1秒先の彼女のレビュー・感想・評価
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出逢うまでの奔走! ラブLOVEなバレンタインデーを目指して♥
悲しい交通事故で落ち込む男性、グァダイを励ましてくれた少女だったシャオチー。
私書箱の文通から、始まった恋。
台湾のバレンタインデーが、2月14日と
7月7日あることを初めて知りました。
大人になってもシャオチーをずっと想い続ける
グァダイに上手く伝えられなくても
仄かな恋心を感じました。
郵便局で働きながら、「手紙」を出すグァダイ
を何回も見ていたシャオチー。
タイム・ラグと時間が止まったときの
台湾の街並みに郷愁がありました。
写真館で撮られたシャオチーの写真。
海辺に干された牡蠣。
走るバイク。
すれ違う男女が出逢うまでのファンタジーを
少しじれったい思いで見ていました。
シャオチーとグァダイは出会える運命だったのか、砂浜に描かれた相合い傘が
ラブレターのような甘いバレンタインデーを
イメージする作品でした。
タイムスリップというか、時制のズレと恋愛は、相性抜群。 ふたりの共...
タイムスリップというか、時制のズレと恋愛は、相性抜群。
ふたりの共通の思い出があったから美しい物語になったけど、それがなければ、ただのストーカー物語。悪さし放題・・とも思ってしまう汚れた心の、私。
24時間、世界が止まったら?
とっても素敵なラブストーリー。
日常的でユーモラスなのに、もの凄く非日常。
(2020年台湾映画)
監督はかなり妄想癖が強い?
満足度120%付けたいと思いました。
なんともハートウォーミングでロマンティックな映画です。
(本当に観て良かった)
起承転結のすべてが完璧。
中盤の種明かしからラストまで、見事に収まるファンタジー。
台湾のバレンタインデー
(年2回あって2月14より、7月7日が盛り上がるそうです)
1秒先に笑ったり、シャッターを押す前に必ず目を閉じたり、
人よりワンテンポ早いせいで、
モテないシャオチーが、遂に素敵な男性と出会った。
公園でダンスを教えるイケメンで、映画デートにも誘われ、
バレンタインデーを一緒に過ごす約束をする。
ところがその朝目覚めると、世界はバレンタインデーの翌日に
なっていた。
失意のシャオチーは交番へ駆け込んだり大慌て。
なんと近所の写真館に自分の写真が飾られてる。
浜辺でパラソル。一昨日の現像だという。
目はバッチリと開けているとても自然な写真。
停電中にヤモリのお告げがあり、子供の頃の忘れ物の中から
出てきた038の番号の鍵。
それは郵便局の私書箱の鍵だった。
もしかしたら、毎日手紙を出しに来るバスの運転手の彼と
関係があるかも知れない・・・
そう思ったシャオチーはバイクを借りて、付近一帯の郵便局の私書箱を
探しに出かける。
中盤からの種明かしはバスの運転手のグアタイがしてくれます。
世界が1日だけ止まった日に、
グアタイ(バスの運転手)が、動かないし固まったシャオチーを連れて、
海辺へドライブして過ごした1日。
恋人ポーズのツーショットやら、
シャオチーのポートレートやらを撮影するシーン。
マネキンみたいに動かないシャオチーにポーズを付けるシーンが
なんとも美しくて多幸感に満ち溢れています。
(一歩間違えば変態?ストーカー?!そんな危うさも、
(シャオチーの美しさと人形設定でマイルドに)
カメラで撮影するシーンが凄く心に響きました。
写真がホントに素敵。
マネキンみたいにまばたきひとつしないシャオチー。
奇跡のように美しいポーズの幸せそうなシャオチー。
シャオチー役のリー・ベイユー。
よく見ればとても美しい人です。
顔もスタイルも抜群です。
海の中に土で盛られた一本道。
そこをどこまでも走るバス。
水平線が見渡すかぎり広がり海は果てしなく広い。
(天国へ続く道を連想しました)
このシーンがジーンとする。
帰り道。
バスに10数年前に失踪したシャオチーのお父さんが乗り込んでくる。
このエピソードも胸を打つ。
こんな発想が何処から生まれるんだろう?
