おとなの事情　スマホをのぞいたらのレビュー・感想・評価

どんどん深みにハマる内容
目が離せなくなります

個性的な役者のテンポの良いコメディ映画。
携帯によってそれぞれが秘密をどんどん公開される恐怖。今携帯使ってる全員が見られてくないと共感する…

個人的には最初のシーンが気になってたけど、途中から理由も説明してもらえるし、顛末にも重要な役割だったんだなと納得。

ほとんどの場面がテーブルを囲んで展開。
動きがなくても、演者の力だけでグイグイ引き込まれる。
夫婦間の秘密、沢山。僕もそう。言えないことだらけ。
他人の不幸は喜劇。
自分の秘密バレるとおそらく地獄。

旦那の浮気を疑う新婚の女性が

知り合いの２組の中年夫婦が集まるホームパーティーで
夫婦の信頼関係ってどうやって築いて行くのか？
そのお手本を見せて欲しいと、
出席者全員のスマホをテーブルに置いて
届いたメールやラインは見せ合う。
電話はスピーカーにして堂々と話す。
そんな約束をしてホームパーティーを始めるが〜〜

恐ろしい話ですよね〜〜（笑）

一番最初にこのシチュエーションを考えた人の勝利！！

時にホラー、時にコメディーその思わぬ話の展開に
目が離せない作品ですね。
心して観て下さいませ（笑）

で、月に８回ほど映画館に通う
中途半端な映画好きとしては

オリジナルのイタリア版「おとなの事情」と

韓国版リメイク「完璧な他人」も鑑賞。
三作を比べると、正直、日本版がイマイチぬるい〜〜

日本には欧米圏みたいに
友人知人が集まって頻繁にホームパーティーを開く
と言う習慣がないので
日本版独自にある設定をプラスしている。
韓国版にも独自設定がプラスされているけど

日本版はその設定のせいで
良い話へ落とし込もうとしてて

その事でテンポがなんか悪くなってる気がする。

オリジナルイタリア版は2017年の鑑賞なので記憶が曖昧だけど

韓国版には浮気の話だけでなく、
面倒な姑を老人ホームに入れようとして

資料請求していたことがバレたり

実は内緒でやっていた投資に失敗してたりと
大人の事情がてんこ盛りで

とんでもない方向に話が転がっていた。
日本版はそのあたりは切り捨ててあって
それも物足りなさに繋がっているのかも？？

オリジナルイタリア版は月の魔法〜〜
韓国リメイク版は子供の頃の記憶〜〜
日本リメイク版はいかにも日本人らしい
みんな一緒感〜〜

落とし所もそれぞれなので
見比べてみると良いかもです。

役者さんそれぞれは
さすがに皆さんベテラン！
益岡徹さんとか、画面に出てるだけで安心しちゃう。

スマートフォン、誰もが何がしかの秘匿情報を詰め混む超個人情報機器。それをパブ
リックに晒す時、必ず人は恐怖に晒される。ましてやパートナーの前で公開するとな
れば１級品のホラー映画にある。物語の進行はある意味ホラーだ(笑)。どういう展開
になって行くのかな？との好奇心は意外な展開へ。東山紀之さんの言葉がハチャメ
チャに終わりそうな展開を感動に転じさせる。長い長い夫婦の人生劇場、時に過ちも
あれば失敗もある、でもそれを人生の大河ドラマの中で受け入れる包容力を持つこと
ができるか、大切なものは何なのか問いかけられる物語。

クスッとする場面あり、修羅場あり、全体的に面白い内容だった。
映画だからハッピーエンドで終わったけど実際に起きたら絶対にバッドエンドだと思った。
場所が変わらないが意外と飽きずに楽しめた。

どんだけ仲が良くても隠し事の1つや2つはあるものか。
人のスマホを見ても良いことはないなと実感した。

ある意味ホラーな映画。

突然、嵐の中でコンビーフの缶をあける人物？
一寸眠かったんでハッキリ覚えてないけど、
普通なら知り合いそうもない夫婦三組と独身男性
の食事会。
主催した夫婦の妻が夫婦間で処理するような問題を
他も巻き込んで繰り広げられる下世話な話し⤵
スマホを盗み見るのも善くないが、
普段どのように使用しているかなんてのは、
何も問題がなかったとしても
明らかなプライバシーの侵害じゃないですか。
これが自分事に置き換えもせず、
シンプルに面白いと笑える人は怖い人。

途中で帰りました。

舞台の演劇っぽいのかと思って見に行きましたが、難解さもなくわかりやすく、メインキャストの誰かに苛立つこともなく気軽に見られる作品でした。
セリフ一言で流れがガラッと変わったり、背景を推測したりというのを期待していくと肩透かしかもしれませんが、コロナ禍でちょうど良い濃度の作品だなと思いました。

常盤貴子ファンのため期待して鑑賞しました。
内容はとっても面白かったです。
俳優陣の演技も満足です。
ただし、すごく低予算で撮った感があるので一般の鑑賞料金では高い気がしました。
是非とも舞台で生で演じてほしいものです。

