「鬼気迫る演技」恋する遊園地　コージィ日本犬さんの映画レビュー（感想・評価）

内容的には、対物性愛がテーマ。

ノエミの鬼気迫る演技に魅了されます。
『燃ゆる女の肖像』で見せた、演技力がここでも。

ただ、途中から機械に裸で跨る痴女にしか見えなくなり、グロテスクにまで達して、狂気すら感じる域に。
演技力ありすぎ。

モデルになった現実の対物性愛女性たちは、心理学上の正式な病気とはされていないが、過去に親や彼氏から虐待を受けたPTSDで人間を信じられなくなったケースが多いらしく、そういった描写があれば見え方はまた違ったかもしれません。