劇場公開日 2021年7月16日

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少年の君のレビュー・感想・評価

全104件中、41~60件目を表示

5.0タイトルなし

2021年9月29日
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鑑賞方法:映画館

現在の日本も、いじめる側の人間が社会人になってからも得するような世界のままだと感じています。
いじめる側の人間は社会的に抹殺される世界にしたい。してほしい。全世界で!いじめるなって言っても奴ら変わらない変わる気ない自覚ないんだから。
この作品、うまく作ってある。二人の強いつながりと思いやりあいがとても切ない。

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らっこおやじ

5.0「白夜行」を思い出した

2021年9月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

純愛、絆、一筋の光、
でもテーマは重い重い…イジメ問題。
イジメ当事者はこの映画見るだろうか、見て救われる人がいてくれたら、と願うばかり。
「プロミシングヤングウーマン」でも感じた《知っていながら見て見ぬふりする人々》自分だったらどうするだろう、この第3者の立場になる事が多い私。学生の時どうだっただろう…知らんぷりしたよな?自分。「間違っている」と声をあげる人でありたいと強く強く思う。

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ガンビー

3.0展開が微妙

2021年9月22日
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鑑賞方法:映画館

いじめ問題に対する抑止効果を願って描いている社会派青春映画。少女の心の葛藤が痛々しく伝わってくる。しかし途中からストーリーが複雑になり本題からどんどん脱線しているように感じた。そのため少女にもまったく共感することがなくなり後半は退屈で時間も長く感じた。題材は悪くはないが展開が微妙な作品です。
2021-135

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隣組

5.0良かった《暗いのに胸バッキューン!》

2021年9月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

観て良かった→5
映像・音楽 →5
テンポ →5
ストーリー →5
心に残る →5

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茶々の葉

4.5よい映画でした

2021年9月4日
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素晴らしい映画でした

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デルマン

5.0いじめを軸に重厚なストーリー

2021年8月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

いじめの恐さ、純愛、中国の側面が分かる。

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ほんのり

5.0ずっしりと重いのに清々しい、『ぼくのエリ』のように美しく血塗れな青春譚

2021年8月23日
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鑑賞方法:映画館

主人公は大学受験を控えた高校生のチェン・ニェン。彼女が通う高校は皆参考書が山積された机で一心不乱に勉強する超進学校。ある日同級生フー・シャオディエが飛び降り自殺をしてしまう。チェン・ニェンは彼女が虐めに遭っていたことを知っていたのに他のクラスメイト同様見て見ぬふりをしていたことを悔いるが、今度はチェン・ニェンが虐めの標的となってしまう。絶望的な日々を送っていた時、ある少年が集団リンチに遭っているところを目撃する。とっさの判断で救った少年の名前はシャオベイ、母親に捨てられた孤独なチンピラだがチェン・ニェンへの借りを返すために下校時のボディガードを買って出る。優等生とチンピラという全く異質な二人だったが放課後を一緒に過ごしているうちにお互い強く惹かれ合うようになっていく。しかし受験が近づくにつれてチェン・ニェンに対する虐めが激しくなり、毅然とした態度で立ち向かおうとしたチェン・ニェンの身に凄惨な報復が忍び寄ってきていた。

まず受験戦争の激しさが強烈。担任が軍曹のように学生の上に君臨し、大声でアジる。実際受験生達は進学先が人生を決めてしますので心のどこにも余裕がなく、その精神の歪みは容易に凄惨な虐めを生み出すが、虐められている同級生に対して同情することもない。そんな絶望が横たわっているので、フー・シャオディエが自殺する前にチェン・ニェンにこぼした疑問詞がとてつもなく重い。最下層に暮らす弱者であるチェン・ニェンとシャオベイはそれぞれの手段で前向きに生きようとするが彼らを捻り潰そうとするように様々な苦難が訪れ、彼らが遂に社会に向けて牙を剥く瞬間の切なさが胸に突き刺さります。孤独な二人が力づくで未来を切り開こうとする様はスウェーデンの吸血鬼映画『ぼくのエリ』のような観る人によってバッドエンドにもハッピーエンドにも見えるもの、取ってつけたようなエンドロールがその無情さを微かに煽ります。チェン・ニェンを演じるチョウ・ドンユィの今にも消えてしまうそうな透明感と、シャオベイを演じるイー・ヤンチェンシーが全身から醸し出す痛々しい純粋さが印象的。ずっしりと重いのに鼻の奥がスッとするような清々しさも感じる血塗れの青春譚です。

