劇場公開日 2022年1月21日

真夜中乙女戦争のレビュー・感想・評価

全126件中、81~100件目を表示

2.0意味不明な映画

2022年1月25日
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鑑賞方法:映画館

永瀬廉さんを応援してますが、ファンだからといってもこの映画はオススメ出来ませんし、共感も出来ませんでした。

正直言って、沢山のオファーが有るだろうになぜこれ?
事務所に対しての不満です。作品を選んでほしいです。
永瀬さんの成長の糧になる事を期待します。

ただ、柄本さんの演技は流石です。

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たかこ

1.5早くこの作品を忘れ去ることにする

2022年1月25日
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鑑賞方法:映画館

 映画の冒頭から、夜の東京タワーに続く逆さの東京の夜景など、意味不明のシーンが多かった。廃校の通路の光景を回転させたり、意味なく匍匐前進させたり、無駄に長く池田エライザの歌を聞かせたりと、観るのが苦痛に感じられるシーンもあった。
 主人公はルサンチマンを心に抱くニヒリストとして登場するが、その後の台詞はニヒリズムから離れて一定せず、心は揺らぎっぱなしである。何を考えているかわからないのだ。それはつまり、何も考えていないのと同じことである。この主人公に感情移入するのは困難だ。
 柄本佑の演じた「黒服」の世界観も意味不明である。主人公と精神的な議論をしているのかと思えば、いつの間にか精神的な破壊が物理的な破壊にすり替わる。哲学的な話をしているように聞こえるが、実は雰囲気だけであった。ペダンティズムそのものである。

 元官僚が語るニヒリズムや賃金の安すぎるハードワークを不条理として描きたいのは分かる。美しいものの代表である花だが、実は花を花屋に卸す業者はアルバイトにタコ部屋労働をさせる悪徳業者で、つまりは悪徳資本主義の代表みたいに描きたいのも分かる。しかし花屋がタコ部屋労働というのはどう考えても無理がある。タコ部屋労働なら何ヶ月も監禁されて肉体労働をするものだ。ダム建設の現場などがそうだろう。しかしそれを描いてしまうと建設業界からクレームが来るから、業界というもののない花屋にしたのだろう。安易で、しかも狡い。

 東京を爆破するのに必要な爆弾がどれだけになるのか。2時間の講義を価格計算して講師に詰め寄るなら、爆弾の価格計算もすればよかった。おそらく数兆円単位の価格になるはずだ。重さも体積も、とんでもない量になるはずで、人力では数万人が必要になる。
 他にもツッコミどころは多い。若者は金がないと主張するのにバーに行く。金がない若者はバーには行けないはずだ。爆発の真横にいて、何の怪我もなくただ少し吹き飛ばされるだけという状況はあり得ない。不条理の実存主義哲学なら恋愛要素が入る余地はない筈だが、強引にそれを入れ込む。やはり似而非哲学の作品なのだ。

 主人公の演技にリアリティが皆無である。無理もない。設定が矛盾だらけでキャラクターも何もないのだ。演じた永瀬廉くんは、早くこの役を忘れ去ったほうがいい。ただ、柄本佑はこういう演技もできるのだということだけが収穫だった。当方も早くこの作品を忘れ去ることにする。

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耶馬英彦

5.0こんな人に向いています 著者Fさんより

nさん
2022年1月24日
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鑑賞方法:映画館

飲み会に行ったとしても一瞬で帰りたくなる人
友達の少なさに自信がある人
思想的には文系
夜更かし派
日中、ほぼ寝不足
TikTokを死んだ目で見たことがある人
大学の退屈な講義が非常に許せない人
携帯をたまに海にぶん投げたくなる人
泥酔しないと人に言えないレベルの失恋経験がある人
海に沈めたいくらいチャラい友達がいる人
は確実に向いています。
あるいは、なんだかんだ優等生扱いされることが多い人
とはいえ、自分を優等生だと全く思えない人
通勤通学方面と真逆の電車に飛び乗ったことがある人
今後普通の人生は無理だなと漠然と予感してる人
TOEICを律儀に頑張ったことがある人
芥川龍之介並みに将来にぼんやりとした不安がある人惚れっぽい人
直感だけで人を好きになる人
逆に、人を惚れさせるのは楽勝だと思ってる人
現在進行形で恋愛的にギルディーなことをしてる人
映画だけは延々見ていられる人
ラブホテルで泣いたことがある人
も向いています。
3つ以上当てはまっている人にこの映画をおすすめします。
Fさんinstagramより

