劇場公開日 2021年10月1日

  • 予告編を見る

「【"ラリーのドライバーとコ・ドラは夫婦と同じ。息を合わせ、無事にスタート地点に戻って来る事が最も重要なのである。"亡き父との確執を乗り越え、新しい道を相棒と走り始めた男の物語。】」僕と彼女とラリーと NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【"ラリーのドライバーとコ・ドラは夫婦と同じ。息を合わせ、無事にスタート地点に戻って来る事が最も重要なのである。"亡き父との確執を乗り越え、新しい道を相棒と走り始めた男の物語。】

2021年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

幸せ

- 物語は分かりやすくて、シンプルだ。
 ラリーにのめり込み、家族を省みなかった父との確執を抱えたまま、突然その父を失った、主人公の大河(森崎ウィン)を軸に、彼と幼なじみの美帆(深川麻衣)との恋愛を絡ませながら、彼が喪失感から故郷の人々や亡き父の友人達に励まされ、徐々に再生して行く姿を、愛知県豊田市の豊かな自然を背景に描いている作品。-

◆感想

・ラリーに嵌り込んで、家族を犠牲にしてしまい、妻の死に目にも会えなかったボロッチイ”北村ワークス”社長を演じた西村まさ彦さん。
流石の、安定の演技でこの作品を支えている。
 ー 特に、ラストドライバーを務める大河のコ・ドラとして息子を見つめる”幻のシーン”は、良かった。ー

・北村と且つて組んでいた現在、社会派弁護士”宮本武蔵”を演じた竹内力さん。
 ー いやあ、竹内さんは社会派じゃなくって、暴力団お抱え弁護士でしょう・・。スイマセン・・。ー

・大河の、遣り手サラリーマンと思われるお兄さんを演じた佐藤隆太さん。
 ー 理知的に物事を考える現実的で、冷酷な男かと思っていたら・・。何だ、熱い血を引いてるじゃない・・、お兄さん・・。ー

■<広報担当NOBUより>
 豊田市を"車だけの街"と思っている方が多いと思うが、描かれている様に、豊田市は豊かな自然、歴史遺産に囲まれた街である。
 現況の状況が変わった際には、是非、西三河や岐阜に足を運んで頂き、豊かな自然、歴史遺産を観て頂きたいです。
 ついでに言えば、今作品に描かれている様に、西三河の人々はノンビリしていて、心優しい人が多い気がします。
 更に言えば、海山に囲まれた自然の恵みも盛りだくさんです。三河湾の海の幸、劇中でも描かれていたジビエ料理等・・。お勧めです。

<来年こそは、「FIA 世界ラリー選手権(WRC)」が、愛知県豊田市、岐阜県恵那市で行われる事を祈念しつつ・・。>

NOBU
Bacchusさんのコメント
2021年10月2日

NOBUさん地元なんですね!

豊田市には某巨大企業に行ったぐらいしか訪れたことありません。

小原の四季桜は素晴らしかったですけど…やっぱりラリー無しは寂しいですよね。

Bacchus