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よね

4.5彼らの選択、彼の賭け

2021年8月17日
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 広い世界からはじき出された2人が出会い、小さな世界を守ろうとする話…と予告では思っていた。ありきたりと言えばありきたり。甘く切ない、恋の物語か。それでも観たい、観ておきたいという気持ちがふくらみ、雨続きの休日に、いそいそと劇場へ。するとそこには、思いもよらぬ闇の世界が広がっていた。
 冒頭、テロップで「いじめ」が本作の大きなテーマであることが示される。けれども私には、学歴至高主義、受験一色の学校の方がより衝撃だった。机に参考書や問題集を積み上げて壁を作り、互いに顔を背ける高校生たち。ひしめく制服の群れが朝は校舎に吸い込まれ、暗くなってから一斉に押し出されてくる。鬱々とした淀みが降り積もり、観ているだけで息苦しい。このところの天気も手伝って、彼らの居場所が、今自分がいる場所と地続きなのだと感じられ、心はさらにざわついた。
 身動きが取れない日々の中、理不尽にいじめのターゲットにされた孤独なヒロインが、異世界の不良少年に偶然出会う。凄いのは、2人の関係が、すれ違いや接近と皆無なことだ。2人は徐々に惹かれ合うどころか、最初からぴったりと重なっている。どうしてよいか分からなくても、人を見捨てられない・放っておけない2人。当然、二度のキスで語り尽くせるような甘い恋物語では終わらない。この映画が描こうとしているのは、2人のその先であり、2人をはばむ歪んだ世界なのだ。後半、別室にいる2人の横顔のカットが右に左に連なっていくさまは特に素晴らしい。2人の独白が会話のように響き合い、ぞくぞくとした。さらに、終盤で正対する2人の正面カットの連なりも、無言にして雄弁な語りとなっていた。
 2人が決死の思いで選び取った選択を、ぶち壊して真実を引きずり出そうとする大人たち。儚く美しい恋物語ならば、無粋な不要品でしかない。けれども、いじめや受験社会に囚われた世界の中で、もがきながらも前進していこうとする彼「ら」の光を守るには、格好悪い大人のずぶずぶなもがきや揺さぶり、おせっかいや押し付けが、起爆材になり得る。いかにも警察、な刑事のやり口には正直賛同できないが、彼の葛藤や無鉄砲さは、私たち大人が、自分に引きつけて考える価値があると思った。
 どんなに急いでいても、どんなに胸に込み上げるものがあっても、ぜひ最後までスクリーンに向き合い、彼「ら」のその後を見届けてほしい。おかげで、観終えたあとは、曇り空を晴れ晴れとした気持ちで見上げることができた。

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cma

5.0生駒ちゃん

2021年8月16日
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事前情報なし、予告に惹かれて鑑賞。
主演の彼女、いくつなんでしょう。中学校のイジメ問題と思って見始めたら大学受験の年齢なら高3、そして冒頭の登場シーンは立派な女性だし。
ストーリーは陰惨で問題をいくつも内在しなぜか惹かれあっていく2人、(と刑事さん)。
結末に辿り着くまで何度も予想を覆され。
この事件が実際に日本であっても検証をしっかりすれば殺人罪には問われはしないんじゃないかと期待しますが。