廉くん目当てで見てもなにも感じられないかもしれません。
ハマった人は是非原作も読んでみてください。
最高です。

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n

3.5共感出来ない事も魅力のひとつ

2022年1月24日
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鑑賞方法:映画館

演者陣とポスターのテイストで「勘違いしてコケそうなやつ」と勝手に思ってましたが、気にはなるし演者は好きなのでレッツラゴーでした。
観てる途中も終わった後も「うすいねー(ニコッ)」って感じでしたが、結構好きでしたね。エゲツない感じは抑え目だけれども、「チワワちゃん〜」とか「愚行録」なんかで思ってた、「コミュニティってホントクソね」がビシッと描かれていたのが良かったかな。ある種で「青くて〜」にも通ずるのかも。
終わり方でも分かれそうだけれど、僕は好きでした。エライザさんの歌が別録じゃなければ最高。モヤモヤは残しても良いじゃない?って事で。

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lynx09b

2.0はまる人はまらない人 二極にわかれるかなー ワタシははまらなかった...

2022年1月24日
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はまる人はまらない人 二極にわかれるかなー

ワタシははまらなかった
いわゆる青春群像劇
にしては エンディングは酷すぎる

若者にしては 主役三人とも 大人すぎたし
お金の無い若者なのに やらた服装がファッショナブルだし 違和感多かった

夜景が綺麗な分 今さらのバブリー感が出てて 古いのか新しいのか混乱してしまった

うーん 映画化しなくてよかったのかもな
映像向きな作品でない気がしました

画は綺麗でした

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とも

3.0キャスト星5、冒頭とラストのストーリー星4、逃亡〜ホテルの場面は星1.5です

2022年1月24日
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鑑賞方法:映画館

自分が15歳の時に観ていたら、多分生涯忘れられない三作品のうちの一本になってたかと思います。
要するに中二的ストーリーです。全てに対して興味が持てない主人公が、カリスマに会ったことにより犯罪に加担。だが好みの女子に出会ったことにより少しずつ変わっていく。…こうまとめてしまうと身も蓋もないですが。

冒頭は非常に良かったです。なんとなく大学に入学した主人公。講師料だけふんだくる教師と奨学金の申請を勧める母親。…母子家庭っすかね?
バイトに入れなくなり、やむなく行った単発バイトでパワハラを目撃。友人はコンパで女とヤることしか考えてない。
この辺の退屈な日常から離脱するための、要となる柄本佑演じる黒服との出会いはなかなか面白かったです。
あとはラスト。これに関してはネタバレとなるので伏せますが。

キャスティングもなかなかの人選と思いました。
柄本佑氏は言わずもがな、どことなく謎めいた先輩役を池田エライザ氏が演じたことで、余計に映える。
ある意味、黒服とは逆の立ち位置で存在感を示す必要がありますが、ビジュアルは見事にカバーしていたと思います。ビジュアルは(その他についてはこの後言及します)。
あとは主演の永瀬廉氏ですね。ファンの方から怒られるかもですが、本当に普通の凡庸な青年に見えます。
それ故に柄本氏演じる黒服との関わり方が良かった。凡庸な青年がカリスマに取り込まれる様が、感覚として見て取れました。おかげでストーリーが非常にわかりやすい。
そしてエライザ氏演じる先輩との関わりにより、徐々に自分の言葉で自分の意志を伝えられるようになる。
とても質の良い役者さんだと思いました。

さて、ここからが問題です。
概ねキャスティングとストーリーに関しては満足しましたが、結果として大半の失点に繋がったのが「逃げよう!」から黒服達討ち入りまでの展開ですね。要するに主人公と先輩のイチャコラタイム…のはず、なんですが。
それまで割と自然だったストーリー展開が、あの辺だけ編集にぶっこめと言われたのかやたらと不自然なんですよね。てかこの令和の時期にシルエットで会話する作品とか。昭和かよ。
しかもやたらと尺が長い。
永瀬氏のファンの方はもしかしたら彼のファン故に苦痛の時間だったかもしれませんが、私はこのシーン必要あんのかという意味で苦痛でした、
いや、先輩別に◯◯◯系の話とかどうでもいいんで。てか、結局あの友達とはどういう関係なんですか?←むしろそっちの方が親密過ぎて気になるわ

