ファイナル・プランのレビュー・感想・評価
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アクションよりも仕掛けで対抗するリーアムおじさん
「96時間」でおじさんアクション映画の先駆者となったリーアムおじさんの新作。いや、少し前の作品からアクションを控えめにしているんだろうなとは感じていた。本作はさらにアクションは控えめ。
数々の銀行強盗を成功させた犯人が、愛する女性のために自首しようとする話なのだが、ポイントは元海兵隊の爆弾処理を担当していたってところ。これで少し衰えてはいても格闘や銃撃戦だけでなく爆弾を仕掛けることができる。うまい設定だ。
実際、捜査官との攻防はなかなかよい。特にあいつを捕らえるやり方は、自分の経歴等を知られていることを前提にした作戦で見事。アクション控えめだけど、心理戦や仕掛けで対抗する姿を楽しませてもらった。
でも、そもそもの話として、愛する女性のために自首して罪を償おうとするのはどうなんだろう。しかも取引を持ちかけて減刑を狙うなんて虫がいい。恋人も「この人悪い人じゃない」なんてかばう始末。銀行強盗だったことや偽名を名乗っていたことを簡単に受け入れられるのか。
そしてFBIの捜査もどうなんだろう。隠していた現金を捜査官が運び出してアジトに隠したことは、車のナンバーで追跡すれば早々に判明しそうなのに。
そこらへんがモヤモヤしなければもっと楽しめた気はする。リーアムおじさんの映画にあまり求めすぎてもいけない。
いつものリーアム!
いつものリーアムの内容! それ程大した内容ではないけどファンなら安心して観れるでしょう!
ちょっとツッコミたい所は「戦場でも強盗でも人を殺した事はない」と言って本当の悪人じゃない事をアピールしてたけど二人の捜査官が殺されたり彼女が死にかけた原因を作ったのはリーアムだし悪徳捜査官の家を爆弾で吹っ飛ばして殺人未遂的な事をしてたような …
結構拳銃も撃ちまくってたしね(笑)
ケイト・ウォルシュを観るために
たぶん、映画ファンにはほぼ知られていないケイト・ウォルシュを観るだけのために鑑賞。アメリカドラマの脇役から、スピンオフドラマでの主役抜擢。映画に進出もちょい役続きだったのが、ついには映画で2番めに名前がクレジットされるまでに。全く年をとってないなぁ。彼女目当てなので、採点は大甘。
女のために自首する?なんか自首の理由が無理矢理の、苦しいストーリーだわ。しかも、あちこちの銀行から長年にわたって盗んだ金は900万ドルなのに1ドルも使わずにとってある?こんな泥棒が現実に居るわけがない。いくら映画でもありえない。なんか他の動機づけはできなかったのか?1ドルも使わなかった理由を納得させてくれ。あのね、映画は脚本にも金をかけて欲しい。ケイト・ウォルシュが出てなかったら、星は3。
これぞリーアム
この役はリーアム・ニーソンしか考えられませんね。「えっ、何で?」って思うところもなくはないんですが、そんなことは気にしてはいけません。最初から最後まで退屈せず観ることができました。期待以上の出来です。
安定したニーソンさん映画
ですから、安心して見ていられました。
期待通りのニーソンさんでした。
ま、年齢的にアクション無しはいたしかたないですね。
無理に考古学者を演じて大怪我なさってるあの御大みたいになって欲しくないですから。
これからも頑張って、我ら高齢の星、ニーソンさん!
邦題、なんとかならんのか!
honest theif …
【正直泥棒】
映画タイトルの直訳。
正直を盗むのじゃなくて、正直な泥棒。
こう書くと、ちょっと間抜けな感じがする。
そして、in-and out bandedってのは、銀行強盗だけじゃなくて、アニーと速攻付き合ったってのもそうだと思う。
最初、FBIでお金に手を出そうとするのは、別の人間かなんで思わされたので、そこは引っかかりそうだったけど、それ以外は、リーアム・ニーソン祭りです。
いや、僕だったら、自首するにしても、もっと上手くやるなとか考えながら、リーアム・ニーソンを楽しむ作品です。
あまり深く考えないで楽しみましょ。
中高年の恋愛模様
老後を心配したのか?おばちゃんに一目惚れした正体不明の流れ者
突然の懺悔に振り回されてFBIが迷惑を被るぬるま湯アクション
良い人とも言い切れない自分勝手な振る舞いと地味な爆発シーンにどんよりする
危険なドロボーは終身刑にしてください
誠実(honest)な銀行強盗(thief)が恋に落ちると
そこそこの盛り上がりはあったけれども、根が誠実(honest)な強盗っていうのは、アクション作品としては面白みに欠けるかな。
それでも悪徳FBI捜査官の追い詰め方は、なかなか面白かった。海軍時代は爆弾班だっただけあって、ハデなやつと頭脳的な技のコンビネーションでピンフォール勝ち。
リーアム・ニーソンもそろそろ色恋抜きの暴れるジジイキャラにシフトした方がいいんじゃないかな。孫を半殺しにしたギャングを全員血祭りにあげるリーアムを見てみたいな。
今のニーソンのアクション映画てもうこの程度なんかな…スクリーンから...
今のニーソンのアクション映画てもうこの程度なんかな…スクリーンから初老感が伝わって来るから無理しているようにしか見えない!やはり96時間のイメージは大きいわ…
最高!と思ったけど皆さん意外と辛口です
ハッキリし過ぎの登場人物の性格設定や、現代セキュリティではすぐ捕まりそうな点とかありますが、、、私はとても面白く鑑賞しました。
リーアムはいつも通りよかったですが、ジェフリー ドノバンの存在がとても良かった。もう少しダイハードのようにバディ感が出て、あの悪役ももっと卑劣な面を見せたら最高に盛り上がったと思いました。にしてもジェフリー ドノバンはよかった。犬を連れているところとかもいい。スピンオフ作って欲しいくらい気に入りました。
そしてあの人T-1000だったとはビックリです。
にしてもこの監督、私が好きな作品に色々関わっていてこれから追っかけたいと思います。
他の人のレビューが意外と辛口でちょっとびっくりしました。このレベルでは物足りないってある意味スゴイですね。
良識ある怒れるオヤジ
リーアム・ニーソンお得意の「怒れるオヤジ」モノ。
今回は「96時間シリーズ」や「スノー・ロワイヤル」の様な恐ろしいオヤジ
とまではいかない、良識ある怒れるオヤジでした。
やはりそこは、愛する人のため自首をしようとする「良識」あるオヤジらしく
派手さのない復讐劇でした。
愛する者に対する「良心の呵責」がこの映画ではキーワード。
ウソをつくのは簡単だけど、ウソを突き通すのはかなりの心労になる。
正直に生きるのもしんどいけれど、正直に生きていかないと後悔する。
どちらにしても生きていくのは大変ですね。
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