人のレビュー・感想・評価
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何なのこれ?
昔から幽霊の出てくる話は多い、日本人の死生観なのだろうが大半は怪談だが吉永小百合の「母と暮せば(2015)」のように原爆をテーマにした切ない社会派ドラマもありました、海外では暴漢に殺された男性が幽霊となって恋人を守る姿を描き、世界的大ヒットを記録したロマンティックファンタジー「ゴースト ニューヨークの幻(1990)」が記憶に残ります。
本作は夫ばかりか息子にまで先立たれた母と浮かばれぬ息子の霊との会話劇、母親の妄想なのでしょうが、喫煙シーンの多い幽霊などリアルに俗っぽく描きます、母親も酒浸り、飲酒運転など褒められた生き方ではありません、とりたてて際立ったエピソードもなく幽霊と過ごす3日間を淡々と描いた短編です。
山口龍大朗監督はインタビューで友人の死が制作の動機とか言っていました。これでは大手が乗るわけもなくクラウドファンディングで製作、生死の意味を問う形で「人」なんて漠然としたタイトルをつけていますが、人を語るには監督さん36歳、まだまだ未熟でしょう。
短編だから我慢できましたが、何なのこれ?って感じでした。
この日は4本目の(劇場で!)映画!しかも、監督と出演女優による舞台挨拶付きのサプライズ!!
2022年 「冨手麻妙」演員、AKB1作品。
この日は水曜、入場料が多少は安いだろうと観に往ったが、チケットは¥800と激安!しかも、監督と出演女優さんによる舞台挨拶が上映後に在るという!
それだけじゃなく、帰り際には御見送り迄して頂いて・・・!?ちゃっかり、チラシにサインを御強請りしちゃいました!こういう事が在ると幸せな気分になりますネ!
喫煙、喫話
酔って海辺で死んで幽霊になった息子と、幽霊がみえる母親の親子の話。
あらすじ紹介には父親のことも記されているけれど、父親はほぼチョイ役程度。
ファンタジーの部分がコメディでもある設定でもある中、旦那と息子に先立たれ母親の想いと、本心では判ってる筈の息子との会話をみせていく物語が主で、単純と言えば単純だけど、普段話せなかったり話さなかったりの本心がぶつかりあう感じはなかなか良かった。
どうでも良いけど「やっぱり死んじゃったのか?」は変な言い回しですよね…。
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