「心に残る良作です」映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021 シンさんとドラえもんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0心に残る良作です

2022年5月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

3歳の子どもが、見たいと言っていたことから、付き合い程度で見ましたが、余韻がかなり残っており、思わずレビューを書いています
旧作は動画配信サービスで流していたのですが、やはり現代のアニメはすごいですね、とてもよく動くし、カットも素晴らしかった。そして、響く箇所もたくさん。
大人の私は、よその星の戦争に首を突っ込むのは問題じゃなかと思い、でももしも私が子どもだったら、友達のために少しでも何かをしてあげたいと思うのは当然なんじゃないか、勇気を持って立ち上がるそんな勇気のある子どもになりたかったはずです
スネ夫以外のみんなは(ドラえもんですら)、その思いが強くてどんどん前に進んでいきますが、スネ夫の戦争に行きたくないっていう、一人だけの置いてけぼりの気持ち当然なことで、それでもスネ夫は、仲間のため宇宙の彼方までついて行くという行動力は、とても勇気のあることだと思います
戦争なんてなければそれがいいに決まってます。でも所詮それは理想で、戦争っていつも大人が勝手にやり始めて、巻き込まれるのは子ども。決して目を逸らすことはできません。
戦うことは必要なことで、放棄するべきではない。二度と戦争を独裁を許さない、そんな強い思いこそが、戦争を無くし、もしものときに強い力を発揮するのではないでしょうか
家族で見に行って、感動したし、子どもに戦争を経験させてはいけないなと改めて感じる映画です

シンさんとドラえもん