劇場公開日 2022年6月17日

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「ドラマ版が存在するのかな?」バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ドラマ版が存在するのかな?

2022年6月18日
PCから投稿

今年173本目(合計449本目/今月(2022年6月度)20本目)。

もととなる小説自体があることは知っていましたが、ドラマ版があるとは知らず。もっとももとの小説も読んだことはないですが…。

…といって始まったレビューなのですが、結局のところこの手の映画ってレビューがムチャクチャ難しいんですよね…。「ナイル川~」と同じでいわゆるミステリーものなので、誰が犯人だのどうやって完遂したかなど書き始めると全部ネタバレになっちゃいますし(下手すると、その気がなくてもネタバレになりうる)。「レビューサイトなのにレビューが書きづらい」映画の一つの類型かなぁ…と正直思います。

 ※ こういう映画は一定数存在するので、公式も何かしらガイドラインが欲しいです。

かつ外国映画でないので英語の聞き取りうんぬんといった私がよくする話も出てこず、純粋たる日本映画なので、結局のところ「ドラマ版を見たことがあり興味がある」「単純に謎解きが好き」「出演している誰それが好き」の3類型に分かれるんじゃないかとは思う一方、今週(17日の週)は本数こそ多いものの本映画がほぼ本命にきそうな状況(対抗はプラン75なのでしょうが、あれは私も書いた通り、とても法律系資格持ちとしては押せない…)で、何を書いてもネタバレな状況では何を書くのも難しいです。

結局、公式サイトはまだしも、ネットでいろいろ調べると「読んだ本紹介」など、今は懐かしい「ホームページ」(2000年ごろは個人がホームページを開設しているのが当たり前だった)に答えが書いてある場合さえあり、それもそれで楽しみを奪うような気がします。

個人的にはラストあたりのいわゆる「動機の開示」の部分において、違法性・不法性が異常に高いようには思いましたが、plan75のような問題提起型の映画で「法律的に支離滅裂」というのとは違う(ミステリー映画である以上、このような発言が出ることは前提というのが普通の解釈だし、それで誰も減点はしない)ので、そこは減点なしにしました(逆に数か所気になる点もなくはないが、それを書くと誰が犯人だ何だに全部突っ込むことになるので、結果、採点した結果「犯人がわかってしまう」という妙な採点になるからです。

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(減点なし/特殊事情(上記))
 ・ 一部、極端に違法性や不法性が強い内容を含みますが、いわゆるミステリーものの範囲としては妥当な範囲か「若干超えるかなぁ」程度であり、「ここは日本ですか?」というような状況になっていない(一応、犯人の言い分も理解できる)ことを考えると、それをあれこれ全部指摘するとネタバレしているのと同じになるので、あえて減点なしにしています。
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yukispica