1シチュエーションで、殺人などの事件の起きない、けれど本人達にとっては重大なことが起こるある夜の物語。

大きなどんでん返し！のようなものはなく、ある程度予想はつくのですが、このコロナの時代に改めて「人と人とのつながり」を問いかける作品でした。

人間関係や、思いは、教科書通りにはいかないな、と思わされました。

　増岡徹と鈴木保奈美の夫婦が美容整形外科医と精神科医。他のメンバーをみても、年齢・趣味などの共通項が全くないので、これは何か事件によって繋がってるメンバーなのかと想像しながらの鑑賞となりました。満月、月食、コンビーフ、そしてトランスジェンダーといったキーワードであれこれ考えていたら、まさかの延滞料督促メールで大爆笑。吹いた、吹いた・・・

　序盤にてシリアスなLGBTネタを持ってきたのが正解だったのかもしれません。徐々にくだけていき、浮気や出会い系サイト、もう阿鼻叫喚のような会話の応酬が不幸な結末しか予想できなくなっていきます。

　東山紀之の設定もよかったけど、笑えるパートは常盤貴子と田口浩正の夫婦が担当していました。さらに予告編でも気になっていた常盤のスカートめくり上げシーン。こんな秘密が隠されていたんですね！魅力的です。また、田口がこれだけ目立ってる作品も初めて観るような気がするので、チョイ役時代から注目していただけに嬉しい限り。主役でもいけるんじゃないでしょうか！

　最後はうまくまとめたな～って感じだったけど、生かされたんだから前向きに生きていかなきゃ！と勇気をもらいました。ちょっと得した気分。

個人的にいつも通り､作品どうこうより､昔から大好きな常盤貴子ちゃんと木南晴夏ちゃんがお目当てで観に行きました(笑)

昔から相変わらず常盤貴子ちゃんの可愛いさと綺麗さとスタイルの良さに観入ってしまいました｡
(常盤貴子ちゃんは同世代なんで綺麗と言うより可愛いと思ってしまうんです)
木南晴夏ちゃんも相変わらずいい表情で勇者ヨシヒコの時からまた演技の幅が広くなったなぁと思いました｡

久々に観た鈴木保奈美さんはやっぱり女優なんだなぁって思いました｡
現実で結婚してからブランクがあった時期があったと思いますが､やっぱり演技の迫力がスゴい‼️
また､保奈美さんと常盤貴子ちゃんが同じ作品で観れるなんて昔では考えられないくらい贅沢なキャストチョイスです｡

で､この豪華な女優陣にジャニーズ俳優陣の東山紀之さん❗
これまた相変わらずの安定した演技力で引き込まれました｡
ジャニーズ事務所の真の長男はちゃんと仕事してる東山さんだろ‼️と個人的に思ってしまいました(笑)
男のオレから見ても容姿もだけど面白いし愛妻家だし何でもできてカッコいい｡

みんなの前にスマホ置いて､LINEやメールが来たら公開､電話はスピーカーで会話って､やましく無くても何かイヤだよなぁ(笑)
案の定､ここで事件が次々に発生となるんだけど､夫婦喧嘩が始まるのは当たり前で修羅場になるんだろうけど､あんなに丸く収まりますかね❓
オレは無理だなぁって思いました｡
愛人に妊娠させて､身内グループ内同士で浮気が発覚して､それが何か雰囲気で無かった事になったようになって､結果ハッピーエンドって(笑)
そんなところが突っ込みところ満載でしたが､概ね話のテンポも良かったし､出演者達の演技力と脚本の力もあるんですかね?全体的に面白く満足できた作品でした｡

理由のある人達が、
毎年集まって食事をする。
ただそれだけだが、
そこに情報ツールを晒せとなると、
ずいぶん事情が変わってくるんだな。
そんなありそうな出来事を、
また面白おかしく観れた。
途中クスクス笑い、
えーとなり、
あーとなる。
何の気なしにで観たが、
楽しませて貰ったな😃

あの何とか窮地を逃れようとさもしくもがく所から友人の名誉のために最後は意を決する所まで、顔の表情一つで演じるとはさすが舞台人。彼がいないとこれほど大笑いできなかったであろう。エンディングが都合良すぎる気もするが、危機を生き延びた同志としての絆があればあり得るかも。それにしても自分にはこんな危険なゲーム、とてもできないなあ、と思ってスマホを見てみたら……特に何の問題も無さそうだった…😭

お化けや幽霊と違い
視覚と想像力とで怖がらせるのではなく
スマホ依存症で
そこそこ自分の秘密も入ってる私としては(^_^;)
こんな恐怖はない。
自分とリンクして震えた。
あー怖かった。
(どんだけ秘密が入ったスマホだよ(^_^;))

この手のシチュエーションコメディの中では秀逸。
笑ってビビって笑ってビビっての連続。

まー
「ん？宛名でバレないか？」
みたいなチープトリックはありますが
楽しかったです(^ω^)

