劇場公開日 2022年6月17日

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「最後まで細部までしっかり見ると楽しい」バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版 まるまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5最後まで細部までしっかり見ると楽しい

2022年6月19日
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鑑賞方法:映画館

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離島を舞台にした事で、地元住民と山の手のお屋敷と言うはっきりしたコントラストある。
ヒエラルキーがほぼ無い現代日本でも、原作の英国クラス社会の物語性を良く表していた。

犯人探しと言うよりも、家族とはなんぞや?と
考えさせられる映画だった。

誉獅子雄はディーン・フジオカのはまり役の一つであると思っていたが、今回の獅子雄を見て、正に日本版シャーロック ・ホームズは彼ありきと認識した。

ドラマ版よりも物語性が強く、岩田剛典演じる若宮と獅子雄が対で事件に関わって行く流れが良かった。
若宮の真っ直ぐな人間性が溢れていて好感。
また、稲森いずみ、椎名桔平、そして新木優子の演技が光る。今後注目する女優の一人となった。

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まるまる