劇場公開日 2021年11月12日

「ゴーカイな奴らが還って来た!」テン・ゴーカイジャー るーなさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ゴーカイな奴らが還って来た!

2021年11月21日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

戦闘シーンやアップのシーンは、映画館ならでは大画面と音響の迫力が胸に迫って来ました。
家のTVを近距離で見るのとは段違いに見応えがありました。
 私は戦隊モノは、海賊戦隊ゴーカイジャーしか全部見ていないので、変身後に出てくるゴーカイジャー後のヒーローはよくわかりませんでしたが、それでもすっごく楽しめました。
 それほどお話が面白く、小ネタや10年前のセリフの回収やら、見どころたっぷり。
とにかく海賊たち6人が揃って出てくれているのが嬉しい。
バスコ役の細貝圭さんが別の役だったり、関智一さんがレフェリーだったりするのも楽しい。
 まさに海賊戦隊ゴーカイジャー10周年記念にふさわしいスケール。
 出来ればあと30〜60分くらいは宇宙海賊6人の活躍を見ていたかったです。
 特に山田裕貴くん演じるジョー・ギブケン/ゴーカイブルーが、めちゃくちゃカッコ良かったです!
10年前と変わらずマーベラス想いで、10年前に比べ色気が増し増しで。
あの長いしっぽ(ポニーテールにしている髪型)と前髪は、どー考えても戦いの時に邪魔になって動きにくいでしょうが…。
でもきっと、そこがいいんですよね。今までの他の戦士と区別つけるためだろうし、宇宙人だから邪魔にならないとゆー設定なのかも。
今回は合体巨大ロボが出て来ない代わりに強化アーマーなるものが登場。
ゴーカイジャーでは、他の戦隊モノには存在する強化アーマーが、ゴーカイシルバー以外の人たちには無かったそうです。
だから、マーベラス/ゴーカイレッド演じる小澤亮太さんは、強化アーマーが欲しかったそうですが…。
私は、「強化アーマーって、カッコ良いのかな?あんなにゴテゴテつけたら動けないでしょ?」って思ってしまいました。(それを言っちゃ巨大ロボだって全く動けなさそうですよね。機敏に動くスーツアクターさん達は、ホントすごいです。)

私はレンタルDVDで、少しずつドラマ51話と映画数本を見たのですが、今回の映画のエンディングロールを見ながら、めちゃくちゃ感動してしまいました。

ホントは、映画館には行かずに、3月のBlu-ray発売まで我慢しようかな?と思っていたのですが。。。
最近、新型コロナの感染者数が減ってきているので、大阪まで足を運びました。
梅田ブルク7の座席は、椅子の横幅や前後の幅が広く、高低差もついていて見やすかったです。

61分の中に、ゴーカイジャーやレジェンドのスーパー戦隊たちのカッコ良さがギュッと詰まっていて、映画館に見に行って良かったな、と思いました。

ゴーカイジャー6人は、いい歳の重ね方をされているな、と感じました。
見た目、ほぼ変わっていませんし。
見た目の変化だと、ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエローが全体的に細くなってるのと、ジョー・ギブケン/ゴーカイブルーの太ももが細くなってるのと、錨 凱/ゴーカイシルバーのからだ全体が筋肉つけて大きくなっていることでしょうか?
ガイのアクションは、10年前よりド派手で、マーベラスの俺様な感じや、ルカとアイムの可愛いさ、ハカセのコミカルさも健在です。

平日なのに、観客が多く入っていたので、人気の高さが伺えました。
 アクリルスタンドはもちろん、パンフレットも売り切れでしたが…。
東映オンラインネットショップで、再入荷したはずのに、2日後には売り切れ。売り切れるスピードが早すぎて驚きです。転売屋から買うのは避けたいところ。
 このまま、新型コロナがおさまって、みんなが映画館で自由に見られる日々がずっと続きますように…、と願ってしまいます。
 遠くまで足を運ぶ価値のある1本でした。

るーな