配信開始日 2021年12月9日

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・フランス座」浅草キッド 20歳®︎さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ワンス・アポン・ア・タイム・イン・フランス座

2022年1月15日
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タランティーノのワンアポ見た後にこの作品を見たので、
ラストのシーン、嗚咽しながら泣いてしまいました。
シャロンテートが映画の中に生きていたように、
あの頃のフランス座も永遠に映画の中にありました!
映画の魔法!
ありがとう劇団ひとり!

余談:
現在20歳。この映画を見て初めてツービートのネタを見ました。立川談志もそうだと思いますが、毒っていつの時代に見ても古くならないんですね。中学生の社会の時間に教科書に載っている風刺画を見るのが好きでした。
私は女ですが、女性蔑視の言葉って意外と好きなんです。ついつい笑ってしまうんです。
というか笑える余裕くらい持ちたいものです。
「あんま」とか「めくら」とか「つんぼ」とか「びっこひく」だとか
昔の文学や映画にはよく出てくる言葉も、なんか魅力的に感じてしまうんです。
勿論、馬鹿にしたり嘲笑も含まれた呼び名ですが、それ以上に、社会の中で一つの括りというか、
社会の一員を担っている大切な人種だよ、みたいな感じがして
健康的な差別というか
そんな人たちがいて社会だよっていう気がして
だから今の時代に差別用語とか蔑視発言と言われている言葉聞くと安心するというか
まとまりませんが、ただ一つ私が明確に言語化できることは、
ホームレスのいない街は信用できない
という事です。

この事とお笑い芸人(道化人)について書きたかったのですが長くなりそうなのでやめます。

ツービートのネタも、北野武監督の作品も
そういう事を勝手に思い起こしてしまう、大好きなものです。

22歳®︎