劇場公開日 2022年7月8日

「コメディマシマシ、スケールもマシマシ」ソー ラブ&サンダー keytonさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0コメディマシマシ、スケールもマシマシ

2022年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 前作三部作をしたうえで観賞してきました。これまでの三部作をミックスしたような映画でした。ストーリー、展開、セリフがどれも面白かったですが、役者さんの役作りがすごかった。ナタリー・ポートマンの病魔に蝕まれている姿はものすごく悲しかった。クリスチャン・ベール演じるゴアも「死神」を思わせるほどやせ細っていてとても不気味だった。役者魂が感じられる観てよかった映画でした。
 しかし、前作『マイティ・ソー/ラグナロク』と展開が似てるような気がしました。アスガルドの人々が誘拐された子供達に変わっただけで、正直肩透かしを食らいました。DCの映画『シャザム!!』みたいに自分の力を他者に分け与えるのも既視感があって新鮮味がなかった。
 けれども、タイカ・ワイティティ監督は今作を作ることを予定していなかったので妥協できました。通常版で観賞しましたが、IMAX3Dで観なくてもいいかなぁ~と個人的には思えました。

keyton