以前に比べるとはるかに素晴らしくなっており同年代では負けなしだと思う。いい演技は観客を映画の中に連れて行ってくれる。つらいシーンが多いとがった映画も今の邦画には必要なのかもしれない。

きつね