最高に素敵なファンタジー。
グオタイが初恋の女性シャオチーへの愛を貫く強さ。
それが感動的なのです。
2人は10歳の時に出会いがあったんです。
グオタイのシャオチーは初恋の人でした。
手紙交換の約束もあった。
シャオチーは忘れている。
グオタイの純情が胸に沁みます。
なんと来年(2023年)
日本版のリメイク「1秒先の彼」が
岡田将生と清原伽耶の主演で公開されるそうです。
山下敦弘監督、脚本は宮藤官九郎。
どんな素敵なファンタジーに生まれ変わるでしょう。
彼の方が1秒先の設定だそうです。
チャーミング
まずは映像がとてもきれい。
海岸に向かって走るバスのシーンなど幻想的ですらあるし、
夕日を背に走る姿もとても美しかった。
そして主人公がすごくチャーミング。
この人には幸せになってほしいと心から思わされて
懸命な姿にほろりとさせられる。
そこまで深い余韻はないものの、よく出来た小品といった趣き。
人にすすめて良い作品だと思う。
キャラクターが魅力的だった
・登場するキャラがとても魅力的で明るくて楽しかった。家にDJモザイクが現れたりヤモリのおじさんなど、あの主人公ならありだと思わせられる。お母さんも失踪されてるのに明るくてとても良かった。
・豆花っていう料理がどんなのか食べてみたくなった。
・単純な話かと思ったら、時間の利息?による誰も動いていない映像のSF的というのか、そういった状況になる理屈もあって、深みが良かった。後半に、青年の他にお父さんと連れも動いていて驚いた。改めて思ったのは世間と合わない人たちが、あの時、動けるのかもしれない。そう思うと、ささやかなご褒美を受け取ることのできる人とそうでない人、自分はどっちだろう。青年が時間を止めて彼女との思い出を作っていたのが良かった。きっかけも、数日間、入院中に励まされたからっていうだけなのも良かった。私書箱の鍵や手紙を送っても届かなくないか?と思ってたら、すぐにその誤りに気づいたっていう感じも子供っぽい感じも良かった。
・スクーターがとにかく多くて驚いた。警察もスクーターだったし。バスも手を上げて停めてたり、日本との違いが面白かった。
急がなくても大丈夫、愛はゆっくりやってくる。
1秒先を生きるヤンシャオチー
郵便局で働く独身の彼女、性質はそのままに周りとうまく付き合いながらも将来に対して漠然とした不安を抱える。
仕事帰りに公園で出会ったダンスのインストラクターを名乗る男。
数日のうちに急接近する2人だが、約束のバレンタインの日と共に男は消えてしまう。
少ない手掛かりから失った人と一日を探し始める。
1秒後を生きるウーグアタイ
幼い頃の交通事故で両親を亡くし、入院先の病院でシャオチーと出会い、彼女に忘れられながら約束の文通を続ける。
何度か再開のチャンスはあったものの名乗ることはできずにいた。
毎日の1秒はまるで利息のように20年に一度、世界の停止した24時間として還元される。
その一日の中で2人は共に過ごし、それぞれの生活に戻ることを決意したグアタイだが、失踪したシャオチーの父の言葉を思い出し、トウファを買いに動くが交通事故にあう。
一年の時を経て再開する2人、
「自分を愛そう、誰も愛してくれないのだから」
「自分を愛そう、愛してくれる人がいるのだから」
消失的情人節の原題にも遊び心が加えられる。
詩的で素敵!
不思議な作品ですね。ふと、「アメリ」(01)を思い出しました。日常にあるファンタジー。映画的な表現がいっぱい詰まったオリジナリティのある作品でした。序盤は掴み所がない展開ですが、それが伏線だったと徐々に明かされ、じわじわっと来ます。クライマックス、バスで「秘密基地」へ向う道は、「千と千尋の神隠し」(01)のワンシーンのような、とても幻想的で美しい風景でした。そういえば、台湾の九份も千と千尋の「不思議の町」に似ているというので、実際にはモデル地でもないのに、ちゃっかり観光の宣伝に使われてますよね(笑)。エンディング、俳優たちの演技が素晴らしかったです!
何気なく観たら
ちょっと面白そうなSFコメディの触書だったので観てみました。
面白いアイデアでした。正統SFとしては多少無理があったし、映像や演出はチープでしたが、なかなか面白いし、ロマンス部分もよくできてた。ハリウッドで金をかけてリメイクすればもっとゴージャスでビューティフルな映画ができるかもしれないが、それはそれ。こけおどしの映像よりもシンプルなアイデア勝負!って感じの方が好ましいかも。
知らずに見始めたら大好きな黒嘉嘉ちゃんが出てるじゃないの! かわいー!!
