劇場公開日 2022年1月7日

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「静かに燃え尽きていった、、、」マークスマン zem_movie_reviewさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0静かに燃え尽きていった、、、

2023年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

ぶっちゃけ、爺が自分と関係ない子供を送り届けるという意味でクライ・マッチョと相似というか相関的というかそういう印象。派手なガンアクションがあるかないかの違いかなあ。
とにかく、リーアム・ニーソンのガンアクションはかっこいいですね。様になってます。自分は銃器に詳しくはないのですが、スナイパーライフルを構える姿やら、ミゲル(子役)に銃の扱いを教えるシーンでは、おおお、そうなんだ!と感心しました。それだけでも観る価値はあるか。

映画全般は、犯罪者集団に追われて国境を越えてきた母子と関わりを持ったジム(リーアム・ニーソン)が犯罪者集団と銃撃戦となり一時的に撃退するも、相手方のリーダーの弟を射殺したことで憎悪を掻き立ててしまい、一方、逃げてきた母子も母親が銃撃に巻き込まれて死亡。今際の際に、ミゲルをシカゴの親戚のところまで連れて行って欲しいとジムに託し、ジムとミゲルはシカゴを目指す。その道中で犯罪者集団と追い駆けっこを繰り広げるという、よくあるよねえ~な物語です。
・人生でやるべきことを淡々とこなした後、静かに燃え尽きた(ような)リーアム・ニーソンの演技が素晴らしい。スッと消えていくとしか言いようがない。
・ジムとミゲルの関係値、心の距離感の伸び縮が見事な演出
・ただ、観せ方とかは凡庸さというか定番というか特筆すべきところはないかなあ。

私みたいなリーアム・ニーソンファンなら是非映画館で。

zem_movie_review