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なうなぱぱ

4.0官僚指導的青春哀愁電影

2021年8月15日
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まず重慶の街が凄い!高層建築と地下都市が合体した威容な風景に圧倒される。現代中国に生きる市井の人々怒りや悲しみは世界共通だ。何気ない通勤通学や高校、雨の受験日のシーンが良い。主演の2人が良い。圧倒的な画面に負けずストーリーをぐいぐい引っ張って行く正に映画スターの存在感。最初と最後のテロップに中国とゆうか習近平指導部の中華人民共和国における表現の自由とまでは言わないが口ごもるトホホな感じを他の映画でもたまに感じる。長江哀歌や芳華ユースの時も思ったが一度は各シネコンの一番大きいスクリーンで観てみたい。

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チョコフレーク

4.0めちゃくちゃ良いじゃないですか! 脚本、演出、描写、音楽全て良かった!!

2021年8月14日
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めちゃくちゃ良いじゃないですか!
脚本、演出、描写、音楽全て良かった!!

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おれ

3.0チョウ・ドンユイいいわ〜

2021年8月13日
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中国と日本の状況が違いすぎて(中国が苛烈すぎる!)ほぼ作品に入れないまま終わっちゃった… 高考てここまでやるんか…あれイジメじゃなくて普通に犯罪やん中国では違うのか?監視カメラめっちゃ映すやんばれへんの?とか…
ただ!チョウ・ドンユイはマジでいい!かわいい!坊主でもかわいい!演技上手い!泣き顔の演技最高!彼女を観に行ったようなもんだからそこで大満足たんでヨシ!

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シモヤン

4.0意外と恋愛映画

2021年8月13日
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大学入試を前にした高校でのいじめ・自殺をベースに、末端に生きる十代と、主人公を何とかしてやりたいと思う刑事を描く。
「少年の君」というタイトルから、主人公から見て相手は少年なのかと思ったら同世代同士で、おそらく犯罪を犯しても未成年という意味だったのか。ややこしい。
いじめを受けている時にスマホを使って証拠を掴めばいいのになどいろいろ思ったが、主演女優の透明感は良かった。
良い作品だったんだけど、主演の一人である国民的アイドルを使って、「いじめの問題に対して、国ではこんな対策を立てています」みたいなラストは、何なんだと思った。

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ミーノ

4.0#67 白夜行みたいな彼氏

2021年8月11日
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大好きな女の子を守るために、離れた場所から見守る姿がまるで『白夜行』のよう。

2人の思い出がwasじゃなくてused to beなら、彼は現在はいないのかな?

主人公がホロホロと泣く姿にこちらもつられて泣いてしまう心に沁みる映画でした。

不毛な若者の恋がメインなのかと思いきや、実はイジメ撲滅を訴えるのが目的なのか、そこの部分は国外向けマーケティング的には削って欲しかった。

イジメよりもあの異常な受験制度や学歴主義をなくしたほうが良いんじゃないの?

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chicarica

4.5面会室での

2021年8月9日
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「ごめ~ん、全部喋っちゃった♥️」「全部喋っちゃったのか~」って感じの2人の表情が秀逸。
その余韻もラストの国策、啓発的文言にぶち壊されるという。。。嗚呼中国 笑

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更科

4.5香港版”ホットロード”である

2021年8月6日
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香港の受験戦争といじめ問題が主軸の映画なんやけど…
これは香港版”ホットロード”だと私は思ったね。(もちろん漫画原作の方)
バイクに乗る不良の男の子とガリ勉だけど家庭に問題を持つ女の子の純愛ストーリー。
語らずとも通じ合う部分がキュンキュンするんですよ。

エンドロールで「現在、中国ではいじめ問題に対し国を挙げて取り組んでいます」的なメッセージが流されるのは、やっぱり国の印象悪くしたくないからなのかな?

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キブン

4.0胸熱ミステリー

2021年8月6日
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観てからしばらく経ってしまった。

容赦ない描写と静かに寄り添うような映像で、
前作よりヒリヒリきた。
みんな褒めてるからこれ以上言う事ない。
検閲で公開遅れたのはエンドロールの「虐め撲滅キャンペーン」で解決したんじゃないかな?