映画で見るから面白い。
でも、実際だったら壮絶なゲームだと思う。

他人のスマホを覗いたっていいとこないのに。。。

場面はほとんど同じセットで、
登場人物も限られているので、話が入ってくる。

いろいろな秘密がバレていき、
各々の喜怒哀楽がしっかり溢れていて。。。

笑うもあれば
しっかり考えさせられることもありました。

結局映画では、最後、昔（知り合ったきっかけ）を思い出そう。

と、知り合った時のことを思い出し、和気あいあいとしていましたが、
私の感情のうまく丸め込まれた感は否めませんでした。

でも、最後、追い打ちかけるように　またスマホが鳴って、
まだまだ何か起きるのか？とドキドキを残した終わり方はよかったと思います。

普通の夫婦や恋人ならきっと亀裂が入ったり、
あー、本当はこうなんだ。こう思ってるんだ。って
色眼鏡でしか相手を見れなくなってしまうのだろうな。って

なので、
私は旦那の秘密を覗く気も、
自身の秘密を覗かせる気もありません。

2021年3本目。

なかなか面白そうなスマホゲーム
しかし、皆さんやってる事が若いね
設定年齢の割には
最後はなんか上手くまとまった様ですがこれで良いの？

ゲーム感覚で自分の秘密を他人に晒してはいけません。人に言えない事、言ってはいけない事を隠すことで表面的な平穏が保たれているのが人間社会ですから。「禁断のゲーム」に踏み込んで、スマホから次々に明らかになる各人の「秘密」に右往左往して大混乱する様子が、実にテンポよく展開し面白い。暴露される秘密自体は、さもありそうな事ばかりで興味もないが、その時のやり取りが緊迫感があって実に面白い。ごまかそうとする者、下手な言い訳をする者、開き直る者、人間性が直接現れてしまう。完全にアウトなのは、よその彼女を妊娠させたり、仲間内の女性と不倫しているカフェのマスターくらいだが、どの「秘密」も当事者には深刻だ。この混乱を破局で終わらせるのは簡単だが、「雨降って地固まる」ではないが、何とか全員和解にもっていった。大洪水や月食の話は無理くりな感じがするが、そのおかげで話がまとまったようだ。
「ワンシチュエーション」で制作費がお安そうだと最初は思ったが、7人が協力してシーンを作り上げていくのは、さぞ大変だったのではないかと推察する。これだけの人数が集まっていると、各役者の個性や力量が歴然と現れてしまう。それがこの映画の楽しみでもある。

2021年映画鑑賞12作品目
1月18日イオンシネマ石巻
オリジナルは観たことない

面白いに決まっているでしょ
あちこちでリメイクするんだから
星1とか2なわけがない
もちろん脚本がいいわけだし
役者さんだってちゃんとした人たちを起用したんだし

最初は若干スロースタートでゲイのくだりからエンジン全開そのまま突っ走った
喜怒哀楽すべてが詰まったコメディー

あることがきっかけで絆が深まり仲良くなってパーティーでたびたび集まるようになった7人の大人たち
外科医と精神科医の夫婦
弁護士事務所勤務とパートの夫婦
カフェの雇われ店長と獣医の夫婦
ゲイの独身男性
獣医の提案で全員のスマホを出してメールの内容を公表することになる
ありえないでしょ
夫婦でも知られたくないことがスマホにつまっているでしょ
え？無い人いるの？それは良かった
しかし当然のことながらこの人たちはしっちゃかめっちゃか
でもなんやかんやでなぜか丸く収まる

日本人もヒンバ族のような男女関係なら平和なんだろうけどね
それじゃワイドショーや週刊誌はおまんまの食い上げだ

強いてあげるなら冒頭はいらなかったかな
いきなりあのパーティー会場で良かった
あのパーティー会場のみで進行するべきだった

三谷幸喜監督にはこういう映画を作ってほしいのに
もう面白い映画を作れないなら舞台に集中してください

明日コンビーフ買って酒の肴に食べます

この映画の初めにコンビーフを開けるシーンがあります。この小道具がどんな意味を持つのか、興味津々で映画がはじまります。中間とラストに深いセリフが流れます。一つは「夫婦はお互い同士が勝ち負けでは幸せにはなれない」。もう一つは「夫婦には様々なことが起きるが、それは生きている証拠」です。ベースがイタリアのコメディらしく、笑えるところが随所にあり、大声で笑ってしまいました。特に東山がゲイというところは、ツボでした。やがて、夫婦間の隠し事が、携帯に届いた連絡によって明らかになるにつれ、緊迫した展開は高まって行きます。しかし、登場人物たちの発言によって修復に向かうと、徐々にハッピーエンドへ。劇中にあるように、月が月蝕によって消えても、また元通りになるように、夫婦たちは見事に乗り越えます。この映画のメインは喫茶店で行われますが、さながらその場が、人生体験の坩堝のような状態でした。発端は結婚に喜びが持てない女性が、夫婦間には隠し事があるのかないかを、スマホにかかってくる電話やメールを公開することによって、清廉潔白に生きているかどうかを試すものですが、隠し事のない夫婦はありえないはずです。それが、ラストには傷だらけになりながらも、見事にひっくり返して、それでも生きることが大切だという結論に持っていく流れは秀逸です。それは三日間、生死を分ける台風の状況下に、一緒に過ごしたという過去が、強く作用しているからこそだと思いました。最後は私の大好きなポジティブでゴールです。