(知らない人はググってみてね。彼女は才色兼備の天才です。)
彼女を堪能できた(ってほどでもないが)ので★一つおまけ。次回は主役でヨロ。
なんか、からくりを理解できないまま貶してる人が多いところが残念。
風だけが吹いていた
シャオチーが決して美人でない、その辺にいる30歳の女性。簡単に詐欺師に引っかかりそうになるが基本明るく元気、とても好感が持てる。前半は彼女目線で語られ、失われた一日までを描く。後半は彼女が働く郵便局に来るバス運転手が主役になるのだが、ここからがとてもノスタルジックでいい。ストーカーと言われればそうかもだが。二人の子どもからの関係が分かると切なくなる。バスが走るシーンはとてもとても良かった。
遅い人の方が時間が貯まるの?シャオチーは一に失ったけど他の人は?あの大会にあのカップルは出場してるしどうなの?だけど、ストーカー気質は気持ち悪いかもだけどそれ以上にあーいい映画だなぁと思える作品。
情人節
主人公の彼女の愛すべき演技が際立つ。鈍重な彼との対比もよい。彼ら2人を包み込むような温かな空気感を保つ。
しかし、ストーリーそのものは不可解な点も多い。ファンタジーである訳で、時を止めるのはよいとして、それを良いことに勝手気ままな行動に走るのは抵抗があるところ。父母の話や過去のエピソードが帰結にあまり効いておらず、何のことだったのかという気持ちにもなった。
やることが人よりも1テンポ早い女性と遅い男性。 1日時間が止まった...
やることが人よりも1テンポ早い女性と遅い男性。
1日時間が止まった理由はむちゃくちゃだが、良い話だった。
毎日郵便局を訪れる男性はほとんどストーカーみたいではあるが。
ワンテンポも積み重なれば
何事もワンテンポ早いせっかち女性と遅いどんくさい男性の恋物語。
主人公のせっかち女性は、バレンタインデーの記憶が全く無いことに気づく。
どういうわけか真っ赤に日焼けしていたのだが。
いろいろあるが、とても気持ちのいいラブファンタジーとして楽しめた。
小さい時に病院で出会い約束。
女の子は直ぐ忘れ男の子ずっと覚えていて陰ながら女性を大人になるまで追いかける。ずっとすれ違いの中で不思議な事が彼女におこる。写した記憶はないのに写真館に自分の写真が飾られていた。
ある日時間を止めて、二人が再会するまでの映画。
台湾か、いいね。なんかねほっこりするんだよ。
引き潮の海の道を行くバスに乗ってみたい
何とも温かくてチャーミング!
現実世界で踏み出せない1歩を静止した世界で踏み出す様はユーモラスで、少し切ない。
彼のはしゃぐ姿は子供のようで、彼女に対しては子供のまま時が止まってたんだなぁ。
生活の匂いに溢れた町や美しい海辺の風景も、人々の気持ちや行動も、軽やかでファンタスティック!
光よりも速く動き‼️❓人生のロスタイムを有効に生きる‼️❓関係無いけど❓
空想科学ファンタジー😶🌫️で、しょうか?
妄想が炸裂するストーリーですが、最後はハツピーエンドも、すごい仕掛けだと思います。
でも、惜しい。
誰にも、共感できないんです。
家族を見捨てて、のほほんとしてる親父は大嫌い。
想いを募らせる彼は、ぶつかれば良いものを、ストーカーとか、まじ無いし。
ヒロインは少女の頃の親切の面影も無いし。
後半のSF仕立てはこじつけのような気もするし。
私書箱の件も、なんかモヤモヤするし。
まあ、奇跡の純愛なんでしょうね、私にははまんないでしたが。
自分には心地いいラブコメ
時にシュールで時にベタな展開
時にロマンチックで時に気持ち悪い
そのバランスが絶妙で、
もうちょっと行き過ぎると
着いていけなくなってしまう
そのギリギリを攻めているのも
なんとも可笑しかった
ワンテンポ早い主人公
誰がこのヒロインを愛せずにいられるだろう
彼女がメインとなる前半部分は
この特質のおかげて実にテンポ良く進む
彼女が歌うだけで笑けるので、
もうこの設定生み出したもん勝ちなところもある
変わって後半部分は
主役が代わり、スローテンポで進む
物語の核心へとゆっくりと進むのだ
彼も憎めない
取り巻く人々もいちいち面白い
郵便局さいこう。
でも女の子を日焼けさせるのは
ほんとに良くない!
あとラストは本当にあれで良かったんかなー、
ていうのと
「自分を愛して
あなたも誰かに愛されてる」
的なメッセージはなんなのかなー
ちょっと気になっちゃうなーってところ
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