…というわけであの場面があまりに酷かったので、総評下げました。
エライザ氏の演技自体は問題なかったのですが、結果、映画全体を通してこの先輩という人物が何者だったのかだけは、あんまよくわからなかったです。
あの場面がなければ、もしくは映画ラストくらいの描写であれば星4は固かったです。

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BONNA

3.0甘えてるんですよコイツら

2022年1月24日
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男も乙女である…何言ってんのコイツ?な感じで始まる若者のナイーブな心境を描いたかまってちゃんムービーとでも申しましょうか。気に入らないから全部壊す!…まるで幼児です

黒服の持つ金、行動力に影響されてまるで自分が偉くなったような解放されたようにのぼせあがる気持ちはわからなくもないけどただの甘えです

『生きてる意味』なんて言葉大嫌いなんですよ。生きるのに意味が必要ですか?せっかく生まれてきたから必死に足掻いて皆生きてるの。それをつまらんとか気に入らないから壊すとか笑わせるなっての😡

と愚痴っぽい事書きましたが結構面白かったです😃

エライザさん(先輩)は今までの出演映画とは違い見た目のセクシー要素はほぼなし。ニットすらなし。だがそれが良かったな
歌もうまかった

柄本さん(黒服)は見るからにヤバそうな雰囲気があってとても良かった。失礼ながらネズミ男に似てる😃なんて思っていたけどとっても格好よかった

ラストは豪快な投げっぱなしジャーマンが決まりましたが非常にいい絵でしたね
サイレント・トーキョーに期待したのはこの絵でした
あの作品はへタレなラストだったけど本作はやり切ったからその点はよかったです

気になった事は…
黒服の勃◯不全の話はどうなった?
不全の黒服と勃たない先輩の彼氏は同一人物を表してるのかと思ったけど違うみたいだし…
でもまぁ先輩と同じベットで寝ててあの状況で何もしないのは主人公こそ不全なんじゃないかと思いました(笑)

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きのこ

5.0感情の底なし

2022年1月23日
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それぞれのセリフや表情やシーン全てに意味があって感情がぐるぐるぐるした。見終わった後も余韻でしばらくボーっとしました。
観る人の年齢は関係ないと思う。
伝わる人とそうで無い方とがはっきり分かれる映画だと思う。
ビリーアイリッシュの曲もぴったり

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のゆ

3.0ただただ、かっこいい映画

2022年1月23日
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悲しい

単純

寝られる

MVやPVのようにただただかっこいい映画です。
特に映像はかっこいい。見にくいとも言えるけど、背景がボケたり、あえて反転させたり、テレビドラマではなかなか無い演出が好きです。

また、ストーリーもとても面白い。
最後はそうなるのね、、、予想以上に楽しい。

ただ、、、キャラクターに心がない。
メインキャラは3人ですが、どのキャラクターにも感情移入は出来ない。上辺だけで会話しているだけ。セリフはとってもかっこいいけど。何も伝わらない。

このストーリーなら、柄本佑の役がもっとサイコパスな魅力があれば良いのに。キャラにまったく魅力がない。

最後の15分はとても良かったけど、そこまではかなり眠い。

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だるまん

0.5ジャニオタのための映画でいいの?

2022年1月23日
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主役がジャニーズだからジャニオタで溢れかえってるんだろうなと思ったら案の定。
予告からジャニーズが出るたびにザワザワ。永瀬廉さんが映るたびにザワザワ。
ジャニオタとLDHオタクってなんでこんなに民度低いのか。
永瀬廉さんは好印象だったし、他のキャストさんも好きなので観に行ったけど…
メンバーの株が下がっていくの分からないのだろうか。

原作はおもしろいんだろうけど、ジャニオタのために作った映画はこんなにも安っぽくなってしまうんですね。
カメラワークもうるさくて、へんなカメラワークだなぁと集中できませんでした。
ツイッターでは原作レイプって言われていて、確かになぁと思いました。

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かずず

0.5意味不

2022年1月23日
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原作の作者Fさんのエッセイ2冊が好きで、こちらの映画の原作は読んでいませんでしたが、好きな世界観かなと思い1人で観に行きました。

これ、好きな人を誘って観に行こうか迷ったのですが、本当に誘わないで良かったです。(笑)

他の方も書かれていましたが、一言で言うと意味不明。
この映画に共感したり、良いと思える人はかなり少数派なんじゃないかと思いました。

カメラワークも酔う。

主演の永瀬廉さんの顔が整ってて綺麗だな〜と思ったのと、池田エライザさんこんなに歌が上手かったのか!
と思ったくらい。

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mio.

