劇場公開日 2021年8月13日

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「【“老いという名の怪物。そして、現れた遺物。”】」レリック 遺物 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【“老いという名の怪物。そして、現れた遺物。”】

2023年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

難しい

■森に囲まれた家で一人暮らしをする老女・エドナが突然姿を消した。
 娘のケイと孫娘のサムが急いでエドナの家に向かうと、誰もいない家には、彼女が認知症に苦しんでいた痕跡が見受けられた。
 あちらこちらに貼られたメモ・・。
 2人の心配が頂点に達した頃、エドナは突然帰宅する。
 最初は平常かと思っていたが、徐々にエドナの様子がおかしくなっていく。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・マサカの難解ホラーである。

・認知症気味のエドナは森へ行って、何かに憑りつかれたのであろうか。

・劇中流れ続ける不穏な音楽が恐怖心をじわりじわりと煽る。

・サムは、エドナの家のクローゼットに入るが、いつの間にか閉じこめられてしまう。

・一方、エドナは”ケイとサムは偽物だ。”と言い始め、ケイに襲い掛かる。何とか壁をぶち破ったサムは、襲われるケイを助けようとする。

・ケイは、到頭エドナを棒で激しく叩くと、エドナの表皮は剥がれて行く。

・ケイがエドナの表皮を剥いでいくと、やがてエドナは黒い人型になる。

・その人型をベッドに横たえて、ケイもそれに添い寝するように横たわる。サムも同様にケイの背後に横たわる。
 そして、サムが見たのはケイの背中にある黒いシミであった・・。

<今作は、あのラストシーンも含め、見る側にイロイロと考えさせるホラーである。
 認知症に罹った老女の話かと思いきや、それが発端かもしれないが、人は老いるという当たり前の事を、”怪物”と捉えた設定や、老いて行くと最後は”遺物”(黒い人型)になるというストーリー展開もナカナカである作品だと思う。>

NOBU