劇場公開日 2021年1月8日

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「コミカルながら胸がスッキリとして前向きにさせてくれる映画。」チャンシルさんには福が多いね ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0コミカルながら胸がスッキリとして前向きにさせてくれる映画。

2021年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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やっとチャンシルさんには福が多いねを観たが予想以上に良かった。チャンシルがPD予定だったはずの映画監督が突然急死。これを機に失職して何もかも失ってしまったチャンシルが、途方も暮れていた矢先のチャンシルの人生を取り戻す姿に時にユーモアもありジーンとくるところもあり、これから前を向いていこうという姿勢に私は男性だが胸がスカッとした。こういうご時世の時にこのような映画を観ると明日も頑張ろうという気持ちになる。愛の不時着でお馴染みの耳野郎役のキム・ヨンミンのレスリーチャンもどき役のユーモアでコミカルな演技を見せながらチャンシルに人生のアドバイスをするシーンも良かった。韓国ドラマ、映画でお馴染みのユン・ヨジョンが地味ながらいい味を出した演技を見せてくれる点も好感。エンディングとエンドロールのコミックソングっぽい曲は耳に残る。合格です。女性の方で何か今辛い悩みを持っていらっしゃる方にお奨めです。私が観た日は何故か年輩の男性が多かった。この映画のシーンで小津安二郎の映画に触れるセリフがあるのだが、これのウンチクを奥様に語りたいためなのだろうか?

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ナベウーロンティー