少年の君のレビュー・感想・評価

サスペンス、ヒューマンドラマ、どちらの要素においても骨太で、主役二人の見た目も演技も表情も感情移入せずにはいられない、見逃したら勿体ない作品でした。
『バッドジーニアス』と比べても違和感のない出来だと思います。

【この映画を楽しむためのポイント】
（めちゃくちゃ私見ですけど）
・軍事力、経済力、資源（レアアースとか）、マーケット（いいの？10億人を超える市場に参入出来なくなっても？）など、持てる力をことごとく威圧的に使うどこかのいじめっ子の親玉みたいな国の話ではなく、ちゃんと法律が機能する法治国家の話であるという前提を持つこと。

特にエンドロール後に説明される法整備の話などを、
胡散臭いなぁ、キレイごとばかり並べてそれって◯◯党礼賛だよね⁉️
などと思ってしまうと、二時間を超える長尺かつ重厚なドラマが台無しになりかねません。

シャオペイの献身に泣ける
チョウ・ドンウィは前作は足、今回は背中の動きがいい
総じて満足だけど、服を裂かれるシーンとかは、そのまま映すのではなく直前できりかえてくれると好み的にはうれしい(クリストファー・ノーランのように)
原作のこととか上映に至るまでの国内的事情とか色々あるみたいだが、それはそれで

2021年7月14日
映画 #少年の君 (2019年)鑑賞

イジメと受験戦争
なかなかにベビーなテーマの映画だった
でも、何と言っても主役の2人の魅力が溢れていた
#チョウ・ドンユイ は29歳なのに高校生にしか見えないし、#イー・ヤンチェンシー も表情が魅力的だった

ただ、エンディングが説教臭い!さすが中国

東野圭吾先生のファンであり、中国人です。
こんなパクリ映画が日本で上映するなんてありえないです。
ちなみに、この映画は中国では「パクリの君」と呼ばれています。