内容の素晴らしさは守られていると思う。

虐めっ子が昔好きだった子に似てて
なんかモヤモヤしてしまったよ(^ω^)

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masayasama

4.0秀逸な映像と演技で深く心に染み渡る映画

2021年8月6日
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素敵な映画すぎてしばらく浸っていた。
いじめという重たいテーマをど真ん中に据えながら、ただ弱者に寄り添うだけではなく、支え合い強く生きていく救いの手を差し伸べてくれるような作品。

なにより撮影と編集が美しい。
そして複雑で難しい感情を、繊細な表情と涙で演じきった主演ふたりの演技が素晴らしい。言葉がなくても伝わってくるものがある。

東野圭吾のパクリ論争があるみたいだけど、パクリだけでこの物語と映像はできない。絵画も辿れば太古の壁画の真似から始まってるしね。

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もの語りたがり屋

4.0中国のいじめ対策アピールみたいな感じもするが、それを除けば映画自体...

2021年8月5日
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泣ける

幸せ

中国のいじめ対策アピールみたいな感じもするが、それを除けば映画自体は凄く良かった。特に主役の2人の若々しくも存在感のある演技に釘付けでした。

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Yoshi K

4.5言葉はいらない、その涙が愛おしい~

2021年8月5日
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泣ける

興奮

萌える

第93回アカデミー賞で国際長編映画賞に
ノミネートされていた本作、
お馴染み町山智弘氏の推薦もあって観てきました!

泣かされた~~~~~~~~~

あらすじを読んでみると、漫画や小説でよくある展開ではあるけど
その分、主演二人の演技に釘付けになりました。

進学校の三年生チェン・ニェンの友達がいじめを苦に自殺。
チェン・ニェンは友達の為に何もできなかった、いや
観て見ぬ振りをしてきた事に後悔していた。
その気持ちが観ていてよく伝わってきたから
数日後、チンピラに痛めつけられる少年シャオベイを
とっさに助ける行動を取った動機が良く解る。

シャオベイもまた、後に告白するのだけど
13歳で親に捨てられ一人で生きる孤独な少年だったので
初めて自分の為に何かをしてくれたチェン・ニェンと
心を通わせてゆく過程がセリフは少ないながら
二人の立ち位置や表情の僅かな変化で
切ないほど伝わって来る。

後半のある展開、
言葉に出来ない、顔に出せない
だけど、心の中は何かを成し遂げた一瞬の
満足感が溢れている。
押さえつけられているシャオベイの表情が~~~

そしてラスト近くに何も言わずに見つめあうだけで
二人の間に通い合う、一瞬の落胆と裏腹の喜びと
安堵の気持ちが押し寄せて涙になって溢れてくる。

その表情が、思い出しても愛おしい~~~~

で、月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては

感想だけでは恋愛映画みたいですが
あらすじにもあるように、学校でのいじめや
行き過ぎた学歴偏重社会、
貧困と格差の問題等、
重い現実社会の出来事がガッツリ絡まってます。
エンドロールでテロップが入ってましたが
チェン・ニェンにはモデルとなった実際の
いじめ事件があったようです。

チェン・ニェンを演じるチョウ・ドンユィは
本当に薄幸な少女に見えたり
時には老成した大人に見えたり
決して派手な顔立ちでは無いから
余計にリアルに感情が伝わってきます。

観たことあるな~と検索してみたら
なんと「恋するシェフの最強レシピ」と言う
金城武と共演のラブコメで
常識外れの超ぶっ飛びシェフを演じてました。
まるで別人だった!!(笑)

二人が歩くシーン、今、思い出しても胸キュンですね~~

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受験を煽る先生の演説シーンがちと長い!
オヤジの演説が大嫌いなもので~~~

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星のナターシャnova