「観る人を極端に選ぶ映画。←当たり前。」劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! 怪盗からの挑戦!ラブでパパッとタイホせよ! 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0観る人を極端に選ぶ映画。←当たり前。

2021年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

かわいい物観たさで観始めたこの作品(リアルタイムではなくDVD BOXで)←よっぽどやな!おまえ!
生きて虜囚の辱めを受けることは覚悟で劇場にも足を運びました。ヤケクソの特攻だったので、二回二度通しで観ましたとも!
観たい映画観てなにがわるいとや!←ここ、歳バレするところ( ̄▽ ̄;)
ところが最悪の事態だけは免れました。
お子さん連れのお客さんが、ほとんどいなかったんだもの。2組ほどでちびっこたちの姿がちらほら3~5人ほどしか見えないんだもの。あとは“おおきなおともだち”(もちろん私含む…)が5~6人ほど
気のせいか、背中に感じるお母さま方の、蔑みとも哀れみとも憎悪ともとれる負の感情がない交ぜになった非常に痛いプレッシャーを感じたの。しゃーない。
まぁ、テレビ放映のされていない地域なので、知名度もかなり低かったのかな。しゃーない。
そして肝心のレビューです。
テレビ版は「えっ?なんで?」とガクっと脱力した後で、思わず「一本取られちゃいましたー!」とクスクス笑う楽しみがあったのですが、劇場版では。余計な設定とエピソードを詰め込みすぎてかなり興をそがれてしまいました。
言っちゃ失礼なのですけれど、劇場版での豪華キャストが柳沢慎吾さんと加藤清四郎さんいう本当に微妙な方々なんだもの。
そもそも慎吾さんのパトカー無線のモノマネとか「アバよ!」とかのギャグって、ちびっこたちの父兄の皆さんには通じないでしょう。お爺さんならいざ知らず。←ここでも盛大に歳バレ。
そして、消化不良ってか、全く喰いつきもしていなかったソウタ君とママピョコのエピソード。
あれはいったい何やったねん!いらん!(断罪!)
あと、中途半端に持ってくる下ネタ。どうせやるならとことん開き直ってほしかったか、あるいは正直全くいらなかったです。はい。
それ持ってくる暇があるなら、せめてお約束の「ワール!ピョーコ!だーん!」くらいは入れてほしかったなぁ。
相変わらず脱力系爆載のラブパトカードとかキャットモードとかキャンディーモードとかは、ラブパトらしくて本当にクスっときちゃうのよ。
(何を言っているのかさっぱり訳が分からないポルナレフ状態でしょ・汗)
なのに、無駄に中途半端に練ったストーリーが邪魔をして、脱力する暇を与えてくれないの。
ラブピョコが「ママピョコ、ママピョコ」うるさいし!(笑)
で、やはり来ましたか!劇中の歌と踊りコーナー!これが怖かったのよ!これが!
幸いにしてちびっこたちがほとんどいなかったので、歌えや踊れ状態にはならなかったのですが。
それは正直針の筵。作品への踏み絵状態。参加したらしたで「何やってんだ…俺…?」感MAXだし。
参加しなかったらしなかったで完全アウェー感に心ヤラれちゃうし。
ほんま難しい映画観に行ったもんやで(困)
でもね、ラブパトリーナのMVと割り切って観れば大変にかわいくて素敵な映像作品だったです。
観る人を極端に選ぶ映画ですが…(^-^;
ちなみに、入場者特典のマックスラブリーカードは中学生以下のお子様のみに配布。オッサンには塩対応だったです。
もぎりのおねぇさんも、心なしかお顔が引きつっていたようでしたし
( ̄▽ ̄;)ウワァ…←なんでや!観たい映画観てなにがわry…

コメントする
野球十兵衛、