「異次元空間で見つけたものは…」元メンに呼び出されたら、そこは異次元空間だった　みさんの映画レビュー（感想・評価）

谷健二監督作品は「U-31」「一人の息子」「渋谷シャドウ」と何作品か拝見しておりますが、
俳優さんの人間的魅力を監督が深く理解され、役に活かされる点が特長的だと思います。

本作品もその点が秀逸で、元アイドルという設定で容姿端麗な4人の外見的魅力を最大限に活かしつつ、これまで他作品ではフォーカスされることが少なかったユーモアな一面が引き出されていたりと、俳優さん達自身も楽しんで演じられているのがとてもよく伝わります。

ストーリーも巧妙な仕掛けやちょっとマニアックなネタに笑えるシーンなど見逃せない点は多いですが、俳優さん達の純度が高いお芝居にも着目して鑑賞すると、一層楽しめて鑑賞できました。

次回作があるなら、更にmakes.4人の魅力が増す展開になること予感できるので、今後とも応援させていただたいと思います。