2.5うーん、側のつくりは監督らしく良かったけど、中身がリア充反対ムービ...

2022年1月23日
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うーん、側のつくりは監督らしく良かったけど、中身がリア充反対ムービーみたいな感じにしか感じられず、薄くあまり良くなかった印象。

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おれ

1.0年が明けてまだ20日程しかたたないが、今年のワーストかもしれない。

2022年1月23日
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難しい

寝られる

まず、シニア層は観ない方がいい。
共感できるところは少ないと思う。
自身の不満を破壊活動に変えるような秩序のない人間を肯定できる方はそうそういないでしょう。

それと、カメラワーク、縦横左右、くるくる回した画は気持ち悪いです、個人的には合わない。

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ちゆう

4.5面白い

2022年1月23日
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三人のキャラが立っており、面白い。

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まえあき

1.0ファイトクラブだろうけど。

2022年1月23日
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ファイトクラブを撮ろうとして失敗しているという見方で良いのかな。
尤もらしい語呂だけの題の無惨。
意味は無く耳障りだけは良い膨大な台詞で全部説明する稚拙。
せめてテンポぐらいは良く出来たろうに。
何じゃこりゃ。

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きねまっきい

4.0【”人生は短くて、理不尽だ・・。”邦画界で独自のポジションに立つ、二宮健監督独自のスタイリッシュで、極彩色に彩られたアナーキーで蠱惑的な世界観に魅入られた作品。】

2022年1月23日
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悲しい

知的

幸せ

ー 御存じの通り、二宮監督は若干25歳で「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ」で、商業デビューした才能溢れる監督である。
  その後「チワワちゃん」でも、前作と同路線のスタイリッシュで、極彩色に彩られ、クラブミュージックが大音量で流れる映画を制作した。
  私には上記2作品は、蠱惑的ではあったが、余り響かなかった。
  だが、二宮健と言う監督の名は脳内に強烈に印象付けられた。
  次作「とんかつDJアゲ太郎」も観たが、更に響かなかった。(個人的意見です。)
  で、今作。
  期待と不安が綯交ぜになりながら劇場へ足を運んだ。-

◆感想
 ・二宮監督にしか出せない、スタイリッシュで、極彩色に彩られた、アナーキーで蠱惑的な世界観が大きくスケールアップしていた。

 ・焦燥感と、倦怠感と不安感を抱えた大学に入学した”僕”が漂わせる孤独感を永瀬廉が笑顔無き演技で魅せている。
 - あの講義が終わった後に先生(渡辺真起子)に、理詰めで抗議するシーンは見事である。
   ”貴方の講義にN‥の三か月分の価値はありますか・・”-

 ・”僕”が惹かれた”先輩”を池田エライザが、前半は妖艶且つクールに、そして”僕”と親しくなっていく後半は、善性ある女性を時に不愛想に、時に無邪気に、時に妖艶に演じている。

 ・”僕”を危険な世界に導いた常に黒い服を着用している”幼い頃から、様々なツールを作成し、一生働かなくても生きていける”アナーキーな映画好きな男を柄本佑が、観る側を流石の演技で怪しげな世界に連れて行く。

<監督・脚本・編集を手掛けた二宮健監督の復活作である。
 ラストシーンは、賛否が分かれるであろうが、私は”是”としたい。
 エンドロールで流れる、ビリー・アイリッシュの、前半は美しきメロディに気怠い歌声を乗せ、後半はディストーションをかけたロック調になって行く”Happier than Ever"も作品の趣を高めている。
 邦画界の中では、独自のポジションをキープする二宮健監督の復活を、素直に喜びたいと思った作品である。>

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NOBU

2.5非現実的

2022年1月23日
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難しい

寝られる

上京して1人暮らしを始めた大学生の“私(永瀬廉)”は、友達もできず悶々とした日々を送っていた。そんな時、かくれんぼ同好会、で出会った聡明な“先輩(池田エライザ)”を好きになっていった。さらに、カリスマ性で他人の心を掌握してしまう男“黒服(柄本祐)”と出会い、退屈だった私の日常は一変した。最初は軽いイタズラを繰り返していたが、次第に過激になっていき、真夜中乙女戦争、という東京破壊計画へと発展していったという話。
最初に講義に文句を付けてコーヒーをかけられるシーンは良かった。あれ、アカハラじゃない?って思ったけど。
その後はちょっとダラダラした感じが続き、最後は非現実的な光景だった。
で、全体の感想としては、自分には合わなかった、って思った。
役者3人は良かったが、誰にも感情移入が出来ず、ボーッと眺めてたような気がする。

