「マイケル・コルレオーネの終活ノート」ゴッドファーザー 最終章 マイケル・コルレオーネの最期 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0マイケル・コルレオーネの終活ノート

2022年4月23日
iPhoneアプリから投稿

以前観てガッカリしたオリジナル版の再編集版とのことで期待していましたが、あまり違いは感じられませんでした。丁寧に作ってあるとは思うけど、その分余計なカットやエピソードが多く、後半のシチリア島のシーンは中だるみでした。1作目、2作目はアプローチは違うのに、ひとつの家族とマフィア年代記として見応えがあったけど、3作目はマイケル個人の悔悟と贖罪がテーマで、続きものとしては最後まで違和感がありました。とは言え、クライマックスのオペラと敵味方双方複数の暗殺劇を同時進行で描く演出は、緊迫感あふれ素晴らしい出来でした。役者では、アル・パチーノの抑えた演技が見事、ダイアン・キートンも年輪を感じさせる名演でした。アンディ,ガルシアは、イタリア人らしいけどイマイチ出番が少なくて残念。

シネマディクト
シネマディクトさんのコメント
2022年4月24日

そうなんです。ラストシーンは変わってましたね。2作目のエンディングがとても良かったので、個人的にはこれでおしまいにしてもよかったような気がしました。

シネマディクト
talismanさんのコメント
2022年4月24日

なるほどー。再編集といっても大きな違いはなかったんですね。

talisman