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りあの

4.0映像美と色彩美を楽しむ作品🎥

2022年1月23日
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原作未読
『ファイトクラブ』をベースに『アンダーザシルバーレイク』のカルトエッセンスを加えたような作品。語り口はとても静かで村上春樹の『ノルウェイの森』の小説を想起させた。
静かなのに、色彩では激しく遊んでる印象。
黒服や常連たちがみんな黒い染まっていくのに、先輩と私の「ベッドシーン」は万華鏡のような色鮮やかさか暗さの中に際立つ。最後の爆破シーンは地球が誕生したときの「ビッグバン」が連想され、ここから何かが変わるんヂャないかと思わせてくれる……
なーんて美しさに心奪われあれこれ勝手に解釈していたらあっという間に終わっていた。

朝ドラやCMで永瀬廉をみるたびに「色気だだ漏れの子」という印象だったけど、この作品ではそれを完全封印。思ってたよりもいい役者さんだなー。

そして、ちょい役だったけどマイ・ラブ成河💓出演。予定外にドアップで眼福💕💕💕
先輩、フルコーラス歌う必要あったかな?😅
エライザちゃんは役によって表情が別人ほどに変わるねー。

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らまんば

5.0思った以上に

2022年1月23日
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興奮

萌える

小説を先に読んで挫折していた。

なにしろ情報量がめっちゃ多くてなかなか前に進まなくて。読書って書いてある事プラス想像力で完成すると自分は思っているので、情報過多は想像を働かせてくれない=つまらないと閉じてしまった。

でも映画はいろいろ思い巡らせることができたから、いい意味で裏切られた感。
もしかしたら…こういうこと?的な場面やセリフがたくさんあった。

そして帰ってから買ってきたパンフレットを何気に読んで驚愕。
もしかしたら…の答え合わせができてしまうんだから。
映像も美しく音楽ともよくあってる。

弱虫ペダルの時は驚いたが、今回も驚いた。
永瀬廉成長している。エラちゃんが美しく柄本さんの不敵なニヤリがもうたまらん。

いくつか答え合わせができたから、また次のもしかしたら…を探しに観たくなる作品だ。

情報過多の中にも、もしかしたら…が隠れているのかも。
もう一度本読んでみようと思う。

追記
そうそう。書き忘れ。
3人とも衣装って言うの?服がめっちゃ好み!
よくよく考えたら私(永瀬廉)なんてあんな自堕落で貧乏のくせになんで服だけキレイでオシャレなんだよ!と今ツッコミたい。

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いたち

3.0シュールで倒錯した世界観に入り込めるかどうか

2022年1月23日
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私個人はあまり入り込めなかった。

物語は主演の永瀬廉の語りで進行していくのだが、どんなに哲学的なセリフを吐いても深みが無いし、説得力が無い。
率直に言えば、声がガキっぽい。ジャニタレだからという偏見を抜きにしても、どうにも軽い。

池田エライザは美人だし、ハーフ独特のアンニュイな雰囲気もあって若手女優の中でも一番魅力的な人だと思っているけど、
歌の実力は正直、微妙。劇中でも昨年始めた歌手活動のプロモーションのようなリサイタル(?)シーンがあるが、物語の腰を折ってしまった感があった。

ただ、そんな中にあって柄本佑の演技力は圧巻。この人は愚鈍な役から本作のような掴みどころのない妖怪のような役までしっかり演じ分けることが出来、しかもどんな役でも存在感を残す。本作でも役柄上、背を向けてるシーンが多かったがその誘引力がハンパなかった。

ストーリーに関して言えば、グループに集まった人々が次第に先鋭化していく様をもう少し時間を割いて丁寧に描いたほうが良かったのかな。普通の人々に内在する狂気の部分をしっかり描けば、物語全体の印象も随分変わっていたかも。

本作では東京のシンボルアイコンとして東京タワーを中心に描いているが、個人的にもスカイツリーが出来た今でも東京を代表するスポットは東京タワーだと思っている。下町の何も無いところに屹立している無機質なただの電波塔のスカイツリーに対して、都心のビル群の中にあって、さらに小高い丘の上から街全体を見下ろすようなかたちでそびえ立つその姿は、柔らかな暖色系の躯体も相まって不思議と街の風景に安定感をもたらしている。

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藤崎修次